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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Feb 17, 2013 4:59 pm 記事の件名: UFOCを利用した静止画の撮影 |
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宮崎の前田です。どこのボードに書くか迷ったのですが、ソフトだけでは無いので、ここにしました。
デジカメを使って、UFOCをトリがとして利用した静止画の撮影をされている方はいますか?
昨今の大火球ではないですが、ビデオは光度が飽和するのが早いこと、解像度が低いことから、
明るい流星をデジカメの静止画で撮りたいと考えています。ビデオと同じ視野にデジカメを向
けておいてUFOCでトリガをかけてデジカメのシャッターを切るという単純な方法を考えています。
もちろん継続時間の短い物は、写らないでしょう。
この方法はすでに、やられた人がいたような記憶があるのですが、何か情報あれば、教えてください。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jan 19, 2014 6:46 pm 記事の件名: 撮れるようになりました。 |
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前田です。
12月頃からテストしていたのですが、連動して流星が撮れるようになりました。
流星検知(UFOCapture)→音声出力→音電圧変換→リレーON→シャッターON
と言う流れです。
ただし、タイムラグが大きく、デジカメで写る流星は1週間に1個ぐらいしかありません。
これから、遅れを調べて見ますか、UFOCapture側で、流星を検知して、音が
出るまでに何m秒ぐらいかかるか分かりますか?
パソコンにもよるかも知れませんが、私はWinXPをCore2CPUの6400の2.13G と
言う古いマシンで動かしています。
色々副産物もあって、面白いです。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12653 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Jan 20, 2014 7:35 am 記事の件名: Re: 撮れるようになりました。 |
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前田 wrote: | これから、遅れを調べて見ますか、UFOCapture側で、流星を検知して、音が
出るまでに何m秒ぐらいかかるか分かりますか? |
Windowsのアプリケーションはリアルタイム処理ではなく、メッセージドリブンの非同期処理なので、これは不明です。
DirectShow映像プログラムはフレーム単位のパイプライン処理になっていて、
最も高速な場合 1フレーム(33msec)遅れでUFOCaptureに処理が渡ります。
遅い場合には さらに1フレームの遅延がデバイスドライバで発生し、その後タスクスケジューラーの不定長の処理ディスパッチ待ち時間がかかる場合があります(同時キャプチャがある場合など)。
で、UFOCaptureではMin(frm)指定が0か1の場合(継続時間を確認しない場合)は
その時点でWindowsの音声出力へのメッセージを出しています。Min指定がある場合には検出は少なくとも指定フレーム数後になります。 計るなら 是非 このMin設定は0にしてみてください。
このメッセージがいつ処理されるかはまたWindowsのメッセージディスパッチ待ちになります。
これらの処理の後半は マニュアル記載(4.1)の 外部プログラムリアルタイム連携機能を使うと高速化できる可能性があります。音声出力を使わず直接デバイス制御したほうが速い可能性がありますが、ハードウェアのOSレベルの直接制御は MSが提供する DDK というデバイスドライバ開発キットを使って開発する必要があり、かなり敷居が高いです。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Jan 20, 2014 11:19 pm 記事の件名: 設定 |
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前田です。
SonotaCoさん、詳しい話どうもありがとうございます。検出時間はその時の状況で変わるんですね。
遅れは、平均を取って調べて見ます。
minの設定ですが、通常は3でやっています。今日はためしに1で観測して見ましたが、
誤検出が急増し、やめました。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Feb 16, 2014 12:49 pm 記事の件名: 撮影画像 |
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宮崎の前田です。
観測しているのですが、なかなかアップできません。
その後、いくつかの撮影例を調べたところ、流星の継続時間が0.6秒以上とUFAに判定されていると、撮影成功するようです。
昨晩撮れた流星をアップします。
月が明るかったですが、露出時間が短いと何とか写ります。
昨夜のデジカメの設定はISO3200、1/2秒、35mm F2 でした。
グレーティングを付けています。(これがないと、流星か痕か判断できません!)
流星データは2月15/16
2:20:26出現 明るさ -0.1等、継続時間0.7秒、散在と判定されています。
見た目ではやや遅い感じの流星ですが、下から上ですから、結構速度の速い流星のはずです。短痕も出ていますし。
キャプチャー動画を見ると、かすかに短痕は見えています。
視野外ですが、流星から50度ぐらい離れたところに月齢16の月があります。
説明: |
こちらは、デジカメ画像で何も処理をせず切り出したもの。
流星は下から上へ飛び、左側の明るい線が0次像(本体)、右の薄い線がスペクトル。
真ん中から上が明るいのは流星本体の光のため
下の部分は短痕です。
スペクトルから短痕は酸素の禁制線と分かります。 |
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77.92 KB |
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5232 回 |
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説明: |
こちらは、めいっぱいコントラスト上げたもの。
流星部分のスペクトルが出ないか、期待したのですが、1本心眼で見えるか見えないかと言ったところです。 |
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ファイルサイズ: |
218.59 KB |
閲覧数: |
5232 回 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2754 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Aug 18, 2014 11:15 pm 記事の件名: 流星スペクトル |
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宮崎の前田です。
動画用にフルサイズデジカメを買ったのですが、スペクトルノ撮影が面白くて、
実験する前に、とうとう4K動画まで撮られるようになったのですね。すごいです。
さて、古典的な静止画の流星スペクトルを半自動で撮影していたのですが、、整理が追いついてなかったのですが、お盆休みに少し整理が進み、美しいスペクトルをいくつか見つけました。
多分、同じフルサイズでもフィルム時代よりかなり解像度が上がっていると
思います。
流星は下から上へ飛んでいます。
範囲は約410-700nm
濃いオレンジがNa,589-590nmで、これは分離していませんが、ピントと明るさの条件が
合えば分離しかけています。
2番目に濃い水色がMg,517,518nmできれい分離しています。
他のたくさんの輝線はほとんどFeです。
遅い流星でしたが、酸素の禁制線が1本ヒゲのように延びています。
このレベルのがどんどん撮れるとよいのですが、せいぜい月に1コぐらいです。
説明: |
ピクセル等倍のJPGからの切り出し、画像処理無し
2014.5.2 22h58m30s 出現,散在 -1.7等
EOS6D+35mmF1.4(SIGMA),絞り開放
露出1/2s、ISO8000
グレーティング 600本 |
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62.26 KB |
閲覧数: |
4389 回 |
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