SonotaCo.JP

[上田昌良]

北の空にマイナス2.3等で継続時間6.53秒の長経路の流星が写った。散在流星、







編集：画像を添付しますとエラーが起こります。今度はうまくいったでしょうか。

[上田昌良]

現在、この流星は5カ所で同時流星となっています。速度が遅く、継続時間が長いですから、明確な速度減速をしていることと思われますので、それを出しておきたく思います。
同時流星となりました観測地は、Kagawa1, Okayama1, IS2, IS1 です。
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次のデータを提供してください。急ぎませんので、時間のあるときに上田まで送信をお願いします。

UFOAnalyzerV2で処理しますと、その動画の入っているホルダーに
例：　M20091204_204212_Osaka03_6mA.XML
というようなM*****A.XMLファイルができています。このファイルを提供してください。
送付先：上田　昌良
E-mail: etcueda(at)meteor.chicappa.jp
(at)は＠に置き換えて使ってください。
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[H.Yamakawa]

[三本松ＨＳ 三好]

10/19 025426 -2.8等 6.7s　の画像です。

[mars]

Okayama1からの画像です。

[上田昌良]

長経路で速度の遅かった火球の軌道（2011-10-19，2:54:27JST出現）
報告：上田　昌良

この火球は5カ所で同時観測となった。そのうちの4カ所のAnalyzerV2ソフトでの自動測定のデータを使って速度の減速を目的に計算をした。現段階でデータを提供していただいたのは次の諸氏です。
Sanbonmatsu HS (M11033), Yokomichi (M11034), Yamakawa (M11035), Ueda (M11032)
火球の測定データは３フレームごとの位置を使った。それで、フレーム間隔の時間は3/60秒=0.050秒となった。こうすることによって各フレームごとの速度のばらつきが小さくなった。図をみてのとおり、
Whipple and Jacchia (1957) ; Vi = b +kce^kti
Whipple, F. L. and Jacchia, L. G. 1957 Smithsonian Contr. Astrophysics, 1, 194
の速度の減速の公式にうまくフィットした。このことは、広角レンズのビデオ動画であっても、過去の高精度の写真観測による速度・減速決定に、我々の自動TV観測が肉薄しているといえる。
さて、この火球は、大気圏突入時の初速が17.8 km/sと遅いものであり、終速は8.9 km/sにまで減速していた。実経路長は100.1 kmと長経路で、その距離を6.75秒かけてゆっくり飛行したとこになる。
データ提供が思いの外早かったので、集まったデータで計算処理をしました。
最後になりましたが、データを提供していただきました皆さんには、改めて御礼もうしあげます。