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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Thu Apr 12, 2012 10:32 pm 記事の件名: 2012年1月から3月の火球 |
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2012年1月から3月のまとめです。_20120105_213841は、消滅点は和歌山県御坊付近で高度が38km台です。最終質量は小さくなりすぎているでしょうか。
_20120220_202539は消滅点高度32kmですが、佐渡西方海上では隕石の期待はできそうにありません。_20120328_184439の消滅点は,49kmですが、ずっと低空で隕石落下の期待もやや残っていることは別トピックで紹介されたとおりです。
_20120106_175053 と、_20120301_200348は継続時間6.6秒、5.7秒の共にほとんどアースグレージングです。
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201201-03fireballs.csv |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Mon Aug 13, 2012 9:54 pm 記事の件名: 2012年4月?7月の火球リスト |
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4月、5月には、消滅点高度が30km台後半に達するものもありましたが、いずれも海上で、隕石落下の検討は見送りです。
5月にはみずがめη群が2個、7月末にはやぎ群が5個含まれます。
_20120429_024136は、eが1を十分超えていますが、誤差でしょうか?
_20120716_234144は、輻射点赤緯が-41°という珍しい流星記録です。低速の割に、63kmで消滅したようです。
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ファイル名: |
fireballs2012_04~07.csv |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Aug 14, 2012 7:38 am 記事の件名: Re: 2012年4月?7月の火球リスト |
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司馬康生 wrote: | _20120429_024136は、eが1を十分超えていますが、誤差でしょうか? |
UO2のPairモードだと e が1.3 程度の組み合わせもあるようですが、一方の側からの観測の組み合わせで交差角が1.5度と小さいケースのようです。
Unified Raidiantモードや他の組み合わせでは1を下回るようなので、
このケースは誤差が増幅される条件が揃っているので、実際はeが1を超えていない可能性が高いと思います。
条件のよい確実なインターステラ流星をいつかは捉えたいと思っていますが、なかなか難しいです。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Thu Nov 08, 2012 10:06 pm 記事の件名: 2012年8月?10月の火球 |
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溜めてしまいました。
8月は、やはりペルセウス座流星群が多くみられました。_20120819_202755
は、消滅点が34kmですが、海上(紀伊半島南東方)でした。
9月は、_20121008_181804の消滅点が低く34kmであるのが気になります。一旦、「末端減速が明瞭でなく、隕石落下の可能性は低い」と言ってしまいましたが、_Nagano1_m3
の映像からの計算速度はVg=10km/s台となっています。写っている高度幅が64-34kmであることを考えると、「大気減速が少ない」と書いた前言は撤回した方が良いのかもしれないと思っています。あまり大きな質量の落下は無いでしょうが、一応予報計算はしておいたほうが良いでしょうかね。
10月において、それ以外ではオリオン群は1個のみ。おうし群が月末に増えています。
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ファイル名: |
Fireballs_201208_10.csv |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Sun Jan 06, 2013 7:48 pm 記事の件名: 2012年11-12月の火球リスト |
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11月はおうし群が目立ちました。一方、しし群は低調です。おうし群の中で_20121204_195045は、消滅点高度が41.8kmとかなり低空です。
もしかして、巨大な流星物質が飛び込んできたら隕石になるのでは?と楽しい想像が膨らみます。
12月にはふたご座流星群がわずか2個しか含まれません。眼視観測では多数の火球が報告されていますが、分光感度の差異によるのでしょうか。
その他、数は多くなっていますが、内容的にはやや地味です。
唯一_20121226_215914が消滅点30.9kmですが、これは別トピックを参照ください。
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ファイル名: |
Fireballs_201211-201212.csv |
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8.5 KB |
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485 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Sun Feb 17, 2013 8:28 pm 記事の件名: 2013年1月の火球リスト |
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2013年1月は、火球連発の印象がありましたが、集計してみると、数は普通だった。
最大の20130120_024203は、明るすぎて自動解析では消滅点高度62kmと、経路途中までの認識でした。
消滅点高度が30km台に突入していたのは3個もありました。・・・20130105_215551、20130118_224126、20130131_191957
一つ目は、福井県の敦賀市上空、二つ目は隠岐北東方海上、三つ目は福島県東方沖でした。
唯一陸上の、20130105_215551の消滅点は、JR敦賀駅や北陸道敦賀ICに近く、比較的人口密度がある地域です。
しかし、予想サイズはかなり小さいだろう。
最も明るかったのは、20130112_040752で、?9等でした。
全13個のうち、10個までが、a<2.5という軌道の小さいものでした。
20130113_024551は逆行軌道で、a=2.25(q=0.17)というのも、ちょっと珍しいのではないでしょうか。
どういう軌道進化を遂げたのだろう。
数は平凡と書きましたが、中身はかなり興味深いものが多い1月でした。
説明: |
2013年1月の火球(絶対光度?継続時間<?6) 13個 |
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ファイル名: |
fireballs_201301.csv |
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2.77 KB |
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502 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Mon Aug 05, 2013 7:31 pm 記事の件名: 2013年2月?7月の火球 |
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ずいぶん報告を怠っていました。
この期間、流星群としてはηみずがめ群が突出して多くなっています。発光点が140kmに近いものも含まれます。
消滅点が最も低かったのは、_20130413_220912で、30km付近まで光っていました。
日本海上で無ければ隕石落下の検討をしたいのですが、見込みの無い位置なのが残念です。
_20130604_023248は、δみずがめ的軌道の形ですが、時期や向きが、、、(難解だ)。
説明: |
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ファイル名: |
Fireball_201302_201307.csv |
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9.19 KB |
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426 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Tue Nov 05, 2013 6:55 pm 記事の件名: 2013年8月から10月の火球 |
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ずいぶん報告を怠ってすみません。
2013年8月から10月の火球集計です。
8月は、ペルセウス群に加え、やぎ群、はくちょう群が多数含まれます。
やぎ群やはくちょう群の活動が活発だったのかもしれません。
9月には、9月のペルセウス群が1個だけと、少々期待外れ。天候の事情もあったのでしょうか。
10月にはアンドロメダ群と判定されているものがありますが、ちょっと軌道が大きい感じです。
オリオン群の火球は2個のみで、やや控えめでした。
少々気になる1個が、_20131011_214739です。
絶体光度は-2.2等、継続時間が3.9秒、消滅点高度が31.7kmです。
火球掲示板では、分裂の観測など無く、比較的地味ですが、消滅点の低さが気になります。
ほとんど破砕が無く、Ablationが控えめ、消滅点の低さから、ごく小さな落下があったのかも、と思われます。
観測点から遠いのが難点で、詳細検討した方が良いか迷うところです。
説明: |
_20131011_214739
の対地経路と日心軌道 |
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145.02 KB |
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13839 回 |
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説明: |
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ファイル名: |
2013_08-10_fireballs.csv |
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9.65 KB |
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405 回 |
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INOUE
登録日: 2006.02.09 記事: 4332 所在地: 東京都八王子市
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日時: Tue Nov 05, 2013 9:42 pm 記事の件名: _20131011_214739の映像 |
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神奈川からの画像です。
消滅点は視野外でした。光度変化が穏やかな火球でした。
説明: |
20131011_214739 spo Mag=-1.1 Dur=3.887 Cam=KN1_W Alt=30.9 |
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32.37 KB |
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13822 回 |
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説明: |
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ファイル名: |
M20131011_214739_KN1_W.wmv |
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661.72 KB |
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414 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Tue Nov 05, 2013 10:58 pm 記事の件名: 画像ありがとうございます(->INOUEさん) |
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早速のアップありがとうございます。
きれいな写りですね。
それはともあれ、消滅点が写っていなかったのですね。
すなわち、これはもっと低空まで達していたということになります。
もし良ければ、三本松高校さん、画像と解析データのアップをお願いできますでしょうか。
上田さん、お忙しいところ恐縮ですが、もしデータが揃えば、軌道計算をお願いできますでしょうか。
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三本松HS 三好
登録日: 2007.05.16 記事: 1290 所在地: 東かがわ市
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日時: Tue Nov 05, 2013 11:40 pm 記事の件名: Re: _20131011_214739の映像 |
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M20131011_214741_kagawa1_01 の静止画です。解析データはどうしたら良いのでしょうか?
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28.42 KB |
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13806 回 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Wed Nov 06, 2013 6:03 am 記事の件名: Re: _20131011_214739の映像(データ送ってください) |
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表題の流星の M******A.XMLを上田まで送っていただけませんか。(三本松高校 三好先生、井上さん)
送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp
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かなり消滅点が低そうですね。各フレームごとの軌道等を出してみます。
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3446 所在地: 長野県朝日村
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日時: Wed Nov 06, 2013 6:41 am 記事の件名: Re: 2013年8月から10月の火球 |
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司馬康生 wrote: | 少々気になる1個が、_20131011_214739です。
絶体光度は-2.2等、継続時間が3.9秒、消滅点高度が31.7kmです。
火球掲示板では、分裂の観測など無く、比較的地味ですが、消滅点の低さが気になります。
ほとんど破砕が無く、Ablationが控えめ、消滅点の低さから、ごく小さな落下があったのかも、と思われます。 |
この日は雨が強く降り出して撮影を20:52に中断しましたが、雨が上がって星が見えてきたので23:00に再開しました。残念です。
明日落下地点付近の現場に仕事で行く予定です。このあたりは日本のチベットといわれている秘境で、平坦地はほとんどありません。ただ、御池山隕石クレーターがあります。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Nov 06, 2013 9:15 am 記事の件名: Re: 2013年8月から10月の火球 |
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司馬康生 wrote: | 少々気になる1個が、_20131011_214739です。
絶体光度は-2.2等、継続時間が3.9秒、消滅点高度が31.7kmです。
火球掲示板では、分裂の観測など無く、比較的地味ですが、消滅点の低さが気になります。
ほとんど破砕が無く、Ablationが控えめ、消滅点の低さから、ごく小さな落下があったのかも、と思われます。
観測点から遠いのが難点で、詳細検討した方が良いか迷うところです。 |
この火球、Tokyo1で撮れなかったのかな? と思い調べてみたら、撮れていました。
CSVハブデータにも出ていますが、なんと 交差角が殆どなく UO2の設定による品質条件で出てこなかったのではと思います。
元のハブデータと殆ど同じなのですが、少し消滅点付近を伸ばして再分析したcsvもここに挙げておきます。
TK1_S8 は消滅点まで綺麗に撮れています。でも末端はやはり30km台で隕石落下は厳しいかもしれません。これはウチでは計算はパスします
落下点解析よろしくお願いします AXML は上田さんあてお送りましす。計算よろしくお願いします。
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Gmapです。交差角がないので誤差が大きくなっています |
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18.29 KB |
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13.93 KB |
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13771 回 |
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説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
M20131011_214740_TK1_S8.wmv |
ファイルサイズ: |
677.38 KB |
ダウンロード回数: |
486 回 |
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ファイル名: |
M20131011_18_001_TK1.csv |
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581 Bytes |
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402 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Sat Jan 04, 2014 8:26 pm 記事の件名: 2013年11月?12月の火球 |
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2013年11、12月の火球です。
この時期、おうし群は5個しか含まれず少なかった。
また、ふたご群も眼視では活発だったが、4個に止まっている。
特筆すべきは、消滅点の特に低い火球が含まれた。
_20131206_022109は、SonotaCo氏によって新潟県沖の隕石落下が計算されたもの。
隕石落下が相当濃厚だっただけに陸上から外れたのは残念!
_20131213_183647は、司馬によって、山梨県南部町?静岡県富士宮市付近に隕石落下を予報したもの。
このほかにも30km台に達した火球が2個あったが、そのうち1個はふたご群である。
相当堅固な流星物質だったのだろう。
_20131216_035422の軌道傾斜角は、0.016度という極めて地球軌道面に近い火球である。
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ファイル名: |
Fireballs_2013_11-12.csv |
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8.05 KB |
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375 回 |
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