藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2718 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Tue Jun 11, 2019 11:10 pm 記事の件名: ALL SKY CAMS |
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藤原康徳です
先日、IMOのホームページにアクセスしたときにTOPページの右上にあるForumというボタンを何がなく押したところALL SKY CAMS (NEXT GENERATION METEOR CAMERA SYSTEMS)というホームページが現れました。
中身を見ると全天をカバーするビデオカメラで火球を検出するシステムの紹介と販売!をしていました。
カメラはSonyのIMX290を載せたカメラモジュールにCSマウントの4mm(f1/2)レンズをつけたものを5方向(5台)と天頂方向1台の計6台で全天をカバーしているそうです。このカメラ6台は250mm径のアクリルドームの中に装着されています。カメラ自体は、1920×1080で25fpsのカラー映像が得られるようです。さらにCeleron j 1900のQuad core(2.0 GHz, 8 GB RAM 64GB SSD WIFI, Dual NIC)のミニコンピューターでカメラの制御、流星の検出等を行うことができるようになっているようです。
おもしろい?ことに、組みあがってコンピューター付の完成版(1,200ドル)からコンピューターなし、また組み立てキット(コンピューターあり1,000ドル、なし700ドル)として販売されています。
IMX290は型番としてはSonotaCoさんの紹介で昨年より使いだしたGigEカメラと同じですが、こちらのほうはカラーバージョンのようです(DFKと同じかな)。IMX291を使ったカメラモジュールは(USB接続ですが)国内でも8000円程度で販売されています。室生観測所でも望遠鏡の電子ファインダーとして最近使い始めたそうです(いまいちとか)。この火球用のカメラはネットワークカメラです。
私のいい加減な説明よりも興味のある方は次のところをご覧ください。使用レポートがでれば面白いのですが。
http://forum.imo.net/ |
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