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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jul 03, 2009 10:52 am 記事の件名: Re: 「はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会 |
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面白そうですが... どなたか参加されますか?
私は参加できそうにないですが....
同ページより引用すると、
"また、非常に優れた研究実績・提案をお持ちの観測チームに対しては、プロ・アマチュアの区別を問わず、JAXAと契約を結んだ上で、「はやぶさ」プロジェクト回収チームの一員としてご参加頂く研究実証の場をご提供するとともに、必要なサポートをすることも検討しております。"
とのことです。
もちろん、協力できることがあれば協力を惜しまないつもりですが.....誘導目標が豪州の砂漠ということなので......
しかし、申し込み締め切りが今日ですね。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2719 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Fri Jul 03, 2009 1:52 pm 記事の件名: Re: 「はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会 |
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大阪市の藤原康徳です
たいへんおもしろそうな研究会です。できれば参加したいと思っています。
Watec+UFOCaptureによる観測とUFOAnalyzerによる解析(ただし経路の終わりの減速については要注意)と
SonotaCoさんが開発されたFBIによる予測がまさにJAXAの希望に合うものだと思います。
オーストラリアの砂漠での観測はたいへんだとは思いますが大変興味深いです。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Fri Jul 03, 2009 9:22 pm 記事の件名: Re: 「はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会 |
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7月18日(土)に開催されます「はやぶさカプセルの再突入における地上観測研究会」
に本日、参加を申し込みました。講演題目として「流星の自動TV観測網」で発表の予定です。
オーストラリアでの観測に前向きに考えていきます。
いろんな障害があるでしょうが、さて、どうなりますか???
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jul 03, 2009 11:39 pm 記事の件名: Re: 「はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会 |
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どうすれば、数時間以内に落下地点を計算可能か考えてみました
まず、観測は100km?200km程離れた複数地点からのUFOCaptureV2による経路の観測成功が必要です。
大気圏突入位置の予測精度によりますが、観測地は3?5地点位準備した方が良いかと思います。
観測地が近いほど観測の成功した場合の精度が上がり、遠いほど観測成功の確率が上がります。
観測成功地点が多いほど落下地点の予測精度が上がります。
観測地はインターネットに接続可能である必要があります。
前日以前に流星で予行演習をして、各カメラのUA2のプロファイル設定を完璧にしておく必要があります。
UA2での分析結果のA.XMLを集められれば、落下地点の計算そのものは日本でもできます。
当日の大気の状態、高層から地表までの風データは必要です。
高度別の大気の密度データもあれば是非欲しいです。
分析はデータが集まれば1時間程度で速報を出せると思います。
視輻射点方向を事前に正確に計算できれば、より精度が上がります。
ところで、落下はいつごろになる予定なのでしょうか。
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H.Yamakawa
登録日: 2005.11.01 記事: 3559 所在地: 石川県かほく市 IS2 (TK4は停止)
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日時: Sun Jul 05, 2009 3:41 am 記事の件名: Re: 「はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会 |
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変な時間に起きてしまったので、思いついたことをちょこっとメモ
・豪州の砂漠地帯にて回収とあるので
常時接続のインターネット環境は×の可能性あり。最悪の場合(衛星)携帯電話等によるダイアルアップ接続も考慮する必要があるかもしれない。
インターネット時刻合わせができない場合、他の方法での時刻合わせを考慮する必要あり(GPS時計?)
・回収を優先させるとなると昼間ミッションの可能性がある。
昼間ミッションの場合、カメラの選択、及び、恒星像による位置合わせ・収差補正ができないことによる精度は・・・?
カメラの向き自体、前夜の観測による1等星レベルでの位置合わせレベル・・・?
夜間ミッションならノウハウがそのまま持っていけるのだが、はてさて。
・1基地局のカバーする視野はどれくらいであろうか?
低空までカバーさせるとすると1基地局8mm×2 or 3台構成ぐらいかな? かけるバックアップ機
・そもそも昼間ミッションならハイビジョンカメラかな?
狙う対象がかなり明るいため、夜間ミッションでもハイビジョンという可能性も・・・? 比較星が得られず駄目?
・予想される明るさは如何ほど?
あまり明るいと光房が邪魔をして 逆に精度がでない可能性がある
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Sun Jul 05, 2009 5:28 am 記事の件名: Re: 「はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会 |
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「はやぶさ」カプセル再突入の日付は、宇宙航空研究開発機構JAXAから、
公式に発表があったのか知りません。
以前にどなたかの講演で日付を言っておられたと思いますが、そのメモが
見あたりません。時刻は夜間であったと思います。
再突入の日時は、今回の研究会で公式に発表されることを期待しています。
実際に光学観測をして、数時間の内に光学観測から落下点を決定するなら
インターネットに各観測地点が接続されていることが必須ですね。
(落下地点は電波で決定される計画です。はやぶさの軌道が決まっています
から、その軌道からも落下点は決定できます。つまり、光学観測は、落下点
の決定より、光学観測から、測光質量から融けた量や、減速から質量の決定
など基礎データ、各種係数などの取得が大切な役割と思われます。
でも、器械トラブルで電波で落下地点が決まらなかったり、軌道がガス漏れ
噴射などで急に変わったり、砂漠とはいえ曇ったり、砂嵐なども考慮しておか
ねばなりませんね。
我々=上田などが、現地の砂漠に観測に行くという可能性は極めて低いこと
は確かです。でも、夢のあるはやぶさカプセル再突入における地上観測です
ね。)
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Sun Jul 19, 2009 10:37 am 記事の件名: はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会に参加してきました |
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内容は次のとおりで時間はこれより若干ずれました。
開催日:平成21年7月18日(土)
場 所:JAXA 宇宙科学研究本部 本館2階大会議場
(○印:講演者)
プロローグ(10:00?10:20)
【司会:藤田和央】
10:00?10:10 開会の挨拶
○ 川口淳一郎(JAXA/はやぶさプロジェクトマネージャー)
10:10?10:20 はやぶさサンプルリターンカプセルの大気再突入と回収概要
○ 山田哲哉(JAXA)
セッション(1):流星観測における科学(10:20?12:00)
【司会:TBD】
10:20?10:40 流星痕観測の応用による「はやぶさ」突入時の動画/静止画撮影
戸田雅之(日本流星研究会), ○ 山本真行(高知工科大学)
10:40?11:00 はやぶさカプセル再突入におけるインフラサウンド・地震波同時観測計画
○ 山本真行(高知工科大学)、石原吉明(国立天文台)、平松良浩(金沢大学)、古本宗充(名古屋大学)
11:00?11:20 高々度流星発光の分光計測
○ 阿部新助(台湾国立大学)
11:20?11:40 半自動追尾によるカプセル表面放射の分光計測
○ 藤田和央(JAXA)
11:40?12:00 フィナーレの火に、油を注げ ―― よりよきアウトリーチのために
○ 喜多充成(フリーランスライター)
(休憩)(12:00?13:30)
セッション(2):光学情報に基づく再突入軌道推定、着地点予測(13:30?15:30)
【司会:TBD】
13:30?13:50 流星の大気減速補正
○ 重野好彦(流星物理セミナー)
13:50?14:10 流星の自動TV 観測網
○ 上田昌良(日本流星研究会),司馬康生(日本流星研究会)、藤原康徳(日本流星研究会)
14:10?14:30 誤差を含む多点地上観測データによる最確軌道決定法
○ 藤田和央(JAXA)、阿部新助(台湾国立大学)
14:30?14:50 Hayabusa Sample Return Capsule Trajectory Estimation
Using Ground-Based
and Aerial Optical Sensors
○ Michael A. Shoemaker (九州大学)、Jozef C. van der Ha (九州大学)
14:50?15:30 自由討論
上田の内容は次のところにおきました。
発表内容は、SonotaCo Networkホームページにあるものを使わせていただき
ました。Webに公開されているのですからと、使わせていただきましたこと
事後承諾ですがご承認ください。
前田さん、SonotaCoさん、斉藤さん、ts007さん、masuzawaさん、
さぎたりうすさん、三本松高校さん、
使うことを承諾されない画像などがありましたら、至急、連絡ください。
プレゼンから画像を削除します。発表内容は、JAXAに保存されますので。
http://meteor.chicappa.jp/Etcindex.html
この計画についての内容は、記者発表など行われるまで公表されないようです。
現地への参加形態は、たとえば機材や交通滞在費を個人負担し、この計画の情報
をJAXAからもらい、観測研究をすることは可能性があります。
しかし、現地は砂漠で厳しい環境ですから、花火見物というような気楽なもの
ではなく決死の覚悟がいりそうです。
次回、第2回は8月24日(月)に開催されます。
SonotaCoさん、他のみなさんへ、
次のことを宿題として意見がだされました。
「対地軌道で消滅点の決定された位置(経度緯度、高さ標高)の誤差を表示できないか。」
私も調べてみたいと思います。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jul 19, 2009 12:45 pm 記事の件名: 面白そうですね。 |
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宮崎の前田です。
上田さんパワーポイントファイル見せてもらいました。
名前付きで出されているので、何の問題もありません。
通常のシステムを持ち込むと明るすぎで、解析不能になる可能性が
あるのではないかと感じました。
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三本松HS 三好
登録日: 2007.05.16 記事: 1290 所在地: 東かがわ市
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日時: Sun Jul 19, 2009 2:05 pm 記事の件名: Re: はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会に参加してきました |
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上田昌良 様
何の問題もございません。
観測及び報告は今後もする予定ですが、
このネットワークを利用させて頂き、生徒に何か研究をさせたいのですが、
私も、生徒も皆さんのような天体に関する知識もなく、なかなかテーマが見つから無いのが現状です。
まあ、地道に勉強していこうと考えてます。
三本松高校 三好
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Sun Jul 19, 2009 8:18 pm 記事の件名: Re: はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会に参加してきました |
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三本松高校 三好さんへ
画像等の使用の承諾ありがとうございました。
何かテーマをということですが、ちょっとジミですが、
出現数(撮影数)の年周変化はどうですか。
見本を添付します。
まず、月ごとのまとめをしまして、1年間の変化をみるのです。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jul 19, 2009 9:53 pm 記事の件名: Re: はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会に参加してきました |
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出席、お疲れ様でした。
pptの内容は何の問題もありません。広報ありがとうございます。
誤差は、各観測の誤差を確認する所から始まるので、時々やっているようにすべての元映像を集めれば算出することは不可能ではないと思っています。
共分散行列を使って理論的に追う方法と、各観測誤差に基づいてずらした値の組合せ計算で求める方法があると思っています。前者は式の量が非現実的なほど多く、後者の方が比較的簡単に実現できます。でも計算量は今の100倍位になります。ちなみに、研究の目的次第ですが、今のビデオの解像度と輝度のダイナミックレンジではどちらの方法も私はやる意欲が沸きません。何しろ光芒の中心位置の測定誤差が(1/3ピクセル程度というものが)大き過ぎます。現状では誤差計るより、誤差を減らすほうに力を注ぐべきと思います。誤差低減には、3つの方法があり、りピクセルを小さくするか、輝度のダイナミックレンジを増やすか、フレームレートを上げてサンプル数を増やすかです。超高感度HDビデオ機器が切望されますね。
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三本松HS 三好
登録日: 2007.05.16 記事: 1290 所在地: 東かがわ市
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日時: Sun Jul 19, 2009 10:10 pm 記事の件名: Re: はやぶさ」カプセル再突入における地上観測研究会に参加してきました |
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上田 さんへ
アドバイスありがとうございます。
時間をかけて、地味でコツコツすることが生徒研究にはむいているかと思います。
参考にさせて頂きます。
三好@三本松高校
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Mon Jul 20, 2009 7:13 am 記事の件名: いろいろ |
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宮崎の前田です。
誤差について。
誤差については、いつも問題になるので、何か指針が欲しいですが、
たとえば、個々の流星について求めるのではなく、これまでの観測結果を
利用して、レンズの焦点距離と流星の仰角と、、、を入力すれば、平均的な
誤差としていくつぐらいになっているというのは、難しいですかね。
高校での研究テーマについて
生徒さんがおられるのでしたら、分散処理できるライトカーブの統計など面白いと
思います。流星の光度変化のことです。明るさ、速度、群、高度、、、など
との相関を取ったり、分類してみたら面白いと思います。自分でも
やりたいのですが、時間がとれません。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3089 所在地: 大阪府
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日時: Mon Jul 20, 2009 9:05 am 記事の件名: Re:いろいろ |
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>生徒さんがおられるのでしたら、分散処理できるライトカーブの統計など面白いと
前田さん、確かにこのテーマはいいですね。ジミな年周変化より、華やかさが
ありますね。
三好@三本松高校 さん、ぜひ取り組まれてはどうでしょう。
流星群ごとの光度変化(最大光度が末端にくる、前半にあるなど)統計処理と
パソコンの操作の勉強など、
これは学会で発表できますよ、
具体的には次の操作をして、フレームごとの光度をとりだしてください。
AnalyzerV2で流星の各フレームごとの流星位置を残す方法
UFOAnalyzerV2で次の操作をする。
Uty 画面 → analyzlogをチェック
して、ソフトを動かす。
これで、流星の動画のあるホルダーに次ぎのようなファイルが
作成される。
例、 M20090324_231129_OsakaHa_.txt
このファイルの中身は、各フレームごとの流星の位置(α、δ)
と光度(mag.)が表されている。
さらに次のようなファイルも作成されている。
例、 M20090324_231129_OsakaHa_A.XML
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