上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Wed Oct 12, 2016 1:27 pm 記事の件名: 2016年10月5日 4:33:31 JST小爆発火球 |
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爆発火球の軌道計算結果(2016年10月5日4:33:31 JST出現)
上田昌良
2016年10月5日4:33:31 JSTに火球が出現し、岡本貞夫氏(愛知県)と筆者(大阪府)の2地点で同時観測できました。この火球の軌道計算をした結果、明るさは絶対光度で-4.8等でした。経路の途中で1回小爆発しており、そのときの高さが91.7 kmの地点でした。この火球の発光点は滋賀県彦根市上空 114.1 kmでした。消滅点は滋賀県長浜市の西の琵琶湖上空 87.3 kmでした。輻射点はαG= 93.4°δG= +1.0°(J2000.0)でどの流星群にも属さない散在流星でした。
この火球は、爆発点の高さが他の流星と較べ少し高いことが注目です。この火球の計算にあたり、岡本貞夫氏より出現の連絡をしていただいたり、データや画像を提供していただきましたこと御礼もうしあげます。
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上田昌良撮影、発光点、小爆発点、消滅点の高さを表示 |
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