SonotaCo.JP
SonotaCo Network Japan Forum
SonotaCo.JP Forum Index
homeTop Page  FAQFAQ   検索検索   メンバーリストメンバーリスト   ユーザーグループユーザーグループ   登録する登録する 
 プロフィールプロフィール   プライベートメッセージをチェックするプライベートメッセージをチェックする   ログインログイン 

2008年 3月2日 4時05分02秒の久しぶりの低速の−8等の爆発火球です。
ページ移動 前へ  1, 2, 3, 4
 
新しいトピックを投稿   トピックに返信    SonotaCo.JP Forum Index -> 流星談話室 (Meteors)
前のトピックを表示 :: 次のトピックを表示  
投稿者 メッセージ
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Mar 21, 2008 8:36 pm    記事の件名: 推定の差の原因は? 引用付きで返信

司馬さんに質問です。
司馬さんとの結果の差について検討しているのですが、よく分からない所があるのでお教え願えないでしょうか。

司馬さんの20080301b.txt によると 高度25km付近では以下のようになっています。
t=5.1sec Vel= 2841.2 m/s
t=5.2sec Vel= 2583.8 m/s
この0.1秒間に 257.4 m/s も減速しています。

これが私の以下の手計算だと、半分位しか減速しないのです
どうもこの差が結果の差になっているような感じなのです。
初歩的な質問で恐縮ですが、私の式や値はどこが違うのでしょうか Question
---------------------------
高度25kmの大気密度s=0.040kg/m^3
摩擦係数 C=0.92
質量M=0.187kg
隕石密度 3700kg/m^3
とすると

体積V=5.05e-5m^3
半径R=0.0229m
断面積 S=1.652e-3m^2
F= sCSV^2/2 = 231.2 kg m/s^2
dv = F/M = 1236 m/s^2
t=0.1sec
dv*t = 123.6 m/s
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Tue Mar 25, 2008 8:15 pm    記事の件名: Re: 推定の差の原因は? 引用付きで返信

SonotaCo wrote:
司馬さんに質問です。
司馬さんとの結果の差について検討しているのですが、よく分からない所があるのでお教え願えないでしょうか。

司馬さんの20080301b.txt によると 高度25km付近では以下のようになっています。
t=5.1sec Vel= 2841.2 m/s
t=5.2sec Vel= 2583.8 m/s
この0.1秒間に 257.4 m/s も減速しています。

これが私の以下の手計算だと、半分位しか減速しないのです
どうもこの差が結果の差になっているような感じなのです。
初歩的な質問で恐縮ですが、私の式や値はどこが違うのでしょうか Question
---------------------------
高度25kmの大気密度s=0.040kg/m^3
摩擦係数 C=0.92
質量M=0.187kg
隕石密度 3700kg/m^3
とすると

体積V=5.05e-5m^3
半径R=0.0229m
断面積 S=1.652e-3m^2
F= sCSV^2/2 = 231.2 kg m/s^2
dv = F/M = 1236 m/s^2
t=0.1sec
dv*t = 123.6 m/s


今プログラムを子細に見る時間がないので、ちょっと落ち着いてからとします。
しかし、SonotaCoさんの計算は正しく見えます。=私の結果に問題がありそうです。
これまで、同じような計算をされる方がいらっしゃらず、比較検討の機会が有りませんでした。
このたび、比較計算をしていただきありがとうございます。
ずいぶん旧式のプログラムリストを見直すことになりますので、記憶があやふやだったり、自分でも「なんのこっちゃ?」と思う場面が出そうです。

とりあえず、比較計算に感謝しつつ、近いうちに見直します。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示   投稿者のウェブサイトに移動
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Tue Mar 25, 2008 8:45 pm    記事の件名: 軽いとすると.... 引用付きで返信

ご返事ありがとうございます > 司馬さん
先例の無い中、おやりになられたのは本当に大変だったろうと思います。
急ぎませんのでよろしくお願いします。

さて、FBI に従来からの方法と思われる方法で質量予測部を組み込んで、質量計算させた所、今回の火球の最終重量がなんと6gに減ってしまいました Crying or Very sad
この計算方法には別トピックで書いているような問題があると思っていますし、まだバグがある可能性もあるのですが、とにかく結果が出たので、報告しておきます。
着地はなんと8分後、直径14mm, 6g と軽くなったので、風に相当流されます。以下結果です。



Image1.png
 説明:
質量予測
 ファイルサイズ:  58.8 KB
 閲覧数:  6430 回

Image1.png



Image2.png
 説明:
ダークフライト経路予測
 ファイルサイズ:  56.89 KB
 閲覧数:  6431 回

Image2.png



Image5.png
 説明:
落下地点予測
 ファイルサイズ:  79.14 KB
 閲覧数:  6428 回

Image5.png


トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Thu Mar 27, 2008 7:34 pm    記事の件名: 私の最終予想 引用付きで返信

FBI で空力モデルを組み込んだ質量予測を行ったところ、最終重量がまた変わりました。
落下予想地点はさほど動きませんが、すべての調整をやり直し、満足できる予測となりました。
昇華しながらの極超音速飛行をモデルによってシミュレートしているので、これまでになく正確な予想になっているのではと思います。

最終質量は38g, 直径3cm弱ですが、本当に落下しているのではと思います。
見つかったら、本当に凄いと思います。
よろしくお願いします。
最終分析結果は以下にあります。
http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=1700&postdays=0&postorder=asc&start=21
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Mon Apr 28, 2008 10:24 pm    記事の件名: Re: 推定の差の原因は? 引用付きで返信

SonotaCo wrote:
司馬さんに質問です。
司馬さんとの結果の差について検討しているのですが、よく分からない所があるのでお教え願えないでしょうか。

司馬さんの20080301b.txt によると 高度25km付近では以下のようになっています。
t=5.1sec Vel= 2841.2 m/s
t=5.2sec Vel= 2583.8 m/s
この0.1秒間に 257.4 m/s も減速しています。

これが私の以下の手計算だと、半分位しか減速しないのです
どうもこの差が結果の差になっているような感じなのです。
初歩的な質問で恐縮ですが、私の式や値はどこが違うのでしょうか Question
---------------------------
高度25kmの大気密度s=0.040kg/m^3
摩擦係数 C=0.92
質量M=0.187kg
隕石密度 3700kg/m^3
とすると


ずいぶんさぼっていましたが、ようやく連休モードに入りました。
これまでの結果と、確認のための簡易計算とを比較してみると、まずまず一致しました。
それでは?・・ということで比較して見直してこれかなと思われる原因は、

>質量M=0.187kg

私の計算ではこの高度ではおよそもう一桁小さな質量ですので、それによる減速の差が現れているようです。
比較のためのExcelワークシートも付けておきます。



廛蹈哀薀犖‘
 説明:

ダウンロード
 ファイル名:  廛蹈哀薀犖‘
 ファイルサイズ:  30.5 KB
 ダウンロード回数:  584 回

トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示   投稿者のウェブサイトに移動
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Apr 28, 2008 11:03 pm    記事の件名: Re: 推定の差の原因は? 引用付きで返信

司馬康生 wrote:
それでは?・・ということで比較して見直してこれかなと思われる原因は、

>質量M=0.187kg

私の計算ではこの高度ではおよそもう一桁小さな質量ですので、それによる減速の差が現れているようです。
比較のためのExcelワークシートも付けておきます。

あっ Shocked
なんと、私の0の個数の読み間違いが、そもそもの原因ですね Embarassed Embarassed
た、たいへんお騒がせし、長らくお気を煩わせました。 頭を丸めてお詫びします Sad

ワークシートもありがとうございます。
質量を一桁減らしてこちらでも計算したところ、極端な差はないことがわかりました。
Smile
これで、やっと枕を高くして眠れます。
---------
追伸です。
ワークシートと初期値を完全に揃えて計算したところ、空気抵抗による速度変化は有効数字6桁で完全に一致しました。
それでも、ダークフライトの経路計算は、密度や重量の扱いが微妙に違うので一致しませんが、私の計算も概ね大きな問題はないように思いました。ありがとうございました。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示  
司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Mon May 05, 2008 11:25 pm    記事の件名: Re: 推定の差の原因は? 引用付きで返信

SonotaCo wrote:
追伸です。
ワークシートと初期値を完全に揃えて計算したところ、空気抵抗による速度変化は有効数字6桁で完全に一致しました。
それでも、ダークフライトの経路計算は、密度や重量の扱いが微妙に違うので一致しませんが、私の計算も概ね大きな問題はないように思いました。ありがとうございました。


ご確認ありがとうございます。
結果として、双方の計算に大きな相違がないことがわかり、安堵しました。
(一時は、過去の計算を全てやりなおす絵が頭に浮かびくらくらしました)
しかし私の計算は、十分な第三者チェックが入っているわけではないので、まだまだ誤りが有るかもしれないと不安です。また怪しいと思われましたら、ぜひご指摘いただきたいと思います。
今後ともよろしくお願いいたします。
トップに戻る
ユーザーのプロフィールを表示   投稿者のウェブサイトに移動
特定期間内の記事を表示:   
新しいトピックを投稿   トピックに返信    SonotaCo.JP Forum Index -> 流星談話室 (Meteors) All times are GMT + 9 Hours
ページ移動 前へ  1, 2, 3, 4
Page 4 of 4

 
移動先:  
新規投稿: 不可
返信投稿: 不可
記事編集: 不可
記事削除: 不可
投票参加: 不可
このフォーラムで添付ファイルを投稿 できません
このフォーラムでファイルをダウンロード できます


Powered by phpBB © 2001, 2005 phpBB Group
Copyright ©2004 SonotaCo Network. All Rights Reserved.