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2016年7月21日3時25分50秒近畿上空の火球
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流星談話室 (Meteors)
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投稿者
メッセージ
さぎたりうす
登録日: 2004.08.09
記事: 4406
所在地: 大阪府大阪市東淀川区
日時: Thu Jul 21, 2016 11:35 pm
記事の件名: 2016年7月21日3時25分50秒近畿上空の火球
12mmの写野のほぼど真ん中に入ってくれました。
きれいな痕が残っています。
こちらからは-5.3等でした。
木星付近からの逆行軌道でちょっと珍しいですが、私と司馬さんのところでだいぶん速度の差があり、軌道長半径の誤差が大きいです。
M20160721_032550_osaka01_02P.jpg
説明:
静止画
ファイルサイズ:
74.87 KB
閲覧数:
3596 回
B20160721_032550OMAP.png
説明:
日心軌道
ファイルサイズ:
12.13 KB
閲覧数:
3596 回
M20160721_032550_osaka01_02.wmv
説明:
動画
ダウンロード
ファイル名:
M20160721_032550_osaka01_02.wmv
ファイルサイズ:
994.08 KB
ダウンロード回数:
333 回
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上田昌良
登録日: 2005.02.07
記事: 3090
所在地: 大阪府
日時: Fri Jul 22, 2016 5:16 am
記事の件名: Re:2016年7月21日3時25分50秒近畿上空の火球
こちらの12mmに写っていました。爆発点の高さを計算しておきたいですね。後日、撮影者の皆さんにファイルの依頼をします。
M20160721_032548_Osaka03_12P.jpg
説明:
表示の時刻は2秒ほど遅れています。さぎたりうすさんとは同時観測のカメラ位置が合っているようです。
ファイルサイズ:
19.82 KB
閲覧数:
3576 回
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司馬康生
登録日: 2005.11.26
記事: 2168
所在地: 明石市
日時: Fri Jul 22, 2016 10:22 pm
記事の件名: 明石から
こちらでは-3.7等の判定でした。
M20160721_032550_Hyogo3_P.jpg
説明:
f=6mm,F0.8、東向きカメラ
ファイルサイズ:
22.69 KB
閲覧数:
3517 回
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上田昌良
登録日: 2005.02.07
記事: 3090
所在地: 大阪府
日時: Thu Aug 04, 2016 10:22 am
記事の件名: 火球の爆発点の高さ(2016年7月21日 3:25:50 JST)
表題の爆発火球の報告がさぎたりうす氏よりありました。これの同時流星がないかを7月31日まで待ちました。それで本「同時流星計算用CSVハブ」で調べましたら4カ所で撮影されていることがわかりました。撮影者は次の諸氏です。
司馬康生(兵庫県、M16040)、植原敏(大阪府、M16041)、山川(石川県、M16043)、 上田昌良(大阪府、M16042)
これらの同時流星の計算は、位置測定についてUFOAnalyzerV2の自動測定で各撮影者が処理、軌道計算はorbit3.basで上田昌良が行いました。
2地点の組合せで軌道計算を行い、それぞれの爆発点の高さは次の表のような結果になりました。今回は4地点の中央値をとりました。
この火球の爆発点の高さは、81.1 km±1.3 km
爆発点の明るさは、絶対光度-4.7 等±0.6 等
でした。
今回の測定は1/60秒ごとのフレームに写った火球を測っています。それで、この火球は1/60秒の間に1.03 kmも高度を猛スピードで下げています。つまり、1/60秒間隔で火球の経路を測定していますので、高さは1.03 kmの誤差が最初からあります。さらに爆発点付近では火球像が大きく膨らんでいますので。その像の中心をうまく決められず位置測定精度が悪くなります。例としてM16042の測定位置を示しました。爆発点付近では直線からかなりズレが生じています。このことも爆発点の高さの決定精度を悪くしています。
しかし、1.3 kmという誤差で爆発点が決定できたことはすばらしいことと思います。
最後に、この火球の測定データ等を提供していただきました撮影者の皆様にお礼申し上げます。
(上田昌良)
.jpg
説明:
火球の各観測地の組合せによる爆発点の高さ
ファイルサイズ:
47.96 KB
閲覧数:
3349 回
M16042 RA DEC.jpg
説明:
位置測定の例。爆発点付近が像の膨らみによりうまく測れない
ファイルサイズ:
94.95 KB
閲覧数:
3349 回
2016 07 21 32550 光度曲線.jpg
説明:
光度曲線。
ファイルサイズ:
106.62 KB
閲覧数:
3349 回
2016 07 21 032550 VHM_.jpg
説明:
高度に対する観測速度と光度
ファイルサイズ:
174.65 KB
閲覧数:
3348 回
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上田昌良
登録日: 2005.02.07
記事: 3090
所在地: 大阪府
日時: Fri Aug 05, 2016 9:56 am
記事の件名: 公開しました結果の引用
ここに発表しました結果は自由に引用してください。
ただ、引用する場合には「SonotaCo Network」より、、などの語句を付けて頂くとうれしいです。
あきらかにここの結果を引用しているにもかかわらず引用元を明記していないケースが
見受けられています。
まあ、こまかい事を言うな、、と思われるかもしれませんが、最低限のマナーをよろしく。
前述のようにブツブツ言ってますと、大切なこの火球の痕の出現の高さを計算するのが飛んでしまってました。痕の出現している高さを求めるには動画等一式がひつようです。中旬以降に時間をとって、再度撮影者の方々にお願いをしよう。
現在、明日の流星会議に発表する原稿を作成しています。徹夜は避けたい、、、
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上田昌良
登録日: 2005.02.07
記事: 3090
所在地: 大阪府
日時: Tue Sep 20, 2016 5:40 pm
記事の件名: 痕が残ったその高さを調べました
この火球の痕の各高さを計算しましたので、報告します。
高さは次の図に記入しておきましたが、最も明るかった地点の高さは80.6 kmで、次に明るかった地点は83.8 kmでした。
この高さは2016年8月13日2:36:40の火球の痕の高さと似ています。偶然でしょうか。
M20160721_032548_Osaka03_12 1090 Tr_km_.jpg
説明:
上田が撮影の流星本体が消えてしまった直後のフレーム画像。
ファイルサイズ:
131.74 KB
閲覧数:
3049 回
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