さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sat Sep 18, 2004 11:14 am 記事の件名: 2004年9月2日21:46:49の大火球 |
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表題時刻に紀伊半島上空に満月級の大火球が出現しました。当方の他に徳島県の海南天文台の監視カメラ(これもUFOCaptureによるものです)及び石川県JN柳田での写真パトロールによって捉えられており、NMSの上田昌良さんの計算により軌道が求まりました。その結果奈良県大峰山上空にて発光、大阪湾の関西空港沖で消滅しています。隕石の落下があったとしても海だったのですが、NMSの司馬康生さんの計算では、大気中ですべて消滅し、地上までは到達しなかっただろうとのことです。
なお、輻射点から当初9月のうお群かと思われていましたが、計算の結果、みずがめ群に近い軌道をもっていることがわかりました。
余談ですが、この火球はこの日カメラを動かし始めて数分後に写っていました。帰宅して玄関を開けたときは、天気が悪かったので、食事してからのセットでもいいかとだらけた気分でした。ただ、何があるか分からないのでと、気を引き締めなおして、カメラをセットした直後のことで本当に幸運でした。ちょうど昨年9月にUFOCaptureによる観測をはじめ、2年目に入ったところで大きな収穫がありました。
関連サイト
海南天文台
http://monterosa.pages.jp
JN柳田
http://homepage2.nifty.com/milkyway/sakusaku/2_1.htm
説明: |
静止画です。曇っていますが、爆発点の少し上にかろうじてアルタイルが写っています。 |
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M20040902_214650-1.wmv |
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