上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Wed Feb 14, 2018 7:20 pm 記事の件名: 2017年12月21日4:07:20(JST)出現、経路の途中で暗くなる光度変化をした流星 |
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報告者:上田 昌良 (Masayoshi Ueda)
(1) 概要
2017年12月21日4:07:20(JST)に出現した流星は途中で見えなくなるほど暗くなりまた明るくなるという光度変化が見られた。この流星は岡本貞夫氏(愛知県M17055)と上田昌良(大阪府、M17054)の2地点でTV同時観測されたので、この同時流星を測定し、軌道計算した。
その結果、流星の経路前半で絶対光度-1.6等になりその後、見えなくなるぐらいの2等より暗くなり、そのまま消えることなく再び明るくなり経路後半で絶対光度-2.5等となった後に消滅した。
経路途中で最も暗くなった地点を比で表すと0.52(全長を1とする)で、これは経路の中央であった。この流星の初速は、V∞=65.3 km/s ±13.0 km/sで流星では速い方の部類に入る。
詳しくは次の添付ファイルをご覧ください。
処理が遅れており今頃の発表になってしまいました。
説明: |
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ファイル名: |
2017_12_21_040720_Meteor.pdf |
ファイルサイズ: |
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