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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Feb 22, 2009 12:20 am 記事の件名: 魚眼レンズへの対応 |
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宮崎の前田です。
現在バリフォーカルな魚眼でカメラの設置を検討しています。
魚眼レンズ場合、流星が直線に写らなくなりますが、
Analyzerでこれまで通りに解析できますか。
説明: |
窓から魚眼レンズでとった画像です。fovh=184度となりましたが、rstarが5個なので、精度は悪そうです。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Feb 22, 2009 8:27 am 記事の件名: Re: 魚眼レンズへの対応 |
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前田 wrote: | 宮崎の前田です。
現在バリフォーカルな魚眼でカメラの設置を検討しています。
魚眼レンズ場合、流星が直線に写らなくなりますが、
Analyzerでこれまで通りに解析できますか。 |
魚眼レンズは要注意です。
流星が直線に映らないこと自体は問題ない筈です。 天球上での直線性を計算しています。前後の赤線は直線で引くのでそれが少し変に見えます。
ただ、収差補正については、以下の理由で精度が大幅に落ちる可能性があります。
1. 低空つまり周辺の誤差の大きい部分で恒星が少なく、補正が中央に偏ってしまい、低仰角部分の測定誤差が極端に増える
これは現在スロバキアのネットワークから丁度問い合わせを受けている所です。
スロバキアの空は素晴らしく、魚眼レンズでも100個も恒星が映るのですが、その殆どが中央部分で収差の多い周辺部の補正ができないのです。
2. 基本的な解像度が視野に応じて下がる。
精度の限界を 1/3 ピクセルとすれば、FOV60度/640ピクセル なら 測定限界が0.03度ですが、 180度640ピクセルなら 0.1度になります。
低空まで沢山恒星が映った例を(例えば長時間露光で作り)これを用いてプロファイルを決定するなどの対処が必要ではないかと考えています。
また、4次多項式での補正の限界もありえます。指数関数による補正手段を作らないといけない可能性があります。
いずれにしても実験が必要です。低空まで恒星が沢山あるクリップが先ず必要です。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Feb 22, 2009 11:34 am 記事の件名: そうですか。 |
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前田です。
私も比較星が中央しかないのはよくないと思っていました。
比較星が少し変わると周辺の星の位置がかなりかわります。
また、レンズがバリフォーカルなので、焦点距離が少し変わると
補正値が変わってきてしまいます。
町中なので、低空は家などでさえぎられるので、
焦点距離を少し長めで調整しようと思います。
広角レンズはバックの空の明るさと星の明るさの比で最微が
決まるので、露出時間を延ばしても星の数はすぐに飽和します。
スロバキアはもちろん空もよいのでしょうが、高級な魚眼レンズ
を使っているのでしょうね。
AnalyzerがOKならば、設置を進められます。
説明: |
地上をマスクして、視野を出してみました。この機能は、ほんとに便利で重宝しています。
低空の遠距離のところは捨てるしかないかもしれません。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun May 03, 2009 9:08 am 記事の件名: UFOAnalyzerV2.25 リリース |
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お待たせしました。 WGN37-2の発刊に伴い、新流星群リストを含んだ V2.25 をリリースします。
変更点は以下です。
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UFOAnalyzerV2 V2.25 2009/4/25
Mask Editorシートに 収差グラフ r を追加した。
Profile/Analyze シートの ddpix の下限を一桁拡張した
Mask Editorシートの等級グラフを表示恒星等級に合わせて10等まで表示可能にした
Utyシートで流星群カタログの変更を可能とした
添付流星群カタログを J5、J6に変更した。
尚、Windows Vista でリストのクリックでビープ音がなるのを停止するにはWindowsのレジストリエディタで以下のキーを削除して下さい。これはVistaのバグです。
HKEY_CURRENT_USER\AppEvents\Schemes\Apps\.Default\CCSelect\.Current
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Tue May 05, 2009 10:45 am 記事の件名: 収差グラフ |
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宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ UAV225を遅ればせながら立ち上げて、全天カメラの
解析を試みています。収差グラフの軸の説明はどこにありますか?
縦軸の青と赤の意味と単位がわかりません。青が残差、赤は残差の二乗?
左軸が中心?
よろしくお願いします。
しばらくはV224との併用になるのですが、同時に立ち上げて解析しても
問題はありませんか?
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed May 06, 2009 5:13 pm 記事の件名: 収差補正効果 |
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前田です。
いろいろ試してみています。
確かにバラメータで、どのあたりに残差が大きいかわかっておもしろいですね。
焦点距離の長い(12mm)などでK4のパラメータをONにすると、急激に
SDが小さくなるものがある一方、広角系では、もともとの値がばらついている
せいか、K4の効果はよくわかりませんでした。
パラメータを増やすのですから、元のデータの精度が高くないと意味がないという
当たり前のことですが、図的によくわかりました。
今のところの結論として、広角系ではK4は使わない方が、吉。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Wed May 06, 2009 6:52 pm 記事の件名: Re:UFOAnalyzerV2.25 リリース |
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SonotaCoさん、
UFOAnalyzerV2 V2.25およびUFOOrbitV2 V2.21ダウンロードしました。
ありがとうございます。今後使わせていただきます。
バージョンアップのテンポが速いですね。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu May 07, 2009 10:27 am 記事の件名: Re: 収差グラフ |
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前田 wrote: | 宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ UAV225を遅ればせながら立ち上げて、全天カメラの
解析を試みています。収差グラフの軸の説明はどこにありますか?
縦軸の青と赤の意味と単位がわかりません。青が残差、赤は残差の二乗?
左軸が中心?
よろしくお願いします。
しばらくはV224との併用になるのですが、同時に立ち上げて解析しても
問題はありませんか? |
すみません。まだどこにも説明を書いていませんでした。
以下にスケールを入れたものを掲載します。
x軸は共通で 画像上の位置の収差中心からの距離 R(pixel)で左端が0 右端が画面横サイズの半分です。
青は恒星位置の中心からの距離の誤差(Pixel) で±2.0 ビクセルの範囲を表示しています。
実際の画像上の位置が星図上の位置の外側にあるときが正です。
赤は ddeg (deg) (画像上の位置と星図上の位置の方向誤差の絶対値) です。
UA2はディレクトリが違えばいくつ同時に立ち上げても問題ありませんが、
キャプチャディレクトリへの書き込みもあるので、これも競合しないようにしないといけません。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Fri May 08, 2009 11:59 pm 記事の件名: K4 |
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前田です。
SonotaCoさん、ありがとうございます。
欧州のIIの画像ですが、星像のマスクが見えないのはすごいですね。
ビデオカメラですよね?
S3の例で、K4の値がfixされていますが、他のパラメータが変化しても
固定のままで大丈夫なんですか?
この例でも星のマスクがとても小さいですが、マスクは小さい方が
精度がでるのですか? 私は8とか大きくとっています。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat May 09, 2009 9:16 am 記事の件名: Re: K4 |
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前田 wrote: | 欧州のIIの画像ですが、星像のマスクが見えないのはすごいですね。
ビデオカメラですよね?
S3の例で、K4の値がfixされていますが、他のパラメータが変化しても
固定のままで大丈夫なんですか?
この例でも星のマスクがとても小さいですが、マスクは小さい方が
精度がでるのですか? 私は8とか大きくとっています。 |
欧州の例は、ビデオカメラ + リレーレンズ + I.I. + 魚眼レンズです。
I.I. の残光を考慮してか、インタレースではなく 30 fps ノンインタレースのようで、露光時間が倍だろうと思います。
K4などは一部を固定にして他を最適化できます。これは全体だと中々収束しないときに一部を手動設定するもので、ケースバイケースで良い結果になることもあります。
マスクの大きさについてもケースバイケースで最終的に dpix が最も小さくなるように試行錯誤すると良いと思います。マスクが大きいと恒星数が多いとマスクが繋がってしまい間違います。小さい過ぎるとビクセルの量子化誤差が大きく出てしまうことがあります。
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H.Yamakawa
登録日: 2005.11.01 記事: 3560 所在地: 石川県かほく市 IS2 (TK4は停止)
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日時: Tue Jun 02, 2009 2:10 pm 記事の件名: ファイル名を変更したら・・・ |
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2つの流星を同時キャプチャした時に、両方をうまく分析できないことがよくあるのですが、
こういう時には、元ファイルのコピーを行い2つのファイルとしてから それぞれに”qm”で調整するということをひっそりとやってきました。(汗;)
実際には、M20090102_044801_TK4_N.avi をコピーして M20090102_044801a_TK4_N.avi を作る(xml,jpg,bmpも同様)という方法です。
時刻(この場合"044801")の後ろに一文字”a”入れていたわけです。
今、データベース用にまとめファイルを作っていた(カタログが混在しちゃったのでやり直し)際に、この改名パターンだとUA2が動作しないことに気づきました。
:[ A ]ボタンを押しても止まったままだし、[ > ]でファイル再生しようとしても反応しない。
ままよと思い、”a”の位置を”TK4”に付けて”TK4a”とすると動作します。
要するに 時刻の後ろに一文字追加するようなファイル名は作っちゃあかん というわけです。
さて、ここで問い合わせです。
こういうファイル名をちょっと変えたいという悪さをしたいときには、どのあたりを玩んだらいいのでしょうか
Lidである”TK4”を変えるのはもっての外だし、最後に付加するのもまずいだろうし・・・
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Jun 02, 2009 3:09 pm 記事の件名: Re: ファイル名を変更したら・・・ |
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H.Yamakawa wrote: | さて、ここで問い合わせです。
こういうファイル名をちょっと変えたいという悪さをしたいときには、どのあたりを玩んだらいいのでしょうか
Lidである”TK4”を変えるのはもっての外だし、最後に付加するのもまずいだろうし・・・ |
えーと、たぶん、 ファイル名の時刻部分を 例えばM20090102_044802 と他とぶつからない時刻にすれば(AVIやM.bmpなど一式) 良いだろうと思います。
ちょっと違和感があるかもしれませんが、後処理では キャプチャ時刻にはファイル名は使用しておらず、xml ファイル内の10msec単位の時刻を使っていた筈なので、科学的には問題ないはずと思います。
やってみたわけではないので、ちょっと自信ないですが
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H.Yamakawa
登録日: 2005.11.01 記事: 3560 所在地: 石川県かほく市 IS2 (TK4は停止)
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日時: Tue Jun 02, 2009 8:14 pm 記事の件名: Re: ファイル名を変更したら・・・ |
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SonotaCo wrote: | H.Yamakawa wrote: | さて、ここで問い合わせです。
こういうファイル名をちょっと変えたいという悪さをしたいときには、どのあたりを玩んだらいいのでしょうか
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えーと、たぶん、 ファイル名の時刻部分を 例えばM20090102_044802 と他とぶつからない時刻にすれば(AVIやM.bmpなど一式) 良いだろうと思います。
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ありがとうございました。
できれば、後で見たときに派生ファイルであることが一発でわかるようにしたかったのですが仕方ないですね。( 99秒とかありえない数字にしてみる )
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Mon Jun 08, 2009 7:27 am 記事の件名: 画面上、速い流星の測定 |
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SonotaCoさん、教えて下さい。
12mmレンズで撮影しました見かけ上速い(角速度が速い)流星を測定してくれずにFlash判定されます。
qmを使っても、
edit,, rect,, d-area,, Aを使っても同様です。
使用ソフトはAnalyzerV2 ver225です。
何か対処方法がありましたら教えて下さい。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Jun 08, 2009 7:43 am 記事の件名: Re: 画面上、速い流星の測定 |
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上田昌良 wrote: | SonotaCoさん、教えて下さい。
12mmレンズで撮影しました見かけ上速い(角速度が速い)流星を測定してくれずにFlash判定されます。
qmを使っても、
edit,, rect,, d-area,, Aを使っても同様です。
使用ソフトはAnalyzerV2 ver225です。
何か対処方法がありましたら教えて下さい。 |
沢山のクリップがflashになっているようなので、何か原因がありそうですね。
レンズの焦点距離は関係ないと思います。
flash になるのは Classシートのtype paramの設定値の
noise時間より短い期間にflashピクセルより多い検出点がある場合です。
Classシートの設定値はどうなっているでしょうか。
普通は noise < 0.06 sec, flash > 50 pixel 程度です。
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