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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Sun Mar 18, 2012 11:21 am 記事の件名: UFOOrbitV2でinout確認をお願いしたいのです |
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SonotaCoさんへ、
2012年2月分の軌道計算をしますと、U2_20120201_.csvの結果がでます。
その中身で「inout」
0:始点終点が視野境界
1:終点が視野境界
2:始点が視野境界
3:始点終点共に視野内
と0から3の数字が出ていますが、軌道計算できた同時流星915個中、
0は0個、1は5個と少ないのです。ゆわゆる消滅点が視野外の同時流星が
極端に少ないのです。2の発光点が視野外は156個あります。
現在、WGN誌に7月ペガスス群の論文を投稿中で、実質のレフリーの方より
7月ペガスス群の63個中、発光点が視野外が9個で消滅点が視野外が0個
だが?という質問を受けています。
この答えは、観測者がカメラを低い高度に向けているからと思うと答えています
(この答えるのは私のあやしい英語ですので十分に伝わっていないでしょうけど)
お時間のあるときに「inout」の条件を再確認していただきたいと思います。
今後も、SonotaCo Networkのデータを使って論文を書かれ投稿される方が
続くと思われますので、よろしくお願いします。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Mar 18, 2012 4:20 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2でinout確認をお願いしたいのです |
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マニュアル での説明が不十分で申し訳ないのですが、
まず、 inout は 本来、各観測点の1つの映像についての話なので、各観測点のデータでしか意味がありません。
(Pairモードではすべてのペアについて その両観測点分の2つの結果が出力されます。この時、inoutはID1側の単点観測時のinoutが使用されており、1/t をしてもどちらかが使われます。)
unified radiant 時も 各ID1 についてのデータのinoutは そのID1の単点観測時のinout が使われていますが、
unified radiant モードで、 1/t によって絞り込まれた ID1が unified_n になっている統合軌道に対する inout は どの画像にも依存していないので、原理的に意味がなく、使用してはいけないものです (値としては使用した各観測点のinoutの平均値を四捨五入したものが入っています)
そもそも inout は開始点 終了点が 画面全体の端にどれだけ近いかで自動判断されており、雲によって開始点が見えない場合などには間違った値となるわけで、意味ある数値として使うのは個々の原画を肉眼でチェックする必要があり、レンズの画角との関係も大きく影響するので、多数の観測点の同時観測データについては扱いがとても難しいものだと思います。
というわけで、unified radiant の代表軌道についての inout を 統計処理してはいけないと思います。 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Sun Mar 18, 2012 5:28 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2でinout確認をお願いしたいのです |
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返答ありがとうございます。 |
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