SonotaCo.JP

[SonotaCo]

V1では4つの四角形による検出エリア設定でした。
しかし、仰角が低い場合など視野にに複雑な地上風景が入り、結果として監視領域を大幅に狭めねばならない場合がありました。
これを抜本的に解決すべく、開発したのが 監視領域を絵で書くArea Mask機能です。

[前田]

なかなか、おもしろいですね。１５年ぐらい前に買ったＰＣ９８００シリーズ用の
画像取り込みボードに同じような機能が付いていたのを思い出しました。
マスクというのは作ってしまえば、演算処理としては１回ですむので簡単なのでしょうか。

よくユーザどおしで話に出るのは、全画面選択のボタンがあります。
不注意で選択範囲が点になってしまって、一晩なにも検出されていないことが
今でも時々あります。このボタンをON にすれば、そのような不注意が無くなる
というものです。

[SonotaCo]

マスク処理は従来の4つの矩形に比べて負荷が減った感じがします。
確かに、V1は監視領域が不用意に変わってしまうという欠点があったのですが、この点はV2はバッチリです。マスク画像名をDA-ALL.bmpとしておくと無条件に全解像度で全領域監視になります。マスクエディタでもAll Detectボタンを押すと一発で全領域監視にすることができます。
やや気になっているのはエリアマスクは解像度毎に用意しないといけないことと、少しでも視野が動くと作り直しになることです。まこれは致し方ないかと思っています。