SonotaCo.JP

[koma]

３/２４　２３：１１：３０に捉えていました
北陸の他のカメラでは写っていなかったのが、少し不思議なのですが･･･

[中村哲也]

富山市天文台のカメラにも経路の後半部が写っていました。ただし、こちらは完全な曇り空のようで、比較星がまったくありません。等級判定が-1等くらいしかなかったので、火球とは考えていませんでした。
動画をみるとりっぱな火球ですね。

[上田昌良]

こちらでも、この流星の経路の一部が写っていました。
しかし、UFOOrbitV2で計算しますと別の流星になります。

たぶん、同一流星と思われます。

編集：
この流星の動画は、次にあります。
http://meteor.chicappa.jp/TV20090324d231130s.html
編集２：
それとkomaさんの（TY2)のデータもはねられています。
UFOOrbirV2のパラメーターを変えてもだめでした。
komaさんのデータを私が故意に省いたわけではありませんので、、、

[masuzawa]

Nagano1 からは３台のカメラで捕らえています。 (m8, m9, m4)

[上田昌良]

komaさん、masuzawaさん、中村さんにお願いがあります。

この「２００９年３月２４日２３：１１：３０の火球」は経路の途中で爆発して
おり興味がありますので、次のデータをいただけませんか。

データを提供していただく前に次の処理をしていただく必要があります。
AnalyzerV2で流星の各フレームごとの流星位置を残す方法

UFOAnalyzerV2で次の操作をする。
Uty 画面　→　analyzlogをチェック
して、ソフトを動かす。
これで、流星の動画のあるホルダーに次ぎのようなファイルが
作成される。

例、　M20090324_231129_OsakaHa_.txt

このファイルの中身は、各フレームごとの流星の位置（α、δ）
と光度（mag.）が表されている。


さらに次のようなファイルも作成されている。
例、　M20090324_231129_OsakaHa_A.XML

これらの(**.txt, **A.XML)2つのファイルをお願いします。
添付ファイルで次の＊＊と＊＊の間のアドレスヘ送信してください。

＊＊＊＊＊　　　　　　　　　　　　　　　　＊＊＊＊＊＊＊

送っていただきましたファイルを基に私の方で軌道計算をしまして
結果はここへ発表します。ただし、各フレームで測られていない
駒落ちがあったりで、結果をだすまでに日数がかかります。また、
結果を天文の同好会などに発表することがありますことをご了承ください。

編集：
komaさん、masuzawaさん、中村さん早々に火球のデータを送っていただきまして
ありがとうございました。
上記のアドレスは迷惑メール対策で消します。

[上田昌良]

2009年3月24日23時11分30秒JST出現の火球の軌道計算ができました。
この火球は、南天に輻射点を持つもので、散在流星と判定しました。速度が
遅く、測光質量では160グラムとなりました。
4カ所の流星の写っていたフレーム合計は730フレームありました。かなり
膨大な量です。こんなときAnalyzerV2ソフトはありがたいですね、自動で
流星位置と光度を測定してくれるのですから、

結果は、だらだらと長いですので、容量節約のため、次のところにおきました。
興味のある方はご覧下さい。

http://meteor.chicappa.jp/TV2009032d231130sSpo.html

[前田]

前田です。
減速の様子がきれいですね。
気のせいかもしれませんが、発光点付近ですでに減速が始まっているようにも見えます。
ところで、3点からそれぞれ絶対光度が算出されていると思いますが、どの程度一致していますか？
1枚のグラフに重ねて見せてもらえればうれしいです。

[上田昌良]

4地点のそれぞれの光度曲線を添付します。
光度につきましては、曇っていました撮影地もありますので、
差が出るものとおもわれますので、単純な批判はご遠慮ください。

[前田]

前田です。

masuzawaさんの光度変化は雲があるからだったんですね。
komaさんの変化はきれいですね。また、小さな2回の爆発もよく一致していますね。
上田さんありがとうございました。

私は測光質量の計算はしたこと無いのですが、１６０ｇというのは結構重いですよね。