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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4391 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sun Mar 16, 2008 12:09 pm 記事の件名: 2008年3月16日 4時37分55秒 γ-Normids同時流星 |
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masuzawaさんが観測方向を変更していただいたおかげで、さっそく面白い同時流星がひっかかりました。
判定ではspoですが、IAUリストの#118 GNO(γ-Normids じょうぎ座γ群)と思われます。
IAUリスト α251.6°δ-51.3°Vg=64km/s(λ◎=353.0)
M20080316_040755 α250.7°δ-51.0°Vg=64.4km/s(λ◎=355.5)
イエニスケンスのMeteor Showers....でも眼視観測によるものとなっており、それ以外は、電波観測のようです。
この群の同時流星はこれまで捉えられていますでしょうか?
光学的な同時流星で、しかも北半球中緯度からとなると初かもしれません。
詳しいことをご存知の方がおられましたら教えてください。
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大阪からの画像。経路が長いので後半だけ写っています。 |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5056 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sun Mar 16, 2008 8:11 pm 記事の件名: 私も興味を持って探していましたが |
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3月1日からずっと探していましたが、赤経で10度から20度近くずれていたり、赤緯で10度から20度近くずれている物は、数個ありましたが、速度は大体同じでも軌道のオメガがずいぶん違いました。今回のは、ぴったりですね。南方群でも捕らえられると思っていたのですごいですね。右の〇は、ケンタウス群です。このケンタウルス群は、上田氏の2005年の2月26日頃にも2個ありました。軌道は、よく似ています。このケンタウス群とGNO群は、何か関係がありそうです?。赤い〇の上にも同様の速度の群がありそうです。3つの似た群と思われます。8日の4時00分の−0.3等の流星がGNO群であると思います。交差角が小さくてはじかれていましたが、輻射点と軌道が大体似ています。輻射点 228.3 −44.5 Vg65 aが−になっています。
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3694 所在地: SHIOJIRI
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日時: Sun Mar 16, 2008 9:52 pm 記事の件名: Re: 2008年3月16日 4時37分55秒 γ-Normids同時流星 |
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Nagano1 の画像です。
現状、m2 (f=6mm) と m8 (f=12mm) の視野が重なっています。
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m8 (f=12mm) この機会にピントも合わせました。 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Fri Mar 21, 2008 9:43 pm 記事の件名: Re;2008年3月16日 4時37分55秒 γ-Normids同時流星 |
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さぎたりうすさん、
この流星は、上田 昌良(大阪府)と岡本 貞夫氏(愛知県)でも同時になっていました。
上田−岡本の同時をUFOOrbitV2で計算しましたら、さぎたりうす−masuzawaさんと
の結果とほとんど同じでした。
上田−岡本の組み合わせによる結果(輻射点は修正輻射点です)
DATE 20080315
UT 193754
R.A. 250.7
Dec. -51.0
Vobs. 65.8
Vg 64.8
Vh 41.5
Q 60.4
abso. -1.8
Hb 111.9
*
He 99.8
*
DATE 20080315
UT 193754
a 14.52
e 0.935
q 0.951
Ω 175.49
i 130.39
ω 24.76
P 55.35
Dur 2.219
Solar deg. 355.489
また、Analyzlogの各フレームごとの流星位置を使って速度の
減速をみましたが、継続時間が2.2″もありましたが、速度が
速く、100km以上の高さなどのためでしょうか、減速がごくわずかで、
平均速度とほとんど同じでした。速度変化は図にしめしました。
γ-Normidsは、輻射点の赤緯が−51°という南半球の流星群ですから、
北半球での観測報告はないはずです。
この群は、1929年3月10日にR.A.McIntosh(ニュージーランド)が発見しました。
1953年にA.A.Weissがレーダー観測から、3月15-16日の輻射点として、
α=250°δ=-50°としました(Weiss,A.A., AJP,8(1955)pp.157-158の論文)。
以降もレーダー観測した発表があります。
眼視観測は、西オーストラリア流星部門が、1979年3月17日にZHR=8、
1983年3月13/14日 ZHR=9 かなり出現数は少ない小流星群のようですね。
この群の光学同時観測例は、論文となっている中にあるのでしょうか、時間
があれば調べてみたいですね。
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2008年3月16日4:37:55JSTの
長経路の同時流星
撮影:上田 昌良、6mmレンズ |
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