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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5071 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Fri May 01, 2020 4:14 pm 記事の件名: 2020年4月のHVI群の活動 |
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今年のhvi群(IAU_#343)の活動ですが、海外で26-28日にやや多く出現したという情報があり調べてみました。極大は、29日のようです。軌道計算した所、2つの軌道があるようです。
8 10 14 18 21 23 24 25 26 27 28 29 30 1 2 合計
1 1 1 1 1 2 2 4 1 6 4 12 7 4 3 50(hvi_A 3
軌道計算してみてわかったのですが、平均を出したら、変な値になったので調べたら、wとNodeが反対になっているのが混じっていることに気づきました。ですので2つに分解してみました。hvi_A(38個)が集中した群の活動があります。hvi_B(12個)は、傾斜角が低く黄道を挟んでいます。活動は、殆ど数個でコンスタントに出ていのるで、複合群と思われます。ということでhvi_Aが周期的に突発している可能性があります。司馬さんの書き込みからすると、6年周期でぴったりという感じですね。来年の結果で確定しそうです。
下田氏の上旬のおとめ群といい、ここら辺は、入れ乱れていますね。昔のトピックを検索しましたら、http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=1725&highlight=hvi で、さぎたりうすさんが作成していました。
何かご意見がありましたらよろしくお願いします。
5月2日の分までで、50個(hvi_A 3になりました。司馬さんの言う通りで木星軌道近くで摂動が関係していそうですね。2011年のは、小惑星2008HR3関連でしょうかおとめ南群でしょうか。まだ、よくわかりません。
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輻射点移動とVgと光度分布。差し変えました。5/1 pm23:10 |
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最終編集者 ts007 [ Sun May 03, 2020 12:33 pm ], 編集回数 6 回 |
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Fri May 01, 2020 7:41 pm 記事の件名: 過去の活動 |
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例によって2007年からの集計図を示します。昨年は漏れていてすみません。
2008,2009年に明確な出現が有り、2015もちょいと現れています。
2011年は、少し南の#00651 OAV(68 Virginids:命名に矛盾の疑いがある群)だろうか?という活動があったり、ざわざわした領域ですね。
軌道傾斜のほとんど無い珍しい流星群で、木星の影響が気になります。
木星の軌道面に対する傾斜がゼロになるよう摂動を受けているのでしょうか。
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SonotaCoNetworkの過去の輻射点分布。 |
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3446 所在地: 長野県朝日村
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日時: Fri May 01, 2020 10:27 pm 記事の件名: Re: 2020年4月のHVI群の活動 |
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29日に明らかな集中を見せたので、
「またおとめ座で今度は明らかな集中ですね。過去には2008年にさぎたりうすさんが指摘されている程度で、あまり注目されてないようです。」
などと書き込もうと準備を始めたところでした。
放射点が黄道上なので軌道がややこしいな、などと思っていましたが、二つに分かれるなど考えもしませんでした。
司馬さんがこの時期の活動に注目していたことがよくわかります。せっかくなので、月末の放射点分布だけのせておきます。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Sat May 02, 2020 7:05 pm 記事の件名: 軌道共鳴の存在! |
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瓢箪から駒、という心境です。
軌道共鳴流星群はもう無いかと思っていたのですが、こいつがそうでしたね。
手元の集計をもう一度やり直しました。
平均軌道周期が5.3年、大気減速を考慮すると、木星の公転に対して2:1の共鳴が成り立つと考えると、およそ6年周期の出現は説明可能です。
2018年までの集計では見えていませんでした。
なお、この集計での群判定は、輻射点位置と速度(Vg)によります。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2168 所在地: 明石市
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日時: Sat May 02, 2020 7:59 pm 記事の件名: 軌道の特徴 |
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俄におもしろくなりました。
太陽黄経に対する軌道の変化を見ます。
軌道周期に関わる軌道半長径(a)はほぼ一定か、微減くらいに見えます。
軌道共鳴成立なら、一定でなければなりません。微減は誤差の範疇か?
太陽黄経の進行に対して、軌道長軸の向き(ω+Ω)は増減無くばらついています。
収束しているとは言いにくいですが、変化無しです。
近日点距離(q)は直線的に増加しています。すなわち、離心率(e:図示省略)は減少となります。
軌道傾斜(i)は、ここでは輻射点が黄道面の南にある場合をプラス、北にある場合をマイナスで図示しています。
傾向は、増加です。すなわち、輻射点は季節進行に対して黄道ラインより南に向かって移動する動きになります。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5071 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sun May 03, 2020 10:57 am 記事の件名: 司馬さん、すごいですね。 |
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司馬さん。長年のデータが生きていますね。これではっきりとしてきましたね。来年の観測が決定づけるようですね。しかし、木星との軌道で色々と変化しそうな気もしますがどうなのでしょうか。ますます、面白くなってきましたね。流石に、目の付け所が違いますね。
スペクトルが9個も撮影できていたので三角図をアップしました。6月11日。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5071 所在地: 埼玉県川越市
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