SonotaCo.JP

[mars]

岡山の南向けのカメラに-7.9等と判定の火球が写りました。

[H.Yamakawa]

Ishikawa2からは　カメラの下隅にかろうじて引っ掛かりましたが、最大発光部は逃しました。
また、カメラが結露しています（？）ので精度的に辛いものがあります（左上の空で位置合わせ５個　dpix avr 0.400）

追記
室石さんのところ【流星LIVE＠満天星】にまだ映像が残っていますね。
柳田村は良好な天気だったみたいです。鎌首をもちあげたサソリと夏の銀河がいいです
http://www.yanagida.ne.jp/muroishi/livemeteor.html

[SonotaCo]

Tokyo1からは後半が雲の中の怪しい光芒の流れとして映っています。
交差角が小さいようですし、この天候ですから、精度は期待できないようです。
4点同時観測になったというのも奇跡的かもしれません。
地球向点に近い所からの高速火球でしたね。

[齊藤 直也]

Tokyo6 では、残念ながら光学では捉えられていませんが、
HRO に１分半ほどのエコーが受かったので画像データを掲載しておきます。

[masuzawa]

長野の天候はまずまずでした。 5等星までマスクされています。

[INOUE]

神奈川県・伊勢原市のＩＮＯＵＥです。
こちらからもぎりぎり西の遠方で捉えていましたが、完全な曇りのため計測は出来ませんでした。

[前田]

宮崎の前田です。
１２ｍｍレンズの視野の中心だったのですが、こちらは雨でした。

[上田昌良]

斉藤さんへ、
大阪での電波観測ではこの火球と思われる流星エコーが
ハデに受かっていました。火球との距離が東京の斉藤さん
の所より近かったためでしょう。

[METROkochi]

皆様

この火球について前田さんから教えてもらいました。

高知工科大学ではＨＲＯ電波干渉計を５ｃｈ化して、
準リアルタイム（１５分後）表示の運用を開始しました。
http://obs.ele.kochi-tech.ac.jp/IF/index.php

今回受かったようで、良いキャリブレーションになります。
リアルタイムの画像はすべて残らない設定なのですが、
テキストデータでは、

発生時刻 方位角 仰角 経度 緯度 継続時間 強度
090309 05:03:27 207 97.1743 33.1848 134.744 33.4653 71 12
090309 05:03:28 208 267.277 72.4350 133.507 33.6078 24 10
090309 05:04:02 242 124.452 84.8160 133.770 33.5784 53 12

となっています。

山本

[SonotaCo]

5ch電波干渉計15分毎準リアルタイム表示は素晴らしいですね。画期的な進歩だと思います。

折角の電波光学、多点同時観測ですが、各地の天候が悪く、光学側の精度が出ていなくて残念です。
殆どの観測点は曇天で比較星がなかったのですが、Nagano1は比較的好天に恵まれ比較星が49あり、IS2もかろうじて比較星が5つありました。
以下は、この両観測点を使った計算結果です。
交差角が8.7度しかないですが、この組合せに限り一応UFOOrbitの品質チェックQ2をパスするので、電波観測との比較にはこのデータが良いかと思います。

位置の関係はよく分りませんが、電波側は侵入方向手前(南側)のやや上空部分を捉えているような感じでしょうか、時刻が随分違うのは興味深いです。
地球向点付近からの高速の散在流星でした。

多分、今後よりよい条件の同時観測が多数成功すると思うので、楽しみですね。

[前田]

前田です。
上田さんのHROですが、エコーの出現時刻が流星の出現時刻より
ずいぶん早いようですが、時計がずれているのでしょうか？

[上田昌良]

前田さんへ

時刻は、ずれています。HROのPC時刻をこまめに修正
していません。