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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun May 03, 2009 9:12 am 記事の件名: UFOOrbitV2 V2.21 リリース |
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お待たせしました。 新流星群リストを含んだ V2.21 を公開します。変更点は以下です。
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UFOOrbitV2 V2.21 2009/4/25
流星群カタログを J5,J6に変更した。
軌道図で黄道面より南側にある点は暗い色で表示するようにした。
軌道図で特定軌道を選択した場合には、突入経路と反対側の経路を10度分表示せず、突入方向が分るようにした。
save画像の右に白線が入ることがあるバグを修正した。
カタログ切り替え後のStreamリストが表示されなくなることがあるバグを修正し、直後にregroupするようにした。
時刻差のログを出力するようにした。 (Uty:log, Unified Radiant, time すべてONの時のみ)
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sun May 03, 2009 10:03 am 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.21 リリース |
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SonotaCo wrote: | お待たせしました。 新流星群リストを含んだ V2.21 を公開します。変更点は以下です。
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UFOOrbitV2 V2.21 2009/4/25
流星群カタログを J5,J6に変更した。
軌道図で黄道面より南側にある点は暗い色で表示するようにした。
軌道図で特定軌道を選択した場合には、突入経路と反対側の経路を10度分表示せず、突入方向が分るようにした。
save画像の右に白線が入ることがあるバグを修正した。
カタログ切り替え後のStreamリストが表示されなくなることがあるバグを修正し、直後にregroupするようにした。
時刻差のログを出力するようにした。 (Uty:log, Unified Radiant, time すべてONの時のみ) |
新版リリース、早速使わせていただきました。
重箱の隅をつつくような話で申し訳ないですが、Streamタブの群分類で抽出されても、図の方に表示されない例があるようです。
表示例ではJ1_Lyrが、Streamの方には抽出されていますが、図には表示されていません。ddaysを大きくすると図にも表示されるようです。
ちなみに旧版のUOで同じ条件で表示させると、対象の流星はLyr分類にはなりません。カタログの変更で群ごとのパラメータが変ったのでしょうか。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun May 03, 2009 11:34 am 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.21 リリース |
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さぎたりうす wrote: | 新版リリース、早速使わせていただきました。
重箱の隅をつつくような話で申し訳ないですが、Streamタブの群分類で抽出されても、図の方に表示されない例があるようです。
表示例ではJ1_Lyrが、Streamの方には抽出されていますが、図には表示されていません。ddaysを大きくすると図にも表示されるようです。
ちなみに旧版のUOで同じ条件で表示させると、対象の流星はLyr分類にはなりません。カタログの変更で群ごとのパラメータが変ったのでしょうか。 |
さっそく使って下さってありがとうございます。
J5_Lyrの輻射点の円が表示されないのは、新しいカタログで J5_Lyr の出現期間が5/1日までとなっていて、ギリギリ表示夜のsol に掛からないからですね。
この辺の論理は変えていないで、これまでも似たようなことがあったと思いますが、とりあえず、 ddays を1以上にしてお使い下さい。 ddays=5位で常用しても良いと思います。
尚、新カタログ内のパラメータは全て2007-2008の観測をもとに再計算した新しいものになっています。
尚、常用カタログをJ5にするかJ6にするかは、やや迷うところですが、 新群に興味のある方(つまりここの殆どの方)は J6 を常用されるのが良いかと思います。
お陰様で、J5,J6の公開とプログラムの改版ができました。モヤモヤと待つ日々が続いていましたが、急に忙しくなりそうです 。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Dec 21, 2009 10:51 pm 記事の件名: UTIs |
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宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ
天文年鑑2010年版を読んでいたのですが、
TAI-UTCが2009年1月から34.0秒になっていたんですね。
UFOOrbitのUTIsは34秒にする必要があったんですね。
また、2008年から2009年など、またがって計算する時は
どう設定しておけばよいのでしょうか。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Dec 22, 2009 11:11 am 記事の件名: Re: UTIs |
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前田 wrote: | 宮崎の前田です。
SonotaCoさんへ
天文年鑑2010年版を読んでいたのですが、
TAI-UTCが2009年1月から34.0秒になっていたんですね。
UFOOrbitのUTIsは34秒にする必要があったんですね。
また、2008年から2009年など、またがって計算する時は
どう設定しておけばよいのでしょうか。 |
すみません、現状ではまたがる部分を自動的に処理できません。
変更日時の前までと、後とを別に処理して頂くしかないです。
幸い、確か、閏秒は、GMT0時、つまり日本では午前9時に入るので、1夜の観測でまたがることはないと思うので、分離は楽かもしれません。
で、この閏秒の影響ですが、非常に小さいです。
これは、そもそも閏秒が、力学時での計算部分とUTCベースの計算部分とが混在する部分のみに関係するからだと思います。
実は、UFOシリーズの恒星時の計算方法について、この1週間ほど変更を検討中です。閏秒より大きい問題がありそうなのです。
全体としてはビデオ解像度の測定誤差を大きく下回り、なおかつ赤道座標上の恒星位置を元にした測定と計算には関係なさそうですが、地表座標(方位仰角)への変換では無視できない差がでる場合がありそうです。
(日心軌軌道計算でも天頂引力の計算などで 地表座標の絶対値が関係します)
改版するなら、これまでの閏秒については、発生日を表にして自動判定したいという気持ちにもなりますね。
いずれご報告します。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Dec 25, 2009 4:05 pm 記事の件名: UFOOrbitV2 V2.23 |
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以下を修正した V2.23 をリリースしました。
1. 従来 Qualityシートで指定していた 閏秒を UFOx_LSec.csvから読み込み各流星の日時に応じて自動的にUT1を求めるようにした。
これにより、将来の変更および、1秒以下のUT1とUTCの差も必要に応じてcsvファイルに記述することにより自動補正可能とした。
2. グリニッジ恒星時の算出式を以下のように変更した。
[V2.21以前]
((0.17102+1.0027378119*(JD-2440000)) mod 1)*360 (天体軌道論 p7)
UTC時刻は秒以下の切捨て
[V2.22以降]
(((6.697374558 + 1.0027379093*H + 2400.051336*T + 0.000025862*T*T )*15) mod 1)*360
UTC時刻はmsecまで算入、H は UTCでの時(hour単位), T 発生日0時のJDを用いて (JD-2451545.0)/36525.0)
3. 精度不良として読み込み時にエラーとする方位仰角精度を1°から3°に緩和した。
4. 読み込み時に IDとカウントを出力するようにした
今回の変更によって、観測視輻射点座標には変化はありませんが、日心軌道、修正輻射点および黄道座標、方位仰角、地表座標、速度には変化が発生します。
殆どの変化は観測誤差と同程度で、従来の結果は必ずしも再計算する必要はないと思いますが、方位仰角の絶対値については0.5度程度の変化が発生する場合があり、今後は新版で計算されるようお願いします。
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思ったより誤差が大きかったです。 よろしくお願いします。
http://sonotaco.com/soft/index.html#ufoo
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Dec 25, 2009 4:45 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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V2.21 と V2.23 がどの程度違うかのサンプルです。
12月初旬の長経路流星の例ですが、この例では差は殆どありませんでした。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sat Dec 26, 2009 10:46 am 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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UFOOrbitV2 V2.23をダウンロードしました。すぐにやらないとズルズルといつまでも古いバージョンを使い続けますから、
高度。方位の変換をV221とV223で見てみました。同じ火球20091202_010536のデータです。計算結果の中で、各観測地の発光点(赤経。赤緯)を方位、高度に変換したものを図にしめしました。バージョンによって微妙に数値が変わっています。
最後の行に、私が計算しました方位、高度を載せました。V223の結果とも微妙に数値が違っています。私の計算でまだチェックしていないのは、2000年分点の赤経赤緯を観測時の分点に変換して、それで方位と高度をだすのですが、
分点の変換の式をチェックしてませんので、その差がでているのかもしれません。
UFOOrbitV2 V2.23のバージョンアップありがとうございました。今後使わせていただきます。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sun Dec 27, 2009 11:42 am 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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UFOOrbitV2v223を使って、2009-12-2-010536の同時流星を計算しました。
そして、その値のうち、出現時刻、修正輻射点rat,dct,、地心速度vgを使って、上田のプログラムで
日心軌道を計算しました。添付の図の数値を見ますと、これも微妙に違っています。
この相違は、太陽座標の数値(有効数値)の差からくるものと思われます。太陽黄経
は上田の計算では小数点以下3桁の精度しかありません。これはさきの視恒星時と同じで
0.9秒の時刻が問題になります。
レフリー付きの所へ論文を投稿した場合には、軌道要素のチェックが入りますから、視
恒星時と太陽座標の精度のことは覚えておきましょう。
違うプログラムで計算結果をチェックすることは、大切ですし、安心を得るにも有意義なことと思います。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Dec 27, 2009 1:35 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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検証ありがとうございます > 上田さん
表の字が小さいので、ちょっと定かでないですが、異なる桁の次まで書くとUNIFIED 6では
UO2V2.23 a=2.9306 q=0.97303 e=0.6680 peri=14.71 node=69.463 incl=72.441
上田さん__ a=2.9365 q=0.97317 e=0.6656 peri=14.63 node=69.454 incl=72.425
という感じでしょうか。ざっと見て有効数字3桁位ですね。
地球の公転速度の算出の所など様々な要素があるので、あり得る差のように思います。
独立して作られたプログラムの結果の比較は、本当に貴重です。
今回、部分的に1秒以下の精度に突入しましたが、全体としては道は遠いと思います。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Mon Dec 28, 2009 5:38 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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UFOOrbitV2 V2.23で計算をしまして気になった点を
1.unifiedモードで、Quality画面のH1>H2をチェックしましたが、発光点の高さが消滅点の高さより低いものが出力リストにありました。
2008-1-4, 2:23:16
2008-8-13, 1:37:57他5件あり
2.amagの絶対光度がエラーとなっていたもの、
2008-1-4, 2:23:16
2008-8-13, 1:37:57
2008-12-15,4:10:45他3件
時間があるときにプログラムをチェックしてください。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Dec 28, 2009 6:03 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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上田昌良 wrote: | UFOOrbitV2 V2.23で計算をしまして気になった点を
1.unifiedモードで、Quality画面のH1>H2をチェックしましたが、発光点の高さが消滅点の高さより低いものが出力リストにありました。
2008-1-4, 2:23:16
2008-8-13, 1:37:57他5件あり
2.amagの絶対光度がエラーとなっていたもの、
2008-1-4, 2:23:16
2008-8-13, 1:37:57
2008-12-15,4:10:45他3件
時間があるときにプログラムをチェックしてください。 |
えーと、何か変です。 最初の1例目を調査しようとしたのですが、
こちらでは、20080104_022316 UNIFIED 4 は H1=99.20, H2=81.71, amag = -2.54
と 高度も絶対等級もそれなりに妥当に計算できています。
ちなみに、H1>H2 など は ペアの段階で異常な結果となる誤差が大きいものを排除するもので、必ずしも UNIFIEDの結果を保証するものではないのですが、それはさておき、状況が再現できません。
CSVファイルの過不足で差が出ている可能性があるかと思います。あとは基本条件が何か(たとえばQ1か別のものか)によっても話が変わる可能性があります。
20080104_022316 は どの観測点の何点の同時観測になっていて、Qualityシートの設定は何でしょうか。
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20080104_022316 は 同時刻に2つの流星が北陸と愛知で発生しているようです。
普通の設定でQ1なら正しく1つだけになりますが、特殊な条件設定だと何が起こるかわかりません。 dt GD などQ1設定では変化しない(手動設定が保存される)ものもあるので、Qualityシート全体を見せて頂けると確実なのですが....
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ちなみに、公開データセット SNM2008A の 2万レコードを調べてみたましが、 amag が計算できていないものは 1例、 H2>H1 のものは 6例ありました。
H2 > H1 のものは殆どが1km以下の差で最大でも -6kmほどなので、もしかすると計算値が本当かもしれません。
amag が計算できないものは、対象までの距離が算出できないものがあったのだろうと思いますが、これはそもそもその時の観測か組み合わせに問題があった可能性が高く、その意味では貴重な情報かもしれません。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Mon Dec 28, 2009 7:27 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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こちらのUFOOrbitV2 V2.23の設定がまずかったのでしょうね。
設定値を添付します。
おすすめの設定値がありましたら、教えてください。その設定値にしたいと思います。
Multi dDの数値はいくらにするのでしょうか。
いつも、ごめいわくをおかけします。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Dec 28, 2009 8:13 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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うーん、上田さんの図の通りに条件設定すると、20080104_022316 はこちらではすべて除外されて結果がでなくなります。
この流星は 私の所にあるcsvでは以下の図のように交差角が小さく、上田さんの条件の Qc > 10 の条件ではじかれてしまっています。
CSVのセットが違いそうですが、
上田さんのところでは、上記条件で、どのカメラの組み合わせが表示されるのでしょうか。
ちなみに、絞込み条件は、任意に設定してよく、それぞれそれなりの結果になりますが、標準的な推奨設定としては、たとえば私が公開データセットを作ったときのものが良いと思います。これは以下に条件が書いてあります。
http://sonotaco.jp/doc/SNM/2008.txt
説明: |
Q1設定での例 -- この流星は4地点、5カメラの観測だと思うのですが..... |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Tue Dec 29, 2009 1:20 pm 記事の件名: Re: UFOOrbitV2 V2.23 |
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こちらでは添付のようになっています。
標準的な推奨設定ありがとうございました。使わせていただきます。
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