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[SonotaCo]

カナダの電波観測によって 2013年12/7-8 (UT)に アンドロメダ座流星群の突発 (カシオペア座付近)が観測されたとの情報があります。
SonotaCo Networkの光学観測では12月に入り毎夜100個程度の流星が観測されていますが、この領域に特に活発な活動は記録されていません。

これまでに集まったCSVデータから計算したSonotaCo Networkの日々の同時流星観測数は以下です (時刻は毎夜およそ 9-22 h UTです)。
12/1 100
12/2 114
12/3 28
12/4 140
12/5 50
12/6 78
12/7 83
12/8 150
この中で当該領域に近いものはたった2流星しか記録されませんでした。

レーダ観測は測定精度は光学観測より劣るものの、天候に左右されず、高空のプラズマ発生を
高い感度で捉えることができると言われており、例えば殆ど光らないような極めて小さな塵の
大気圏突入によるものであれば、電波観測のみに突発として捉えられるということがあると
思います。

[ts007]

杉本氏の電波速報の次の所で、アンドロメダ群の突発の情報もあります。http://www5f.biglobe.ne.jp/~hro/Flash/2013/GEM/index.htm

[さぎたりうす]

12月上旬のCSVが出揃いましたので、再度確認したところ、非常に軌道のそろった3個の流星を確認しました。
平均の輻射点と速度は、R.A=18.8°　Decl.=+55.6°　Vg=14.8km/sで、
下記の論文で示されている値とよく一致しています。

The return of the Andromedids meteor shower
http://arxiv.org/abs/1209.5980
RA=18,Dec=56,V=16,Dec3-5

本年は電波での突発が話題になりましたが、光学的にも若干の出現を確認できました。

[SonotaCo]