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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2926 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Apr 23, 2006 4:39 pm 記事の件名: UFOOrbitでの解析 -> UFOAnalyzer V0.73 時刻補正機能 |
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前田です。
熊本の影山さんと同時観測をしているのですが、図のように表示される
流星が平行に明らかにずれることがよくあります。これは、どうしてでしょうか。
Analyzerでの例の星の位置合わせの問題で誤差が残っているのは
原因の一つでしょうが、おたがいにそこそこは、合わせています。
そもそも、2本対地軌道が求まるところがよく分かりません。
2カ所からの観測で始めて1つの対地位置が決まるはずだと思うのですが
1点からの流星群の速度決定の時のように何か仮定が入っているのですか。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Apr 23, 2006 6:33 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitでの解析 |
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またまた難問ですね。
| 前田 wrote: | 熊本の影山さんと同時観測をしているのですが、図のように表示される
流星が平行に明らかにずれることがよくあります。これは、どうしてでしょうか。
Analyzerでの例の星の位置合わせの問題で誤差が残っているのは
原因の一つでしょうが、おたがいにそこそこは、合わせています。 |
地表経路が2つになるのは次のケースがあることはわかっています。
1.長い経路の一部分づつが観測された場合
2.同じ時刻のほぼ同じ輻射点をもつ別の流星を捉えた場合
3.流星の経路と観測地を含む2つの平面の交差角が小さく、小さな観測誤差が大きな計算誤差を生む時(Min Angle Diff)
4.流星の経路が短く、流星の経路方向の計算誤差が大きくなる時(Min Path Len)
5.恒星とのマッチングが不十分な時 (特に、時刻、緯度経度などの設定ミスがある時)
今回のケースは単純にはどれにも該当しないような気がします。想像できないことが起こっている可能性があります。
掲載された図からみると、この2つの例では、どちらかのカメラの方位が数度違うとぴったり合うような気もします。
例えば、20051226_040845の直前にどちらかのカメラが数度動いた(つまり別のクリップでは恒星位置が合っていても、これらのクリップでは恒星の位置があっていない)
というようなことです。
今回のケースの原因を正確に調べるには両者のデータを集めてデバッグのできるマシンで再分析するしかありませんが、
まずは、上記の可能性を1つづつ消していくと良いと思います。
1,2 は両者の動画を見ればある程度判ると思います。
3は流星経路が観測点間の直線に平行な場合で、トレイルマップで一直線上になる場合だと思います、この例は違いそうですが.... Min Angle Diff を加減するとわかります
4は短い方のものは可能性がありますが、長い方のものは可能性がないと思います。Min Path Lenを加減するとわかります
5は恒星位置あわせを両者のこれらのクリップで設定とともに確認すれば判ると思います。数度の誤差ですから一目で判るレベルだと思います。
私の知識ではここまでですが、興味深いので、何か判りましら、お教えください。
| 前田 wrote: | そもそも、2本対地軌道が求まるところがよく分かりません。
2カ所からの観測で始めて1つの対地位置が決まるはずだと思うのですが
1点からの流星群の速度決定の時のように何か仮定が入っているのですか。 |
仮定は入っていません。軌道計算は地上の三角測量とは全く違い、移動物体を時刻が不正確な観測方位仰角から計算する方法なので、地上経路は後から決まるのです。
このため、例えば流星の開始部分と終了部分の2つのクリップからも1つの軌道が計算でき、2つの地上経路が求まるわけです。
この部分を物凄く手短に説明すると、
1.流星経路と各々の観測地を含む2つの平面を求める
2.1の2つの平面の交線の方向(輻射点方向)を求める
3.1の相手側の平面上で自分の観測方位仰角となる点の地心座標を互いに求める
という過程です。従って2つの地上経路がでます。
それにしても、同時観測稼動おめでとうございます。
精度の良い観測ができそうで素晴らしいと思います。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Apr 23, 2006 9:51 pm 記事の件名: 計算誤差の尺度になりそう.... |
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上の記事で、この例は2,3 つまり交差角と経路角不足ではなさそうだと書きましたが、少し安直だったかもしれません。
SonotaCo Networkに掲載された皆さんのデータによる同時流星で、経路の離れているものを集めて調べてみました。
経路間の間隔は UFOOrbit で "Save U.CSV"ボタンを押してできる U*.csv 中の "P11to2"列 と"P21to1"例です。
前者が第一観測の始点から第二観測の経路に下ろした垂線の長さ(km)で、後者はその逆です。
以下は2006年の同時観測の間隔分布状況です。
Y軸は "P11to2"と"P21to1"の和、X軸は 観測経路角1(Q1), 観測経路角2(Q2), 交差角(QQ)の最低値です。
この例だと min(Q1,Q2,QQ) が 6度以下だと 経路の間隔の和が10km以上あるケースがあることがわかります。
(これは地表を平面、経路を直線と仮定した計算ですから、長経路流星だと経路間隔は大きくなることがあり、詳細には個別に見る必要があります)
手で Min Angle Diff と Min Path Len を操作した所、Min Angle Diff = 6.0度、 Min Path Len =3.0度とすると間隔の大きなものは無くなりました。
なんとこの条件だと全体の1/3程度しか残らないのですが.....
もちろん、測定誤差が減ればこの条件は緩和されていきますが、現状で除算による精度劣化を避け、精度の良いデータだけを得るにはこの程度の設定が必要なようです。
将来的には地上経路の間隔を直接的な選択尺度にしてもよいかもしれません。
今回の例の QQ,Q1,Q2がどの程度であるかによっては、それが原因の可能性も出ます。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2926 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Thu Apr 27, 2006 1:33 am 記事の件名: 詳しい解説ありがとうございます。 |
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前田です。
いろいろな可能性の見当参考になります。
このなかでは、やはり、途中で視野が動いたと言うのが一番可能性が
ありそうです。
もう一つ気になったのは時刻の件です。私のパソコンは時刻が正確でなく、
これまで最大で20秒ぐらいずれていることがあります。(通常は10秒以下です)
影山さんの方は正確です。この差が経路の計算に誤差を生じさせているのでしょうか。
20秒ずれると背景の星が少し動くので、流星の位置もまちがって計算
されることはありませんか。
もしそうならば、UFOAnalyzerかUFOOrbitに時刻を補正できる機能があれば助かります。
何秒ずれているのかは相手側の時刻を見れば1秒以内では決めることができます。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Apr 27, 2006 11:26 pm 記事の件名: Re: 詳しい解説ありがとうございます。 |
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| 前田 wrote: | もう一つ気になったのは時刻の件です。私のパソコンは時刻が正確でなく、
これまで最大で20秒ぐらいずれていることがあります。(通常は10秒以下です)
影山さんの方は正確です。この差が経路の計算に誤差を生じさせているのでしょうか。
20秒ずれると背景の星が少し動くので、流星の位置もまちがって計算
されることはありませんか。 |
20秒だと最大でも0.08度程のずれかと思うのですが、これは6mmレンズだと判別が難しい程度の差だと思います。先の例は数度ずれているので、おそらくは別の原因だと思います。
ミーティングの時に少し話したのですが、計算される2つの地上経路を一致させるような計算方法もありそうな気がしています。これは観測データの誤差範囲の中で最良の値を定めるような計算になると思うので、平均を採るなど、やや強引な計算になりそうですが......
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2926 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri Apr 28, 2006 1:16 am 記事の件名: チェックしてみました。 |
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前田です。
わたしも、SonotaCoさんと同じく関係ないだろうとは思ったのですが、
気になったので、チェックしてみました。記事を参考に
cvsファイルから時刻のずれ(dt)とP11to2をグラフにしてみました。
ちょっとびっくりの結果です。時刻のずれがほぼ経路のずれに比例しています。
これが正しいとすると、1秒のずれが約200mに相当しています。
参考にcvsファイルも付けておきます。2月分の影山さんとの同時観測の全結果です。
さて、そこで、対策ですが、時刻を管理しているのはログのxlmファイルのデータのようなので、
ずれた流星のxlmファイルの時刻データをその時刻だけeditorで書き直して再計算すれば、
とりあえず、同時流星の分はいいのでしょうか? もっといい方法はありますか。
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U20060228.csv |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Apr 28, 2006 10:27 am 記事の件名: なんと |
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私も驚きました
考えてみると、地表経路を出す計算は地心赤道直角座標でやっており、観測地の地方恒星時が関係しています。つまり時刻の違いによる地球の自転の影響がそのまま出るわけです。
細かく計算していませんが、前田さんのグラフは自転による位置の変化をそのまま表している可能性が高そうです。
地表経路がずれる理由がもう一つ判明したみたいですね 。
xml を手で修正する方法で暫定的には大丈夫なはずですが、UFOAnalyzerに一括修正する機能をつけるのが望ましいですね。この場合には一晩の中ではそんなにはずれないと仮定する必要がありますが.....
UFOOrbitでどちらか一方の時刻のみを使用して地表経路を計算する方法もありますが、これはどちらを使うかを決める方法が難しそうなのと、観測座標についての補正はできないことになります。
考えてみますが....案があればお知らせください。
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北緯 34度だと自転による観測地の移動は 380m/sec程かと思います。オーダーとしてはあってますね。
余談ですが、数十秒に渡る長経路火球などは、これを含めた計算結果の経路がほぼ一致するのですから、考えてみるとスゴイです。写真観測のものを含めて地上経路を出す時にはその時刻精度も大事なんですね。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Apr 29, 2006 9:10 am 記事の件名: 時刻補正機能 |
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色々考えたのですが、UFOAnalyzerのUtyにcsvとxmlの時刻を一括補正する機能を追加しようかと思います。
UFOCaptureV2でキャプチャしたクリップが前提ですが、各クリップ名に含まれる時刻を基準にして、それからのオフセット秒を指定してディレクトリ内のcsvとxmlを一括修正する機能です。
このような後からの修正は大変デリケートなのですが、こうすればクリップ名は変更されず、何度でも補正を繰り返すことができ、xmlも修正するので将来の高精度再分析に対しても綺麗なデータを残すことができます。暫定的に個別にxmlを修正していたものが含まれていても一括変更でき、2重に補正されたりしません。またファイル名が重複する可能性もありません。
手順としてはこのUtyで1つのディレクトリ内を一括補正した後に再度恒星位置を合わせて再分析すれば正しい時刻の正しい測定結果を得ることができるようになると思います。一晩の中での時刻のズレの変化はさすがに面倒見切れませんが.....
これで多分うまくいくようにできると思うのですが.... やってみないとわかりません。
時刻のズレが大きな誤差を生む以上、この機能はNTPが止まっていた場合など必要な場合もありうる話なので、この方向でUFOAnalyzer V0.xxの最後の改版をやっておこうかと思います。
このツールができる前は、個別に手でxmlの時刻を修正して再分析する場合には、CSVを削除してから再度ディレクトリを開く作業が必要です。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Apr 29, 2006 5:44 pm 記事の件名: 時刻補正結果 |
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UFOAnalyzerのUtyタブに一晩のクリップの時刻の一括補正機能をつけて実験しています。
丁度、4/21〜22に私のS2のNTPが止まっていて、同時観測のNagano1_m1に比べて2秒程時計が進んでしまった事件がありました。
で、これを補正した所、以下のように地上経路がずばり一致しました。
この機能は有用だと思うので、今日明日にも公開したいと思います。
| 説明: |
| 補正前のTokyo1_s2が2秒進んでいる状態の地表経路図。P11to2=0.5km |
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| 説明: |
| 補正後の地表経路図。30倍ズームです。 P11to2=0.0km |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Apr 29, 2006 7:05 pm 記事の件名: UFOAnalyzer V0.73 リリース |
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上記 一括時刻補正機能を備えた UFOAnalyzer V0.73 をリリースしました。
以下からどうぞ
http://sonotaco.com/soft/index.html#ufoa
UtyページのClock adjust for listed clips欄で、 オフセット秒数を指定して、 Do Adjustをすることにより、その時開かれているディレクトリの全クリップの観測時刻情報が 書き変えられます。時計が2秒進んでいたら -2 sec と指定し、必要なら再分析して、レポートやM.csvを出力します。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Apr 29, 2006 10:39 pm 記事の件名: UFOCaptureV0.73のインストールについて |
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すみません。ライブラリが新しくなったせいでV0.73インストール時regsvr.batが失敗するマシンがあるようです。
Windows2000だとうまくいかないようです。
WindowsXpでもうまくいかないケースがあるかもしれません。
同じディレクトリに上書きすればregsvr.batは必要ありません。
ちょっとこちらで再現しないので、
うまくいった、いかなかったという情報があれば、お知らせください。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Apr 29, 2006 11:13 pm 記事の件名: 解決しました |
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UFOAnalyzerV0.73のパッケージ UFOA073.lzh と UFOA073.zip に同梱したシステムライブラリに問題があり、インストールできない場合が発生していました。
これを修正して パッケージファイルを UFOA073B.lzh と UFOA073B.zip としてダウンロード可能としました。本体のプログラムは同じなので、動いている方は問題ありませんが、regsvr.bat等が失敗する場合には新パッケージを使って下さい。Windows2000でも問題ありません。
お騒がせしました。
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ふうふう、徹夜になるかと思いました
UFOシリーズの開発環境を新マシン+新開発ツールに移行しているのですが、まだ慣れない部分があって、四苦八苦です 。しかしネットワークには同じミスをした人がちゃんと原因を書いていてくれるのですぐ判って助かりました。
さておき、今回の時刻精度の話しは、もし前田さんのマシンが時刻校正されていたら発見できなかっただろうと思います。偶然や悪条件が進歩に貢献するってよく聞きますが、実際に遭遇するとは思いませんでした 。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2926 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Apr 30, 2006 12:55 am 記事の件名: 素早い対応ありがとうございます。 |
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前田です。
連休初日、家族サービスで1日ネットを見ていなかったら、もう改良版が出ていました。
私も、Analyzerの段階で時刻を修正して、Orbitではあまりいじらない方が
よいと思っています。連休中にこつこつ修正しようと思っていたのですが、ホントに助かります。
先にUPした私たちの同時観測のcvsファイルをよく見ると
分かるのですが、1晩に最大2秒ずれている例があります。これなどは、中央の時刻に
合わせれば1秒のずれですから、まあ、しかたないでしょうね。
保持については気になるところです。オフラインで何とか
したいと考えているのですが、パソコンが3台あると結構お金もかかりそうなので、
ためらっています。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Apr 30, 2006 8:41 am 記事の件名: UFOA073B |
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すみません、直したUFOA073Bですが、まだ、インストールできないケースがあるようです。
どうやら WindowsXp homeエディションのマシンで、必要なdllが不足しているようです。
WindowsXp Pro と 2000では数台のマシンで確認していますが問題ないようです。
詳細調査中です。
UFOA073Bの公開は続けています。
何か情報ありましたら、お願いします。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 13274 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Apr 30, 2006 9:55 am 記事の件名: うーん |
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すみません、当方で再現できるマシンがみつかって、調査に入ったのですが、
調査に時間がかかりそうなので、V0.73一時公開停止にします。
SonotaCo.com のダウンロードは V0.72に戻しました。
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