ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1304 所在地: 東京都杉並区浜田山
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日時: Sat Jan 12, 2019 12:18 pm 記事の件名: 2019. 01. 10 - 11 千葉県房総半島の東方沖、及び新潟県でスプライト8イベント観測 |
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2019. 01. 10 - 11 千葉県房総半島の東方沖、及び新潟県でスプライト8イベント観測
2019. 1. 10 本州付近にあった移動性高気圧が東へ抜け、その背後にあった弱い前線が本州東方沖で活発化。雷がポツリポツリと発生しました。
また日本海沿岸部にも雪雲がやってきて、ここでも僅かですが雷が発生しました。
そのような状況下、関東地方東方沖の太平洋と新潟県でスプライト8イベントが観測されました。
観測時刻:
19:59:22 20:00:47 20:27:19 20:44:54 20:46:06 21:00:44 21:33:55 22:08:02
発生場所(推定): 千葉県房総半島の東方沖の太平洋上空(6イベント)、新潟県北部上空(2イベント)
ここ4、5年の傾向なのですが、今年も日本海側でのスプライトの発生が非常に少ない状況が続いています。そもそも雷の発生件数が激減しており、世界でも有名?な「冬季の日本海沿岸の雪雲による強烈な雷」が絶滅危惧種になりつつあります。
西高東低の冬型気圧配置は依然として現れ、雪雲は日本海から沿岸に来襲しているのですが、天気レーダーでは雪雲が雷を発生させる程発達していないように見えます。温暖化の影響でしょうか... 10年前などは12月にスプライト16日連続観測などという記録もあったのですが、最近はめっきり減って寂しい限りです。
ITO
PS. 1月12日の東京は曇り空で雪が舞っています。夜には本格的な降雪かも?
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2019. 1. 10 21:00:44 房総半島東方の太平洋上空で観測されたスプライト(4K60P)
Panasonic DC-GH5(改造品)+ Nokton42.5mmF0.95 スプライトが映っている4枚のフレーム画像から比較明合成法で1枚にまとめました。 |
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2019. 1. 10 21:33:55 房総半島東方の太平洋上空で観測されたスプライト(4K60P)
このイベントは異なった2つのスプライトがほぼ同位置で僅かな時間差(約0.05秒?)をもって出現しています。
Panasonic DC-GH5(改造品)+ Nokton42.5mmF0.95 |
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説明: |
2019. 1. 10 22:08:02 新潟県北部上空で観測されたスプライト(モノクロ 720x480p)
新潟県上空で観測されたスプライト
Wat-902H2U + TAMRON M118 8mmF1.4 (C-mount) UFO Capture が出力したピークホールド画像です。
このレンズはかなりシャープ。周辺の歪みが少なくて街灯などによるゴースト発生や滲みがあまりありません。地上付近を写すスプライト観測には向いています。 |
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スプライトの発生場所(推定)
UFO AnalyzerV2.xx が出力する位置情報をゼンリン電子地図帳でプロットしました。 |
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