SonotaCo.JP

[ts007]

5月27日21時17分24秒に低速のフラッグメンテーションの流星のスペクトルが撮影できました。軌道計算の結果から散在判定になっていますが、NLL群と思われます。スペクトルは、ノーマルタイプで母天体候補として300PのCatalinaも考えられそうです。

[ITO]

21:17:24 流星 ／ IOTA-VTI による GPS 時刻表示

WAT-902H2 ＋ IOTA-VTI（ビデオインサーター）のシステムでこの流星がキャプチャーされました。
GPS 起源の正確な時刻表示が流星の解析に有効かどうか当方では判りませんが、ご参考までに画像と動画（mp4）を掲載します。

尚、時刻は UTC 表示となっています（JST +9）。
ITO

[SonotaCo]

Tokyo8の静止画です。

[ts007]

2コマ毎の静止画と動画です。前半は、駒が回転しているように見えますが極大後にとろけるように細かくなって移動しています。低速の流星でよく見られます。９８年のジャコビニ群でよく見られました。

[SonotaCo]

[前田]

前田です。
ts007さんへ

崩解の部分のスペクトルはどうなっていますか？
この部分は、淡いので、めったにスペクトルは撮れないのですが、今のところ、通常のものと区別がつかないというのが、私の経験です。

崩解の字を書いておくと，後で検索で探せるのでよいですね。

個人的には、フラグメンテーションは、ウエイクも含んでいると思ってます。
というか、普通は、ウエイクをフラグメンテーションと呼ぶことが多いと思うので、
ts007さんの文章だけでは、崩解流星と思いませんでした。