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Miura
登録日: 2011.10.07 記事: 15 所在地: 北海道
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日時: Thu Nov 03, 2011 2:36 am 記事の件名: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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お世話になっております。三浦です。
おうし座流星群を狙って観測を行っているのですが、
UFOCaputerを起動し、PCの画面上では流星が流れているのに、Detectしてくれません。
これは、Detect SizeやDetect Levの値が原因でしょうか。
それ以外の設定はSonotaCoさんのマニュアルを参考に調節しました。
現在の設定は、
・Detect Size100
・Detect Lev 50~55
です。
どなたか教えてくださいませんか。よろしくお願いします。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Nov 03, 2011 8:20 am 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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こんにちは、
流星を検出するにはDetect Size は3位、Detect Level は自動調整(Noise tracking)にするのが良いです。
他にも夜用の設定では色々変えたほうが良いところがあるので、
OperationのRead Settings で NF640x480N.ufi という夜間観測の設定値雛形トを読み込み、解像度が640x480以外のときはそれを利用中の機器に合わせるところからはじめると良いと思います。
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Miura
登録日: 2011.10.07 記事: 15 所在地: 北海道
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日時: Thu Nov 03, 2011 8:57 am 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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SonotaCoさん、ありがとうございます。
こんなに便利な設定の読み込みができるとは知らず、これまで試行錯誤で色々と調節してました。
初歩的な質問なため、お恥ずかしいのですが、解像度は何に依存するのですか?
・CCD
・レンズ
・キャプチャカード
・PC
のいずれかですか?
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Nov 03, 2011 4:17 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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Miura wrote: | 初歩的な質問なため、お恥ずかしいのですが、解像度は何に依存するのですか?
・CCD
・レンズ
・キャプチャカード
・PC
のいずれかですか? |
解像度という言葉の定義も色々あるのですが、とりあえず、画素数を意味するとすると、、、
アナログのビデオ信号(NTSCなど)を使う場合、解像度の数値を決定するのはキャプチャカードとそのデバイスドライバです。
UFOCaptureでは、その解像度設定値(Xi,Yi)がデバイスドライバが扱うことのできるものか実行時に問い合わせて、OKならその解像度でのビデオ入力が開始されます。
尚、普通使いませんが、UFOCaptureV2にはリサイズ機能があり、これで解像度を変更する場合にはUFOCaptureV2というソフトが決めていることになります。
また、アナログビデオ信号を経由しないIEEE1394などのデジタルインタフースの場合にはCCDの画素数が解像度を決めている場合があります(ImagingSourceのカメラなど)。
さらに、WebカメラなどUSB直結カメラの場合はカメラが決めていると言うべきだと思います。
CCDの画素数が不足する場合や、レンズの収差が大きい場合にはピクセル数としての解像度は変わらず、実質的な解像度(ビデオ映像の綺麗さ)が下がります。
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Miura
登録日: 2011.10.07 記事: 15 所在地: 北海道
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日時: Tue Nov 08, 2011 4:14 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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連絡が遅くなってすみません。
Quote: | アナログのビデオ信号(NTSCなど)を使う場合、解像度の数値を決定するのはキャプチャカードとそのデバイスドライバです。 |
僕が使用しているキャプチャカードは、I・O DATA GV-USB Video Captureです。
インターネットで検索したところ、
http://www.iodata.jp/product/av/capture/gv-usb/spec.htmに載ってました。
画素数が720×480、352×480、352×240の3種類表記されています。
解像度を調べるには、あとはデバイスドライバ次第ということですが、どうやって調べたらよいのでしょうか。
それともあまり深く考えずに、 NF640x480N.ufiの設定でUFOCaptureV2を運転して支障はないのですか?
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Nov 08, 2011 5:08 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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Miura wrote: | 連画素数が720×480、352×480、352×240の3種類表記されています。
解像度を調べるには、あとはデバイスドライバ次第ということですが、どうやって調べたらよいのでしょうか。
それともあまり深く考えずに、 NF640x480N.ufiの設定でUFOCaptureV2を運転して支障はないのですか? |
えーと、 その720x480他はハードウェアとデバイスドライバを含めた製品として仕様です。
(正確にはMpegエンコードする場合の添付ソフトウェアの仕様も含んでいるようです。ハードウェアとデバイスドライバは 640x480 でも動くのかもしれません。このようなケースは普通とごにも記述はなく、実際に試してみるしか調べる方法がありません)
NF640x480N.ufi で640x480の解像度で 問題なく動くならそれでも良いですが、
製品の解像度を活かす意味では720x480の方がよく、
その場合には Xi だけ720に変更すればOKです。
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Miura
登録日: 2011.10.07 記事: 15 所在地: 北海道
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日時: Wed Nov 09, 2011 9:02 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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SonotaCoさん、ありがとうございます。
Quote: | NF640x480N.ufi で640x480の解像度で 問題なく動くならそれでも良いですが、
製品の解像度を活かす意味では720x480の方がよく、
その場合には Xi だけ720に変更すればOKです。 |
製品の解像度を活かすために720×480にしたいのですが、Xiを720にするというのはどういう方法なのですか?
UFOCaptureV2の設定ことでしょうか。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Thu Nov 10, 2011 8:21 am 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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横から入ってきてすみません。
>製品の解像度を活かすために720×480にしたいのですが、Xiを720にするというのはどういう方法なのですか?
>UFOCaptureV2の設定ことでしょうか。
>
はい、UFOCaptureV2の設定のことです。添付の画像をご覧下さい。
編集:この場合にはBottom Field First はoffですね。失礼しました。
説明: |
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最終編集者 上田昌良 [ Thu Nov 10, 2011 5:00 pm ], 編集回数 1 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Thu Nov 10, 2011 9:56 am 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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上田昌良 wrote: | 横から入ってきてすみません。 |
あ、回答ありがとうございます > 上田さん。助かります。
ただ、 BottomFieldFirst は 720 だからセットするというものではなく、
最も下のラスターを含むフィールドが時間的に前 の機器の場合にセットするもので、
経験的にはIEEE1394のものは オン その他はオフが殆どです。
GV-USB はオフだと思います。
これを実際に確認するのは色々細かい注意が必要です。
基本的には UFOCaptureV2のReplayシート で DeInterlace Stepping をオンにした状態で 滑らかに動くものをキャプチャした動画をコマ送り( >|| ) してスムーズかどうかみます。
このとき、
0. コマ送りの最初の1,2回はこま位置決定のため逆方向に動くことがあるが、これは無視する
1. 正しい設定で記録されたものは連続的なステップで滑らかに動く
2. 誤った設定で記録されたものは1コマ毎にギクシャク動く
BottomFieldFirstは流星の経路分析で非常に重要で、正しく設定されていなと正しく分析できません。
誤った設定だった場合、BottomFieldFirst は録画時に各クリップのM*.xmlファイルに記録されているので、これを変更しない限り状況はかわりません。 xml ファイルをテキストエデタで編集し、bbf=の値を変更することで変えることができます。
尚、このM*.xml ファイルはUFOAnalyzerV2の分析によって作られるM*A.XML とは別もので、もし既に分析済みで M*A.XMLが存在する場合にはそちらは再分析しないといけません。
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Miura
登録日: 2011.10.07 記事: 15 所在地: 北海道
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日時: Fri Nov 11, 2011 5:29 am 記事の件名: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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上田さん、SonotaCoさん、いつもありがとうございます。
お二人がおっしゃっているBottomFieldFirstのオン、オフとはどこの設定のことですか?
UFOAnalyzerV2のbbfのことでしょうか?
これまでUFOAnalyzerV2で解析を行っていて「bbfの設定を?」というエラーが表示されたことが何度もありますので、非常に心配です。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Nov 11, 2011 8:31 am 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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Miura wrote: | 上田さん、SonotaCoさん、いつもありがとうございます。
お二人がおっしゃっているBottomFieldFirstのオン、オフとはどこの設定のことですか?
UFOAnalyzerV2のbbfのことでしょうか? |
そうです。
ちゃんと流星像が捕らえられていないものを分析するとbbfエラーになることもあります。
キャプチャ時に機器に応じて正しく設定しておくことが必要です。
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Miura
登録日: 2011.10.07 記事: 15 所在地: 北海道
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日時: Sat Nov 12, 2011 2:32 am 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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ありがとうございます。
bbfがオフで良いのか調べてみます。
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齊藤 直也
登録日: 2007.02.19 記事: 1999 所在地: 東京都 あきる野市
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日時: Sat Nov 12, 2011 2:30 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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SonotaCo wrote: | Miura wrote: | 上田さん、SonotaCoさん、いつもありがとうございます。
お二人がおっしゃっているBottomFieldFirstのオン、オフとはどこの設定のことですか?
UFOAnalyzerV2のbbfのことでしょうか? |
そうです。
ちゃんと流星像が捕らえられていないものを分析するとbbfエラーになることもあります。
キャプチャ時に機器に応じて正しく設定しておくことが必要です。 |
SonotaCo さん、Tokyo6 齊藤です。少々私の頭の中で混乱していますので確認させてください。
「BottomFieldFirstのオン、オフ」とは、UFOCaptureV2 - profileシート内にある設定の説明だと
思っていましたが、UFOAnalyzerV2 - Utyシート - bbf check の事なのでしょうか。
私のUFOAnalyzerV2 - Utyシート - bbf check を確認したところ、なんとチェックが入ってしまっていました。
今さらで申し訳ないのですがこれまでの分析結果はひょっとして正確ではないと言う事になるのでしょうか。
ちなみに、UFOAnalyzerV2 マニュアル - Utyシートの説明の欄にはbbf check の説明が無いようですが、
どこか違う場所に記述がありますか?
(以前、SonotaCo さんからこの機能について説明があったように記憶していますが、私の中で
曖昧なままになっていました。すみません。)
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Nov 12, 2011 3:38 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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齊藤 直也 wrote: | 「BottomFieldFirstのオン、オフ」とは、UFOCaptureV2 - profileシート内にある設定の説明だと
思っていましたが、UFOAnalyzerV2 - Utyシート - bbf check の事なのでしょうか。 |
BottomFieldFirst は インタレースビデオ信号の符号化の際のフィールド順番を示し、オンだと最下ラスターを含むフィールドが時間的に前の機器であることを示します。
この設定値は普通 UFOCaptureV2のProfileシートで設定したものが、クリップ毎の M*xml ファイルを介して UFOAnalyzerV2に自動的に引き継がれて、UFOAnalyzerV2では bbf の値となります。
従って、UFOCaptureV2の段階で正しく設定してあれば、以降は自然に引き継がれて正しく処理されます。
このフィールド順番は使用しているデジタイズ機器とそのドライバによって決まります。過去の経験ではIEEE1394を使用するものは全てオン、それ以外の機器はオフです。
これが間違っていた場合、流星の継続時間の計算が 1/2の確率で誤差が発生し、これは流星速度、ひいては軌道要素の離心率などの誤差となります。
例えば、30フレームの前フィールドから始まって、31フレームの後フィールドで終わるイベントの場合、前後関係があっていればイベント継続時間は4フィールド時間ですが、もし間違っていれば2フィールト時間と解釈されてしまいます。
このフィールド順番の話しは 初版のリリースからしばらくたってから色々な機器が存在することが分かり追加された設定なので、ドュメントが不備でUA2のマニュアルでは付録の表にしか出ていません。すみせまん。
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齊藤 直也
登録日: 2007.02.19 記事: 1999 所在地: 東京都 あきる野市
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日時: Sat Nov 12, 2011 4:06 pm 記事の件名: Re: UFOCapture V2のDetect SizeやDetect Levの値 |
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詳しい解説をありがとうございました。
UFOCaptureV2 の設定が、UFOAnalyzerV2 - Profile/Analyzer シート - bbf に引き継がれるのでしたね。安心しました。
Uty シート - bbf check はなんの機能でしたっけ?
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