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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2261 所在地: 明石市
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12829 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Oct 13, 2024 6:49 am 記事の件名: Re: 流星会議発表資料(司馬) |
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論文掲載いただきありがとうございます。読ませて頂きました。
ネットワークの皆さんの長年に渡る観測結果が役立って新たな知見が生まれているのは観測者の方々へのなによりの報酬と思います。
長年の間にswarmが形成されるというのは、直観的にはありそうに思えても、メカニズムの解明なかなか難しいと思いますが、このような形で実証が進むと進歩している実感が沸きます。
太陽系の物質移動のシミュレーターが流星物質のレベルまで進化して、全ての太陽系の天体現象が説明できるようになる というのが来るべき未来と思います。そう簡単には実現しないと思いますが、未知の小惑星の地球衝突を予測できるかもしれず、人類の課題と思っています。 来月P.J氏と初めて会うかもしれないので、話してみようかと思います。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2822 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Oct 15, 2024 11:32 pm 記事の件名: |
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司馬さんへ
前田です。
流星会議で発表聞けず残念でした。
とても興味深い論文ありがとうございます。
Fig.1の流星数は、特に散在流星などで補正をかけていない純粋な数ですか。
天気の影響などがなく、きれいに周期性がでていて素晴らしいと思いました。
毎年のSonotaCo netの観測される流星数はそれほど違わないので、補正なしで
よいのですね。
KCG関連 輻射点位置の年による違いは、小関さんのまとめなどもありましたが、
今年のIMC2024でBorovička(まだ、PDFはアップされていませんが)も近日点距離と軌道傾斜角で分類して構造を議論していました。ピークが3回も含まれている司馬さんの解析は説得力があります。
5:3共鳴で軌道上で3か所の節で、1か所でしかピークとならないのは、不思議でしたが、その点まで考察されているのは初めて読みました。(完全には理解できていませんが)
流星スペクトルの観測で考えると、平年の流星と共鳴した年の流星で何か違いがありますか。共鳴した部分の流星が他よりずっと古いとNaの量に違いが出ないかなどと考えましたが、どうでしょうか。
とても、面白かったです。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2261 所在地: 明石市
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日時: Fri Oct 18, 2024 9:52 am 記事の件名: |
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コメント頂きありがとうございます。
流星数は、補正無しの生の数字です。
輻射点分布(STAは違うが)から活動年だけから平均軌道を出してちょっと厳しいD判定が活動の増減が見易くなった理由でしょうか。
スペクトルとの関連は気になっている点です。
起源及び進化過程での違いがあることは推察できますので。
前田さん、ts007さんの観測には注目しています。
前田 wrote: | 司馬さんへ
前田です。
流星会議で発表聞けず残念でした。
とても興味深い論文ありがとうございます。
Fig.1の流星数は、特に散在流星などで補正をかけていない純粋な数ですか。
天気の影響などがなく、きれいに周期性がでていて素晴らしいと思いました。
毎年のSonotaCo netの観測される流星数はそれほど違わないので、補正なしで
よいのですね。
KCG関連 輻射点位置の年による違いは、小関さんのまとめなどもありましたが、
今年のIMC2024でBorovička(まだ、PDFはアップされていませんが)も近日点距離と軌道傾斜角で分類して構造を議論していました。ピークが3回も含まれている司馬さんの解析は説得力があります。
5:3共鳴で軌道上で3か所の節で、1か所でしかピークとならないのは、不思議でしたが、その点まで考察されているのは初めて読みました。(完全には理解できていませんが)
流星スペクトルの観測で考えると、平年の流星と共鳴した年の流星で何か違いがありますか。共鳴した部分の流星が他よりずっと古いとNaの量に違いが出ないかなどと考えましたが、どうでしょうか。
とても、面白かったです。 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5283 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Fri Oct 18, 2024 8:55 pm 記事の件名: q-iのグラフでしょうか。 |
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前田さん、近日点距離と軌道傾斜角で分類して構造を議論とは、q-iのグラフでしょうか。
ちなみにスペクトルの3100個で作成してみました。これで、タイプ別と群別でやってみると何かわかりますかね。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2822 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Oct 19, 2024 2:06 pm 記事の件名: |
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前田です。
司馬さんへ
私のところは1点観測で軌道まで出ていないので、1つ1つの
流星を細かくは、議論できません。KCGぐらいだと、スペクトルも100個はないと思うので、いろいろ難しいですが、KCGは、特徴的なスペクトルのライトカーブを
持つ群だと思っています。
ts007さんへ
そうです。これは、全流星ですね。(この論文についもあるのですが、別の機会に)この軸で、KCGの流星だけを4つぐらいに分類していました。
分け方としては、小関さんが書かれていたのと似た感じですが、赤緯赤経軸や、黄経差黄緯軸だと変な形の輻射点分布でしたが、q-i軸だと割ときれいな感じでした。
また、そこ中で、分枝によって物理的なもろさのパラメータが違うと言われていたようです。(ちゃんと聞き取れませんでしたが)それが、発光光度が高いことにつながるような話でした。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2261 所在地: 明石市
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日時: Mon Oct 21, 2024 12:05 pm 記事の件名: 修正及び追加 |
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発表時点で、間違っているような気がして見直しが時間切れになった所が有りましたが、確認するとやはり拙かったです。ほとんど結論部分のTable3の数値です。
修正表を出しますが、これも正しいか良く確認しなければです。
STA,EVI,CCYの3群は、理論予報とほぼ一致として良いだろう結果です。
HVIの誤差が大きいのはそのままです。OAVの誤差がやや大きいですが、今後の観測で改善されると期待します。
問題はKCGです。虚の解としたもう一つを採用すると、OマイナスCがマイナス1.66年(7.117÷3を除算)となり、どちらが正解かよく分かりません。
ついでに、2021年のKCG周辺のqとiの関係図を出します。
q=1辺りに張り付いているのはAUDかな?太陽黄経の進行とiの増加が正の相関だと思います。(未確認)
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