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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sat Jul 01, 2006 10:01 am 記事の件名: 熊本-宮崎同時観測 |
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前田です。
熊本の影山さんと昨年末から同時観測を行っていました。
6月19日に熊本側のカメラが更新されて、宮崎との同時観測に
都合のよい位置に視野をとることができるようになりました。
その結果です。
梅雨の盛りですが、奄美地方の梅雨明けの影響で6月下旬は晴れたときは
透明度がよく意外に同時が成立してお互い喜んでいます。
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t007氏の指摘のやぎ群?に近いもの(=私が(280、-22)に輻射点のを
指摘したもの)も偶然一つ捕らえられていました。
20/21 281.1、-21.7 Vg27.7
その他にも1点観測で飛来流星が多いにも関わらず、輻射点のリストに
ないアンドロメダ-うお座境界付近からも3つも輻射点が検出されており、
やっぱりここだったかと、興味深く眺めています。
その他にもこの時期は同時観測がそれ程多くはないので、いろいろなおもしろい
位置に輻射点が散見されます。みずがめ座もちょっと騒がしくなり始めています。
説明: |
2006年6月19/20-29/30日に
熊本-宮崎間の同時観測で捕らえられた同時流星のマップ。
熊本は6mm、宮崎は8mm、仰角はそれぞれ、約55度と45度の高仰角でセッティングしています。 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sat Jul 01, 2006 9:26 pm 記事の件名: |
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大変興味があります。できれば、CSVハブの方に前田さんともう1人の方の景山さんの今までのCSVファイルをアップして頂けますか。軌道が分かれば更に分析がしやすくなると思うのですが。軌道をORVで求めて同定しようとしましたが出現時刻が分かりませんでしたので。関東地方の結果をマップにしました。やぎ−いて−さそりに6つぐらいの輻射点がありそうです。アンドロメダからペガスス付近にもいくつかありそうです。
ご指摘の通り、みずがめ群と思われる流星も同時になっているようです。まだ、確かめていませんが、2つぐらい判定されています。
そろそろSonotaCo氏の出番でしょうか。Radintが今ひとつ使いこなしていないので、
何とも言えません。8月までのデータがたくさん集まれば色々なことが分かりそうですね。
以下に6月20日前後のやぎ−いて付近の輻射点と軌道を掲載しています。
http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=1048
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jul 02, 2006 4:11 pm 記事の件名: csv files |
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前田です。
t007さん詳しいデータありがとうございます。関東の方は観測者が多く
内容が濃いですね。
こちらのデータも公開の方向で行くことにしているのですが、ひとつ
問題があって、私のパソコンがネットにつながっていないので、時刻が
結構ずれています。それをUFOAnalyzerV0.73で補正しないと
行けないのですが、一度1ヶ月分をまとめて補正してみたのですが、観測視野が
違う日があり、視野のパラメータもすべて、その日のものにしないと
csvファイルは修正できないようなのです。
私の理解では、csvファイルの中の情報は観測時刻が独立に取り扱われておらず
時刻を変更するとすべての観測データが変わってくる??ようです。
(あっていますか? )それで、補正は、日々のパラメータをチェックせねば
ならず、なかなか進んでいません。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sun Jul 02, 2006 7:17 pm 記事の件名: データがたまると大変ですね。 |
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よく分かります。私も半自動のため、毎回セッティングをしています。観測方向と時刻は、観測前にチェックしてから始めています。1台のパソコンはやけに速く進んでしまいますので、毎回チェクしています。とりあえず、2006年6月19/20-29/30日のデータだけでもアップしていただけると軌道が分かるのでお願いできますか。
それから、火球のゲット羨ましいですね。相変わらず曇り空です。
UFOAnalyzerV0.73のことは、詳しくはよく分かりませんのでSonotaCoさんに聞いた方がよいと思います。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jul 02, 2006 10:37 pm 記事の件名: Re: csv files |
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前田 wrote: | それをUFOAnalyzerV0.73で補正しないと
行けないのですが、一度1ヶ月分をまとめて補正してみたのですが、観測視野が
違う日があり、視野のパラメータもすべて、その日のものにしないと
csvファイルは修正できないようなのです。 |
これはその通りです。 その日のディレクトリを開き、Profileタブを開き、Adjust to record をした後でないとダメだと思います。これは日時のみを修正するのでなく、レコード全部を再書き込みしているためです。うーん....
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue Jan 23, 2007 11:05 pm 記事の件名: 流星会議での発表 |
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宮崎の前田です。
昨年の夏の流星会議で熊本との同時観測の話を発表しました。
まとめをやっと改訂したので、ホームページの方にUP
しました。
こちらにも載せておきます。流星会議に行かれた人も同時観測
に興味ある人は読んでみてください。その時の予稿に図を4枚
程加えています。
説明: |
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ファイル名: |
2006met_v3.pdf |
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412.05 KB |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jan 24, 2007 6:56 pm 記事の件名: よませて頂きました。 |
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カメラを計画的に配置調整すると、質の良いデータを効率的に得られる実例ですね。とても参考になります。
同時になる率も、交差角もうらやましい限りです。
交差角は観測点間距離に依存するので、観測点間距離の理想値というのがあるかと思います。高度100km付近のものを捉えるわけで、平均交差角が極大になるのは200km付近かと思うのですが、どうでしょうか。
発光点高度の速度と等級に関する部分も興味深かったです。
今度の会合で紹介する予定なのですが、新しい単点観測からの輻射点推定では発光点高度と速度の関係式も使っており、その精度が上がることは今後重要になってくると思っています。
等級を入れた精度の良い式が是非ほしいと思っています。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jan 28, 2007 10:00 pm 記事の件名: 交差角 |
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前田です。
交差角が平均で最大になる距離の問題ですが、すごく単純に考えると、
確かに200kmになる気がしますが、実際は200kmは距離が遠すぎて
観測される流星が少し減りそうです。
写真観測の時代には100kmが最適と言われていましたが
根拠はよく知りません。
同時流星の精度は交差角だけでなく、経路長なども利くので、
一つだけのパラメータにこだわらなくてもよいと思います。
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