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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Wed Dec 20, 2006 10:45 pm 記事の件名: Shower76出現(December Leo Minorids) |
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SirkoさんのリストのShower76が出現しました。
リストによると12/20にα161.3°δ+30.5°Vg=58.0km/sということですが、
今回の観測結果は平均値で
α160.4°δ+31.0°Vg=56.1km/sです。ただしうち一つは経路がかなり短く、速度の精度が悪いと思われます。それを除くとVg=57.6km/sになります。
また一つ、Sirkoさんのリストの流星群を検証できました。
これは従来「12月こじし群」といわれてきたものだと思いますが、この辺の群は輻射点としてまとまりのある印象がなく、これほど集中した輻射点が求められ、しかもけっこう明るいものが多いというのは意外です。
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最終編集者 さぎたりうす [ Wed Dec 20, 2006 11:16 pm ], 編集回数 1 回 |
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Wed Dec 20, 2006 11:07 pm 記事の件名: 軌道の比較 |
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とりあえず今あるデータで比較してみました。
q e ω Ω i a
Dec-LMi(A) 0.36 0.94 286 276 136 4.6(shioi-Shigeno1995)
Dec-LMi(B) 0.59 0.90 260 261 133 5.7(shioi-Shigeno1995)
SonotaCo-net 0.45 0.78 283 268 130 2.0
shower76 0.46 0.77 283 268 131 2.0(Calculated by Ichiro Hasegawa Oct2006)
輻射点と速度がほぼ一致していますので当たり前ですが、気持ち悪いくらい一致しています。Sirkoさんのリスト、恐るべしです
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Thu Dec 21, 2006 12:22 am 記事の件名: Re: 昨年もたくさん同時がありました。 |
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自分でスレッドを立ち上げといて、すっかり忘れていました。
ただ、昨年の方が速度が遅い感じですね。Analyzerの速度測定精度が向上したおかげででしょうか。
この群は明瞭な定常群とみてよいかと思います。
輻射点移動は、Sirkoさんのリストの?α+0.8°?δ-0.3°くらいがしっくりきそうでしょうか。
速度は58km/s前後で間違いなさそうです。
12月こじし群、かみのけ群あたりの謎が解けそうな気配です。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Thu Dec 21, 2006 12:40 am 記事の件名: 速度が気になりましたね。 |
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私も昨年の方が速度がやや遅いかなとも思いました。今年は、カメラ数も観測数も増えた等で精度が上がっていると思われますので、今年のデータの方が信頼できると思います。昨年の私のデータは、28mmのI・Iデータで周辺の位置精度や交差角がやや悪いのも原因でしょうか。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Dec 21, 2006 8:35 am 記事の件名: β LMi が近いですね。 |
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SonotaCo Network の2006年12月15日から20日のデータをUFORadiantで処理した自動計算結果を掲載しておきます。 D'=0.1でクラスタを作り平均を繰り返した結果です。
10個の同時観測流星から以下の値となりました。さぎたりうすさんのおっしゃるとおりです。
ra 160.1
dec 31.0
Vg 58.2
a 2.11
q 0.46
e 0.78
node 266.8
peri 281.8
incl 131.1
移動はdra=1.1,ddec=-0.3 となっています。
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平均計算(多点同時流星は各1サンプルを選びました) |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Dec 21, 2006 9:08 am 記事の件名: UFOA用輻射点リスト |
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検出用暫定版 UFOAnalyzer,UFOOrbit用リストです
m_dLm 10 12 10 1 19 12 267.2 160.2 31.0 0.9 -0.3 58.2 3.0 5.0 December Leo Minorids
このリストで検出したこれまでの全関連同時観測を掲載しておきます。
基線長が短いなど、条件が悪いものが多いので選ばないといけません。
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条件が悪いものが多く、特に速度は誤差が大きそうです |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Dec 21, 2006 11:10 am 記事の件名: レポートを出すことにしましょうか |
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以下のような形式でレポートを出すことにしたらどうでしょう
よろしければ、適宜修正して、英文会議室などに出していただければと思います > さぎたりうすさん
---------SonotaCo Network Outburst Report 20/Dec/2006 --------
Date 17/Dec/2006-20/Dec possibly continuing.
------ Observations 17/Dec/2006-20/Dec/2006 -------------------
simultaneous observation 18 meteor 26 pairs
single station observation 143/1228
12% of all meteors
15% of spo (all - URS - COM).
Compact r =3.0.
Mag -4 fireball was observed at 20061218_004725(UT+9h)
---- Radiant and Orbital elements -------------------------------
(average of 10 simultaneously observed meteors)
Sol 266.9 deg
ra 160.1 deg
dec 31.0 deg
Vg 58.2 km/s (Vi=Vo= 59.3km/s)
a = 2.11 AU
q = 0.46 AU
e = 0.78
node = 266.8 deg
peri = 281.8 deg
incl = 131.1 deg
dra=0.9deg/day
ddec=-0.3deg/day
----- Known showers ----------------------------------
December LMi
Stream 76 (S.Molau) sol=268 ra=161.3 dec=+30.5°Vi=59.0km/s
------------------------------------------------------
Found by S.Uehara
Reported by S.Uehara
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Fri Dec 22, 2006 12:33 am 記事の件名: 20/21の結果 |
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関東は晴れたところもあったようで、3個の同時流星がつかまっています。
いずれも明るいものばかりです。
同時3個/全27個、単点35個/全323個で、前夜とほぼ同じ活動度のようです。
英語のほうは、IMO-NEWSにでも、明日投稿しておきます。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri Dec 22, 2006 1:08 am 記事の件名: 確かにこちらでも出ています。 |
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前田です。
少し見ていなかったら、12月のこじし群の話題で盛り上がっていますね。
この群は別にIMOがあたらしく指摘したわけではなく、昔から知られていた群です。
でも、私も昨年観測してこんなに出現しているのに驚きました。
今年はこちらは天気が悪く全容は分かりませんが、天文回報に載せた昨年の結果を
転載しておきます。昨年は散在の20%以上出現しました。しかし、2004年は
IMOのリストで集計していたので、どれだけ出ていたかは、私のHPでも分かりません。
再分類すれば分かるのですが。
UFOCaptureによる観測も3年目に入ったので、過去の出現状況が参照できるように
なってきて、ますます強力になってきましたね。
小群は、出現に気づかれたらだれかが報告などして残りますが、
、記録がないからと言って出現していなかった
訳ではないところが大流星群と違って難しいところです。出現数0の記録が
後々重要になってくることもあります。そういう意味で、私のHPの群別の出現数の変化は
ある群が出現しなかったことを確認できる数少ない情報だと思っています。
説明: |
このデータは2005年のものです。
気を付けてください。
12月はふたごがもしなかったら、
うみへびとこじしが主要群と言うことが
よく分かります。こぐまの方が有名ですが、それは、突発があるからです。(流星観測者は
私も含めてですが、突発群には弱いんですよね) |
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Fri Dec 22, 2006 11:36 pm 記事の件名: Re: 確かにこちらでも出ています。 |
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前田 wrote: | 前田です。
少し見ていなかったら、12月のこじし群の話題で盛り上がっていますね。
この群は別にIMOがあたらしく指摘したわけではなく、昔から知られていた群です。
でも、私も昨年観測してこんなに出現しているのに驚きました。
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前田さん、ありがとうございます。
これはUFOCapture利用者報告会で発表されていた内容でしたっけ?
去年は、どことも単点観測がベースで、同時も関東地方が中心だったので、交差角が小さいものが多かったのですが、今年はそれなりの精度をもった同時流星がありますので、プロフィールがずいぶんはっきりしそうです。
12月上旬にもこの群と思われる同時流星がいくつか捉えられていますが、中旬の悪天候で、中間が抜けてしまっています。
極大は12/20ということで、ほぼ間違いなさそうですね。
出現数もさながら、明るい流星が多いというのも意外でした。明るい割りに経路が短いというのも面白い特徴かと思います。前田さんのグリズムで、スペクトルが捕らえられることを楽しみにしています。
ところで、昨年のNMS同報を読んでいると「Comって本当にあるの?」という話題も出ていましたが、確かに同時観測を見ていると、そのあたりに多少輻射点は求まっていますが、散発的で流星群があるように見えないですね。単点でもComと判定される流星もありますが、予想輻射点をずばりつらぬくような流星はほとんどありません。12月Comは幻の流星群なのかもしれませんね。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sat Dec 23, 2006 9:17 pm 記事の件名: 経路長の件 |
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この群は経路長が短いという感じがするのですが、検証のために、ここまでに捉えられた今年12月の全同時流星(len>0.5deg,Q>15deg)をVgと発光点高度、消滅点高度それぞれでプロットしてみました。Analyzerで全経路を検出できているわけではないので、参考程度ですが、だいたい高速流星は消滅側はシャープに消えるので、おおまかには合ってると思います。
その結果、発光点高度は速度が同程度のσHyd群とほぼ同じくらいですが、消滅点はσHyd群のほうが低いようです。絶対等級ではないですが、平均光度はσHydが0.6等、Dec-LMiが0.3等で、LMiが若干明るく、本来なら低いところまで進入してきてもおかしくないのですが、明らかに高い位置で消滅しています。
流星物質に差があるのでしょうか
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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