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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Jan 17, 2009 10:14 pm 記事の件名: 2009年のかみのけ群 |
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1月10/11日から16/17日まで軌道計算しました。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sun Jan 25, 2009 9:07 pm 記事の件名: 1月17/18日から23/24日までの軌道計算結果 |
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1月17/18日から23/24日までの同時流星の軌道計算結果です。輻射点の広がりを大きくしています。精度を上げるとよく集中しています。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Wed Apr 08, 2009 7:41 pm 記事の件名: かみのけ座流星群の輻射点 |
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かみのけ座流星群をまとめてみました。
同群の同時流星は80個あり、その出現期間が2008年12月6日から2009年1月31日
の長期間あった。求まった輻射点などは次のとおり。
α= 181.58° +0.723 (λ-289) ±1.5°
δ= +20.11° -0.312 (λ-289) ±1.8°(2000.0分点)
地心速度VG= 63.6km/s、平均光度:-0.9等、平均発光高度:108.2km、消滅高度:96.6km、継続時間:0.22秒、流星の実経路長:14.2kmであった。
この結果は、SonotaCo Networkの皆さんならご自由にお使いください。
(ただし、使えるかどうかは各自で判断ください。私は、使うことがあります)
他に必要なデータなどありましたら請求してください。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri Apr 10, 2009 7:57 am 記事の件名: 同時流星の選び方 |
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宮崎の前田です。
この手の話の時はよく同じことを書き込むのですが、全流星からどうやって80個の
同時流星を選ばれましたか? この群の周りにはたくさんの散在流星があるはずですが、ばらつきが少ないようなので、2段階選抜のような
ことをやられていると思いますが。
ご承知のように、かみのけ群のように昔からやられていて、正体が不明のものは注意が必要です。
多分、UFOOrbitを使われたと思いますが、主な選別条件なども教えてください。
また、80個の速度分布なども見てみたいです。
(これらは、今回の群判定にはあまり関係ないと思いますが、参考までに)
説明: |
グラフをみて、黄経270ー290あたりの12月-1月上旬が、集中していないようなので、別の線を引いてみました。この線が、
上田さんの引かれた線よりよいとは思えませんが、一つの見方として。 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Fri Apr 10, 2009 7:45 pm 記事の件名: Re:同時流星の選び方 |
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前田さんへ
問い合わせをいただきましたので、回答をします。
>全流星からどうやって80個の同時流星を選ばれましたか?
UFOOrbitV2ソフトの初期設定のままでの群判定の結果から
選びました。
>この群の周りにはたくさんの散在流星があるはずですが、ばらつきが
少ないようなので、2段階選抜のようなことをやられていると思いますが。
12月と1月のすべての同時流星の輻射点の全天マッピングをみますと、
いかにも流星群の活動があったとみられる輻射点の分布があり、その図
を目で見て、「かみのけ群」と確認をして、
太陽黄経と赤経、赤緯それぞれ表示し、輻射点の移動ラインから著し
く離れているものを省いています。
さらに、速度についても著しく違う流星は省いています。
それよりも活動期間の決定が最も悩む所です。天気の良い悪いにも
影響されますので、毎晩のデータは無理としても、ある程度、継続して
出現していることを条件として、明白な活動期間を決めています。
>グラフをみて、黄経270ー290あたりの12月-1月上旬が、集中してい
ないようなので、別の線を引いてみました。この線が、上田さんの引かれた
線よりよいとは思えませんが、一つの見方として。
私は、最小二乗法による一般関数を求めています。こうしますと個人の
主観は入りにくいと考えています。
大量に同時流星のデータがありますので、今まで全容の解明ができなかった
流星群の姿を浮かび上がらせるチャンスです。みんなでアッタクしましょう。
説明: |
2008年12月と2009年1月の全輻射点の分布。散在流星とはちがい流星群活動である輻射点の集中がみられる |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Apr 10, 2009 9:01 pm 記事の件名: Com |
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ご参考までですが、 WGN4月号に投稿した原稿では Com について 2007-2008 2年の結果として 以下の数値を使用しています。
選び方は UFORadiant によるもので、
各夜の仮の中心から 許容範囲 (Comについては R < 6.0 dVg < 4.0) に入る流星を求め、そこから 極大日時と移動量を再計算することを収束するまで繰り返すものです。
日付範囲とR,dV は群によって手で調整しますが、あとは機械的に求めています。
Com
sol1 244.0 deg
sol2 311.2 deg
solp 265.7 deg
ra 159.7 deg
dc 31.6 deg
dra 0.79 deg/day
ddc -0.32 deg/day
vg 63.0 km/s
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Apr 11, 2009 8:27 am 記事の件名: 解説どうも |
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前田です。
上田さん、追加の図どうも。
かみのけ群の判定は J1_Comを使われたということですね。
私はそれが重要なことだと思います。
(UFOOrbitのデフォルトということは、Q1の判定基準ですかね?)
そこで、次に気になったのは、
J1_dLmはどうされましたか?(いわゆる12月のこじし群)
かみのけ群との関係が微妙な群ですよね。
上田さんが新しく示されて赤くComと書かれているあたりはJ1_dLm
のように見えます。(見にくいので、まちがいかもしれませんが)
ただ、J1_dLmもかみのけ群に含めたならば、80個という数は
SonotaCo-Netで捕らえられた数としては少ないような気がします。
最小二乗法と個人の主観の点ですが、前のメールの最初に書いたとおり、
どのデータの組を使うかを決めるところに個人の主観が入っているので、
最小二乗法を使えば、主観は入らないというのは必ずしもいえないと思います。
SonotaCoさんのUFORadiantを使う方法は、発表されたときに少し議論したと思いますが、煩雑な関係(長くなるので、具体的には書きませんが)をすっきりさせた閉じた体系
で、現在の所私はもっとも信頼しています。
出現期間に関してはおっしゃるとおりで難しいのはよくわかります。
速度の分布も速い割にはよく一致していますね。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sun Apr 12, 2009 6:55 pm 記事の件名: Re:解説どうも (重要) |
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前田さん、
たいへんなことになりました。
かみのけ座流星群Coma Berenicidsと12月こじし座流星群December Leo Minoridsは
同一のものですね、
太陽黄経と輻射点の赤経赤緯のグラフにしますとはっきり同一流星群と
わかります。
これは1973年発表のA.F.Cookの流星群リストに、かみのけ座流星群の
活動期間として12月12日から1月23日、 RPはα=175°δ=+25°(λ282°)
となっています。
このことをチェックするのを怠っていました。
結論としましては、12月こじし座流星群はかみのけ座流星群の活動のこと
で、12月こじし座流星群という名称はつかわないのがよいでしょうね。
説明: |
かみのけ座流星群と12月こじし座流星群の輻射点分布 |
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説明: |
かみのけ座流星群と12月こじし座流星群の輻射点分布 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Apr 13, 2009 10:16 pm 記事の件名: むむ、、 |
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前田です。
思わぬ展開。
>かみのけ座流星群Coma Berenicidsと12月こじし座流星群December Leo Minoridsは
>同一のものですね
これは、Sonotacoさんも指摘されていましたし、私がよく参考にしている
1993年の橋本さんの観測指針
http://www.din.or.jp/~thashi/OG1993_12.htm
にも書いてあり、かみのけ群関連ではいつも問題になるところです。
さて、輻射点の移動だけを見ると確かにかみのけ群と12月こじし群は
1つの曲線(直線でない)にのるように見えます。それだけでこの2つを
一つの群と見なしてよいかというのが問題です。流星群の判断の一つに
流星数の変化があります。上記の観測指針にも
書いてあるように、この2つの群はそれぞれに極大を持っているように
ふるまいます。上田さんのグラフで言うと太陽黄経280-290度あたりの流星数が
少ないことに相当します。このグラフは2009年だけのものですから、
単に天気が悪かっただけかもしれません。しかし、橋本さんの指針に
もあるように、当時から、この付近は流星数が少ないようなのです。
それもあって、私は かみのけ群と12月こじし群は何か違うと信じています。
非常に感覚的な眼視観測の印象で申し訳ないのですが、こじし群は火球も飛ばし、
派手な感じ、かみのけは暗い流星がひたすら出る地味な印象です。
しかし、世の中で、これらの群は一つの群という意見が多くなって来ているのは
事実です。Sonotco-Netの圧倒的な同時流星がきれいに並ぶのをみるとそちらが
正しいのかもしれないと思うこともあります。
上田さんはどちらと思いますか?
このように輻射点移動は1本にのるが、出現数の変化が複雑というのは、
おうし群前後の黄道付近でもありますね。
少し話しは変わりますが、UFOOrbitV2への改訂のころ(?)に、SonotaCoさんは
流星の出現数まで含めた群判定のソフト化に挑戦されていましたが、結局各観測地点の天候(最微星)の判定に問題があり、V2には組み込まれませんでしたね。たしか、
出現期間や、極大日を機械的に求めるのが目的だったような記憶があります。
流星数(フラックス)という5つめのパラメータまで取り扱えるようになると群判定にさらに精度が増しますね。
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