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2022年3月4日 2時56分50秒ごろの長経路流星
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投稿者 メッセージ
前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Mon Mar 28, 2022 9:48 am    記事の件名: 引用付きで返信

SonotaCoさんへ
前田です。
なるほど、エティターの機能で検索置換するのが、1つのやり方ですね。
わたしは、MIFESを使っていますが、多数ファイルでの一括置換という機能が
合ったのを思い出しました。
ありがとうございます。

2021年のDatabaseの方にアップしてある分も多分変更が必要になります。
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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12665
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Apr 01, 2022 9:12 am    記事の件名: 引用付きで返信

前田 wrote:
SonotaCoさんへ
前田です。
なるほど、エティターの機能で検索置換するのが、1つのやり方ですね。
わたしは、MIFESを使っていますが、多数ファイルでの一括置換という機能が
合ったのを思い出しました。
ありがとうございます。

2021年のDatabaseの方にアップしてある分も多分変更が必要になります。

IAUへのデータ送付直前なので、どうしようか迷います。
試しに、インタレースとプログレッシブの指定違いが同時観測結果にどのような影響を及ぼすが調べてみました。
UO2は出現場所の3次元座標と継続時間から速度を算出しているので、インタレースとプログレッシブの指定違いは大きな差にはならない可能性もあり、差が無視できるようならこのままIAUにデータ送付しようかと思ったわけです。
しかしながら、実際に 敢えて間違った設定をして再分析したデータを作り調べた所、
ところ、以下のように小さいながらも無視できないような差がでます。

IAUへのデータ提出は出し直しは避けたいので、提出を延期して、訂正版で再計算したものを出した方が良いのではないかと思いました。

すみません、訂正版のUCDへのアップはいつ頃できそうでしょうか?



B20220305_030253G8GMAP.png
 説明:
TK8_G8の正しい設定の分析結果
 ファイルサイズ:  269.3 KB
 閲覧数:  43945 回

B20220305_030253G8GMAP.png



B20220305_030253G8GMAP_ER.png
 説明:
インタースなものをプログレッシブとして分析した結果
 ファイルサイズ:  54.21 KB
 閲覧数:  43945 回

B20220305_030253G8GMAP_ER.png


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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3088
所在地: 大阪府

記事日時: Fri Apr 01, 2022 10:46 am    記事の件名: アースグレージング流星になれなかった長経路火球の軌道計算結果 引用付きで返信

アースグレージング流星になれなかった長経路火球の軌道計算結果
=2022年3月4日2:56:50(JST)出現=

報告:上田昌良

概要
この火球の軌道計算の結果、その経路の全長は489.1kmでものすごく長く、突入角が3.4°と浅かった。さらにこの火球の写り始めの発光点高度は121.2kmで、写り終わりの消滅点高度が103.3kmであり、そこで発光が終わった。速度も発光点側が、61.9km/sで、消滅点側が61.5km/sと地球大気中を7.9秒間という長い時間を全く減速することなく高速飛行し消失してしまった。(下図を参照)
これらのことからこの火球はアースグレージング流星になれなかったと結論づけた。

いろいろ
 この火球データは、服部貴昭氏(沖縄県、M22014)、横道順一氏(岡山県、M22015)、前田幸治氏(宮崎県、M22016からM22020)よりデータの提供を受けた。特に服部氏には再測定処理をされた。前田氏の所では5台のカメラにこの火球が写り、発光点及び消滅点が捉えられた。残念なことは、2台のカメラが設定ミスか、速度が精度良く出せなかった。しかし、そのうちの1台は、2160×3840という高解像度の動画撮影で、その測定精度(ddega)は0.006°のすばらしい値だった。これらが普通に報告されているのだ。もし、このような高解像カメラで隕石落下を捉えたら、その落下位置はどれぐらいまでの精度に迫れるのだろうか。
前田氏のことをいろいろ申して恐縮だが、4台のカメラの時刻が34秒遅れていた。それで、各フレームの火球測定位置αに0.1421°(1.002738×(34s/3600)×15)を加算した。かなり大きな値で、時刻の大切さを再認識した。
 この火球の軌道計算は最終結果である。その結果は下の図表に示したので、参照されたい。
謝辞
 今回の火球のデータを提供いただいた服部貴昭氏、横道順一氏、前田幸治氏に感謝を申しあげる。また、情報収集で、藤原康徳氏に協力をいただき御礼申しあげる。



a 2022 03 04 025650 VHM_.jpg
 説明:
各フレームの火球の速度と光度
 ファイルサイズ:  160.83 KB
 閲覧数:  43917 回

a 2022 03 04 025650 VHM_.jpg



a 2022 03 04 25650 実経路 経度緯度.jpg
 説明:
各観測地から決定した火球の実経路はよく一致している
 ファイルサイズ:  92.8 KB
 閲覧数:  43917 回

a 2022 03 04 25650 実経路 経度緯度.jpg



a 軌道計算結果.xls.jpg
 説明:
軌道計算結果の詳細
 ファイルサイズ:  108.73 KB
 閲覧数:  43917 回

a 軌道計算結果.xls.jpg



a 2022 03 04 025650 火球全経路の高さ.jpg
 説明:
火球は消滅点付近では、地平と並行になった。もう少しでアースグレージング流星になるところだった。
 ファイルサイズ:  107.19 KB
 閲覧数:  43916 回

a 2022 03 04 025650 火球全経路の高さ.jpg


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Apr 02, 2022 9:52 pm    記事の件名: 引用付きで返信

SonotaCo さんへ
前田です。

ほとんど週末しか作業できていません。
*.xmlファイルのパラメータの置換は終わりました。
これから、再計算に入ります。
速ければ、明日終わりますが、トラブルがあれば連絡します。

上田さんへ
計算ありがとうございます。
他にもパラメータがおかしいカメラがあるようですが、チェックは遅れます。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12665
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sun Apr 03, 2022 7:04 am    記事の件名: 引用付きで返信

前田 wrote:
SonotaCo さんへ
前田です。

ほとんど週末しか作業できていません。
*.xmlファイルのパラメータの置換は終わりました。
これから、再計算に入ります。
速ければ、明日終わりますが、トラブルがあれば連絡します。

上田さんへ
計算ありがとうございます。
他にもパラメータがおかしいカメラがあるようですが、チェックは遅れます。

見通し連絡ありがとうございます。もう1週間待って、4/11 (月)から再計算したいと思います。よろしくお願いします
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Apr 03, 2022 12:56 pm    記事の件名: 引用付きで返信

SonotaCoさんへ
前田です。
現在、再計算中です。

2021年以前のファイルを見直していたのですが、
*.xml では、interlace="0"
*A.xmlでは、interlaced="1"
となっている時期がありました。これは、正常に計算されていますね。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Apr 05, 2022 1:14 am    記事の件名: 引用付きで返信

SonotaCoさんへ
前田です。
再計算終わりました。
どうも解析待っていただいてすみません。
database の方にアップしました。

cdegmaxの大きなものもありますが、これ以上小さくするのは難しかったです。
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