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73P/シュワスマン・ワハマン3彗星の流星群
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投稿者 メッセージ
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12644
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Jun 16, 2006 7:25 am    記事の件名: Re: 1個それらしき流星が 引用付きで返信

上田昌良 wrote:
かなり古い情報ですが、これと同時流星がないかチェックしてく
ださい。

こちらにアップロードされているCSVの中には5/30日には一件も記録がありませんでした。 Crying or Very sad
なかなか同時になりませんね。
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izumi



登録日: 2006.02.08
記事: 120
所在地: 秋田県湯沢市

記事日時: Tue Jul 18, 2006 6:52 pm    記事の件名: SW3関連群? 引用付きで返信

予報輻射点近くにWat100N+銀塩用50ミリF1.4を向けてみた結果です。3連休でようやく整理できました。
6月3/4日に屋根の上に赤道儀をあげてWat100Nを予報輻射点のすぐ北〜北西に向け、午後9時〜午前3時の6時間電動追尾で撮影したところ、流星9個中、SW3関連群らしきものが2個観測できました。他の日は天候に恵まれず、ダメでした。
経路をAAVSO変光星図(1980年Sky出版 1950年分点 9.5等まで)の拡大コピーに記入してみたところ、添付ファイルのようになりました。?(3等と目測)と?(6等と目測)が関連群ではないかと思います。写野は5°×7°ぐらいですので、実際の経路長は1°程度、これを0.5秒ぐらいかかって流れていますので、肉眼や普通のレンズでは「すごくゆっくり」な特徴的な姿に見えたと思います。?は尾を引いていますが、これが「ボロボロ崩れていくように」見えるのでしょうか。
カメラからパソコンまで40メートルを同軸ケーブル3本つなぎにしたため画面はザラザラ、それでも最初は最微光9等ぐらいだったのが、午前2時には高度が30度を切って8等がやっとになり、終了時には高度18°、7等になりました。驚いたのが人工衛星の多さで、6〜7等のものが合計22個通っていきました。ロケットケースなのか、並行して飛んでいったのもありました。



経路図.jpg
 説明:
写野中心はαBooとηUMaの真ん中あたり。星についた数字は星名でなく実視等級、アンダーラインがついたのは光電実視等級です。
 ファイルサイズ:  86.57 KB
 閲覧数:  7512 回

経路図.jpg



M02.wmv
 説明:
カメラがもう少し西を向いてたら!

ダウンロード
 ファイル名:  M02.wmv
 ファイルサイズ:  75.85 KB
 ダウンロード回数:  497 回


M04.wmv
 説明:
ふわーと飛ぶ感じです

ダウンロード
 ファイル名:  M04.wmv
 ファイルサイズ:  75.86 KB
 ダウンロード回数:  521 回

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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Wed Jul 26, 2006 12:40 am    記事の件名: すごく視野が狭いですね。 引用付きで返信

前田です。
IZUMIさん、こんにちは。すごく視野の狭い観測ですね。
この予想輻射点というのは誰の(または、どこのリストの)ものですか。
輻射点からの距離に対して、流星経路が少し長いように感じました。
また、天頂引力もかなりききますから、予想輻射点の方向から
出たと言っても群かどうか微妙な所ですね。
UFOAnalyzerにかけられれば、速度で検定できておもしろいのですが。
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izumi



登録日: 2006.02.08
記事: 120
所在地: 秋田県湯沢市

記事日時: Wed Jul 26, 2006 6:29 pm    記事の件名: 直角方向にもう1台置けばよかったか? 引用付きで返信

izumiです。視野は「7倍50の双眼鏡で少しかすんだ空を見た感じ」を想像していただければと思います。望遠鏡流星観測のWatec版のようなものでしょうか。
輻射点の位置は、長谷川先生の予報位置(6月3日でα=208.3° δ=+30.4°)と佐藤幹哉氏の予報位置(6月1日でα=209°、δ=+30°)、それと輻射点の広がりは大きそうだという話から、「とりあえずこのあたりと考えてみようか」というつもりで記入したものです。
?と?はみかけの速さがそっくりで、この経路長で?が12フレーム、?が15フレームと遅く、関連群か?と考えました。観測した9個の流星の速さはずいぶんさまざまで、?は上から下へ33フレームかけてのんびり流れていきましたし、?は6フレーム、?は8フレームで視野外に飛び出していきました。
天頂引力の件ですが、効いてくる方向は最初は軽く視野の右へ、それから上方向に大きくなっていくようです。?の出現が22時30分で予報輻射点高度約70°、方位角約260°、?が23時42分で予報輻射点高度約60°、方位角約275°です。
予報輻射点の東側にでももう1台向けておけばもう少しはっきりしたものが見えてきたかもしれません。固定設置したWatecをはずす手間を惜しんでしまいました。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Fri Jul 28, 2006 7:51 am    記事の件名: トライアングル法 引用付きで返信

前田です。
追加情報ありがとうございます。

20年ぐらい前、望遠鏡観測では輻射点を中心に3角形の位置を観測して
輻射点の位置の精度を上げる方法が提唱されていました。
今回のような一カ所からの観測では平行流星が増えて輻射点の
位置精度が上がらないことに対する対策です。
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izumi



登録日: 2006.02.08
記事: 120
所在地: 秋田県湯沢市

記事日時: Fri Jul 28, 2006 6:19 pm    記事の件名: SW3関連? その3 引用付きで返信

前田さん、ありがとうございました。
輻射点のひろがりが大きく、天頂引力も大きいとなれば、この狭い視野だと実際の輻射点がどこになるか予測もしにくいわけですね。「トライアングルプロジェクト」だったか、言葉は聞いたことがあります。
ついでながら、?の静止画をあげてみます。頭部がふんわりと何かに包まれているような感じに写っています。3等と目測しましたが、他の6等〜7等の流星は線像にしか写りません。こうした暗い流星でももっと長いレンズでとればこんな感じに写るのでしょうか。



m2022.jpg
 説明:
地球に接近中の小彗星、みたいな感じです
 ファイルサイズ:  9.82 KB
 閲覧数:  7383 回

m2022.jpg


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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12644
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Jul 28, 2006 8:32 pm    記事の件名: Re: SW3関連? その3 引用付きで返信

こんにちは、動画、静止画、見せて頂き、ありがとうございます > izumiさん
50mmレンズでの流星観測例は殆どないので、とても参考になります。
izumi wrote:
ついでながら、?の静止画をあげてみます。頭部がふんわりと何かに包まれているような感じに写っています。3等と目測しましたが、他の6等〜7等の流星は線像にしか写りません。こうした暗い流星でももっと長いレンズでとればこんな感じに写るのでしょうか。

このふんわりとした感じ.... というか、先頭部分が1ライン置きの輝きになっているのはインタレースである動画の1フレーム=2フィールドを静止画にしたためだろうと思います。奇数ラインと偶数ラインで撮影時刻が1/60秒ずれるので、移動速度の大きい望遠レンズによる映像だと顕著に出ます。このような時にはにフレーム毎静止画を合成すると所謂ピークホールド静止画では軌跡が連続せず、途切れ途切れになるということも発生します。走査線の帰線時間が見えてしまうわけです。より望遠レンズだと、視野に入ればより大きく明るく映ると思いますが、このインタレースの問題がより顕著になるのでちょっと扱いにくくなるかもしれません。
SW3関連では同時観測の報告が無いのが本当に残念でした。次期UFOAnalyzer(次期未定)ではこのような動画だけのデータもそれなりに分析できるようになる予定です。その時にはこの流星も分析してみたく思っています。
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