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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4405 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Fri Jun 09, 2017 5:27 am 記事の件名: 2017年6月のペルセウス座ζ流星群 |
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20170609_032351に表記群の長経路流星がありました。
私と上田さんのところで同時になっています。
ペガサスの四辺形からへび座の尾部くらいまで写っています。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Fri Jun 09, 2017 5:54 am 記事の件名: Re:2017年6月のペルセウス座ζ流星群 |
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こちらで写りました画像です。ペルセウス座 ζ 昼間流星群の流星が光学同時観測されるのは、たいへん珍しい。
追伸、南向きカメラに消滅点付近が写っていました。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
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日時: Fri Jun 09, 2017 8:51 pm 記事の件名: M20170609_032349_Hyogo3 |
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こちらでも写っています。ただ、写りはじめはキャプチャーできず。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Mon Aug 07, 2017 4:52 pm 記事の件名: 211 kmもあった長い実経路のペルセウス座ζ昼間流星群流星 結果報告 |
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211 kmもあった長い実経路のペルセウス座ζ昼間流星群流星
(2017年6月9日3:23:48 JST出現)
報告:上田昌良
概要
2017年6月分の「同時流星計算用CSVハブ」からファイルをダウンロードして、同時流星を計算していました。その中に注目すべき同時流星がありました。それは表題の長い実経路のペルセウス座ζ昼間流星群(ZPE)流星でした。計算の結果、このZPE群流星は実経路が211.2 kmもある長いもので、継続時間も6.3秒もありました。
しかし、今回のZPE群流星はアースグレージング流星ではありませんでした。
てんまつ記
ペルセウス座ζ昼間流星群(ZPE)のTV観測による同時流星が得られました。ZPE群は昼間群であり、夜明け直前のわずかな時間帯しか光学観測ができませんので、今回のZPE群の同時流星が得られたことはたいへん珍しいことです。
今回の同時流星については特にアースグレージング流星でないこと、実経路長、光度曲線などを調べるために撮影者の方々から流星データを提供していただきました。流星データを提供していただいたのは次の諸氏です。
植原敏(大阪府、M17035、M17036)、藤原康徳(大阪府、M17037)、
司馬康生(兵庫県、M17038)、上田昌良(大阪府、M17039、M17040)
これらの撮影者はUFOOrbitV2からの結果から調べました。それでこのソフトの設定により撮影者が漏れている可能性があります(発光点側と消滅点側で6秒の時間差があるためなど)。
まず、ZPE群の輻射点、
IAUの流星群リストによるZPE群No.172は次の3カ所の輻射点位置が示されている。
S. Lon RA DE
78.6 64.5 +27.5 Sekanina, 1976
78.6 63.8 +27.1 Lovell, 1954
74.5 67.4 +23.4 Brown et al., 2008
77.91 60.4 +25.9 今回のZPE群同時流星
ZPE群の名称はIAUで確定されたもののその輻射点(RP)位置は確定されていないので、RPが複数カ所あり、厳密な群判定には迷ってしまいそうである。
このZPE群流星は、発光点、消滅点の両方が雲のない状況で写されていた(M17039、M19040)。また、薄雲のある状態でも写されていた(M17035)、M17036)。それで写り始めと終わりが明確で、発光点の高さが103.5 km(三重県津市上空)で消滅点が97.5 km(徳島県美波町上空)で終わっていた。このことからこのZPE群流星は通常の流星でアースグレージング流星ではなかった。ただ、次の図1をみれば、このZPE群流星がさらに光り続けていたならアースグレージング流星になっていた可能性がある。図2によれば消滅点付近でも減速はみられなかった(観測にかかってくるような地球大気による速度の減速がみられなかった)。
これらの軌道計算はorbit3で計算を行いました。結果の詳細は次の表に示しました。
このZPE群流星の写り方、
このZPE群流星に一番近い所で撮影された映像は発光点がM17039で、消滅点がM17040でした。この角距離は86.8°もあり、もしこの観測地でこのZPE群流星を目撃していたなら、天球を6秒かけ飛んでいく雄大な流星を見て、大いに感動したことだろう。これだけの長経路なら魚眼や超広角レンズでの撮影を期待するのですが、このZPE群流星の明るさが絶対光度0.3等で火球のように明るくなかったので写し止めることができなかったようでした。
光度曲線は、
図2によるこのZPE群流星の光度曲線はほとんど変化しないのっぺりとしたものでした。
最後に、
このZPE群流星の軌道計算をするにあたり流星データを提供してくださった植原敏氏、藤原康徳氏、司馬康生氏に御礼を申し上げます。
また、この結果報告を読まれました皆さん、コメントなどありましたらここへ書き込みをお願いします。
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