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IMCとMeteoroids2016

 
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投稿者 メッセージ
藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Wed Feb 10, 2016 8:46 pm    記事の件名: IMCとMeteoroids2016 引用付きで返信

藤原康徳です

すでにご存じの方も多いと思いますが、今年6月オランダで流星の集会・研究会が2件開催されます。

International Meteor Conference (IMC)
6月2日(木)から6月5日(日)
Egmond アムステルダムの北西45km
参加費:175ユーロ(2月29日まで)、205ユーロ(4月15日まで)、4人部屋
参加登録締め切り:4月15日
http://imc2016.imo.net/

Meteoroids 2016
6月6日(月)から6月10日(金)
Noordwijk アムステルダムの南西35km
参加費:50ユーロ(アマチュア、学生)
      ただし、ディナークルーズは入っていない(+65ユーロ)
      ホテルは別途手配が必要
登録期限:3月1日
http://www.cosmos.esa.int/web/meteoroids2016

IMCはIMOが主体となって運営されているアマチュア主体の流星会議です。ホームページを見ると、73人の方がすでに申し込んでおられます。
日本からは現時点では0です。すでにシングル、ダブルの部屋は埋まっており4人部屋しかないようです。
SonotaCoさんや前田さんには海外からお誘いの声がかかっているのではないかと思います。

Meteoroids2016はプロ主体の会議ですがアマチュアとの連携もある程度は考えているようです。アマチュア料金の設定、招待講演、IMCからのシャトルバスなど

私のほうは、両方ともに参加したいと思っています。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Thu Jun 09, 2016 10:45 pm    記事の件名: 発表 引用付きで返信

前田です。
IMC2016で藤原さんと共同で発表しました。
Meteor spectra using high definition video camera
という大きなタイトルで、二人のこの1年間ぐらいのスペクトルの観測結果の第1報です。
私は参加できなかったのですが、藤原さんがポスター発表されました。
内容をアップしておきます。

謝辞の所にも書きましたが、SonotaCoさんを始め、ここのフォーラムの多くの方のご助言などのおかげです。ありがとうございました。

藤原さんの話ではかなり好評だったようです。



IMC2016_MKFY.pdf
 説明:

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 ファイル名:  IMC2016_MKFY.pdf
 ファイルサイズ:  1.42 MB
 ダウンロード回数:  238 回

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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Thu Jun 09, 2016 11:08 pm    記事の件名: Photo Competition 引用付きで返信

今回のIMCでは、流星写真コンテストがあり、テーマは、‘Meteors in our lifetime’ でした
何と訳すのでしょうか。人生の中の流星??ですかね。

これに、ここの英語ボードによく出ているMartinさんの薦めで、共同でスペクトルの写真を応募したところ、1等になりました。その画像と応募データを記念に載せておきます。

下の応募データにはないのですが、応募用紙にMartinさんが
We have chosen the image because it stands for international cooperation and also for its aesthetic impression, resembling a Japanese character.
と、書いてくれて、これがよかったのではないかと思っています。

応募データ (下の説明に入れたら、途中で切れたので、こちらにも載せます)

Meteor spectrum M20151127_222709

The meteor crossed the field of view at the optimum angle and different diffraction orders are visible. The spectrum shows the typical features of a meteor spectrum captured with an objective grating:

- Curved spectra with nonlinear dispersion,
- the higher intensity of the first order to the right of the zero order, typical for a blazed grating
- the second order at far right with the double resolution

The image was captured with a Sony alpha7S with a Canon FD24mm,F1.4 @F2, grating 600 grooves/mm. Software: UFOCaptureHD2 v410, peak image from 4K (3840 x 2160) video recorded at 30 frames/sec.



M20151127_222709_JPMZ1_HEPc.jpg
 説明:
Meteor spectrum M20151127_222709

The meteor crossed the field of view at the optimum angle and different diffraction orders are visible. The spectrum shows the typical features of a meteor spectrum captured with an objective grating:

- Curved

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 ファイル名:  M20151127_222709_JPMZ1_HEPc.jpg
 ファイルサイズ:  604.93 KB
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3426
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Fri Jun 10, 2016 6:19 am    記事の件名: Re: Photo Competition 引用付きで返信

前田さん
IMCでの写真コンテスト、第1回優勝おめでとうございます。
誰が見ても素晴らしい画像で、科学的な意義も大きく、賞にふさわしいと思います。
これも地道な研究の成果ですね。今後も期待しています。
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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Jun 10, 2016 7:40 am    記事の件名: Re: Photo Competition 引用付きで返信

おめでとうございます。

現代の流星写真として 世界一に選ばれたということで、世界遺産になったというか、それ以上というか、前代未聞の快挙だと思います。
Martinが英語会議室に速報を入れてくれたので、知りましたが、私も本当に嬉しかったです。

前田 wrote:
‘Meteors in our lifetime’ 

直訳すると、 '我々が生きている期間の流星' ということだろうと思いますが、
'最近本当に発生した' とか '身近にあった' とか 'これまでの全部' というようなニュアンスも感じます。
イマイチかもしれませんが、私が訳すなら、 現世の流星 という感じでしょうか。

本来ならチェリャビンスクの写真などが選ばれるようなテーマですが、4K撮影のカラースペクトル画像を選んだことは投票者の科学的意識の高さも感じます。
なにより、構図、鮮明さが素晴らしく 流星の全景が0次から2次スペクトルまで入っているのが見事というしかないと思います。これだけの偶然をしっかり記録するための努力も評価されているのだろと思います。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Jun 12, 2016 2:30 am    記事の件名: ありがとうございます。 引用付きで返信

前田です。
shimodaさん、SonotaCoさん
お褒めの言葉ありがとうございます。
世界一とか、世界遺産とか、ちょっと違うと思うんですが、、、。

IMCを盛り上げるために参加者から写真を募集して、とりあえず集まった物から
1番を決めようという趣旨ではないかと思います。応募が何点あったかも
分かりませんし、どのような審査で決まったのかも公表されていないようです。

藤原さんが帰ってこられたら、もう少し分かるかも知れません。

lifetimeのニュアンス参考になりました。最近合ったこと と言うのは言われてみれば
そんな気がしてきました。
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Thu Jul 28, 2016 11:31 am    記事の件名: IMCの集録 引用付きで返信

藤原康徳です

IMOのホームページで今年の6月にオランダのEgmondで開催されたInternational Meteor Conference (IMC)の集録のpdfバージョンが公開されました。
Freeでダウンロードできます。

http://www.imo.net/node/1693

プロ、アマチュアを交えて多くの流星関係の論文が掲載されています。また、ところどころに会議の様子や参加者の写真が入っておりIMCの雰囲気が
伝わってくる感じです。
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