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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jan 14, 2005 8:22 am 記事の件名: 2005/1/14 01:08:57 低速度火球 |
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おもしろそうな流星が撮れました。
極低速火球です。今の所散在判定です。
これまでこのようなものは、中々詳細が判りませんでしたが、はたしてこれはどうでしょうか。同時観測ありますでしょうか。
あまりに低速で動画は1MBを超えたので、以下に掲載しました。
http://www65.tok2.com/home2/SonotaCo/report/200501/rep.html#a13
説明: |
WAT-100N+CSC6mmF0.8
東京の北の空を下から上に流れました。遥か北から流れてきたのだと思います。 |
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埼玉N
登録日: 2004.08.10 記事: 267 所在地: 埼玉県
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日時: Fri Jan 14, 2005 8:43 am 記事の件名: 低速流星同時観測です |
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あまり遅いので鳥?かと思い削除してしまう所でした、埼玉の星空に動画を後程、載せます。
説明: |
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_________________ 埼玉N |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jan 14, 2005 10:51 am 記事の件名: CSV楽しみにしてます。 |
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うわー、埼玉では相当大きく映りましたね。
同時観測嬉しいです。
私も最初流星かどうか戸惑いました。
分析が楽しみです。
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埼玉N
登録日: 2004.08.10 記事: 267 所在地: 埼玉県
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日時: Fri Jan 14, 2005 3:53 pm 記事の件名: 経路の長さが大分違うのですね |
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2つの画像を見比べると同じ形状の縮小版と拡大版を見ているようです
CSVは11〜20のハブに掲載させていただきました、動画はhttp://cyg55.hp.infoseek.co.jp/1gatu.htmlにアップしました。解析楽しみにしています
_________________ 埼玉N |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jan 14, 2005 7:02 pm 記事の件名: 地心速度3.2km/s |
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CSVは私より先だったんですね。寝坊がバレてしまいました。ありがとうございます。
動画も拝見しました。尾を引いていたんですね。
で、軌道を出してみると、群流星ではないようなので、散在というしかないのですが色々面白いです。
観測速度は11.4km/s 地球の引力による加速分を補正した元々の地心速度はたった3.2km/s しかありませんでした。発光高度は 70km付近、消滅高度は55km付近です。
これらの数値はUFOOrbitのU.csvに出ます。
私の方は2つのカメラで捕らえられていたのですが、両者の結果はかなりよく一致していて一安心しました。
デブリだったりしないでしょうね。
説明: |
経路と輻射点への線が折れているのは、低速流星で天頂引力補正による真輻射点の補正が大きいためです。 |
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説明: |
うわ、私の方へまっすぐ飛んできてました。隕石になったなら、屋根に穴があいたかも..... |
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説明: |
私の2台のカメラのデータの差です。両方とも埼玉Nさんのデータと合わせて計算したものです。 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Fri Jan 14, 2005 9:29 pm 記事の件名: 引力の効果 |
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この流星、UFOOrbitの計算では視輻射点 ra 23 dec 54 でした。
これが、天頂引力などの補正で真輻射点 ra 348 dec 17 と計算されました。
もともと地球の引力だけで速度が決まったようなものとはいえ、こんなに動くのかな? と思ってしまいます。真輻射点は地平線よりはるか下です。
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jan 16, 2005 1:08 am 記事の件名: 低速流星 |
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この1週間ぐらい北の方からの遅い流星がいくつか
私の所でもありました。特に群活動と言うほど輻射点は
集まりませんでしたが。
この火球の速度がほんとなら、かなり珍しいものだと思います。
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上田昌良 未登録ユーザー
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日時: Sat Jan 22, 2005 10:49 pm 記事の件名: 2005年1月14日1:08:57の流星 |
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すでに輻射点や軌道をSonotaCo氏がだしておられますが、
速度が遅いという流星で、興味がありまして私も動画をダウンロードしまして
位置測定をしています。時間がとれずにまだ途中ですが、計算しますと
視輻射点α27.9°δ+55.5°
修正輻射点α9.9°δ+43.5°
観測速度は14.5km/sとなっています。
地心速度 9.7km/s
輻射点は約15°も浮き上がっています。
これは暫定値です。すべてのフレームの流星位置を測定して、確定の
軌道をだしてます。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jan 23, 2005 10:11 am 記事の件名: ありがとうございます |
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詳細分析、とても参考になります。 > 上田さん
軌道計算結果が出たら、どこかで見せて頂ければと思います。
観測速度が下限である11.1km/sに近づくと僅かな測定誤差が大きな違いを生むのでこのような流星については、もっと全体の誤差を減らさないといけないと感じています。
将来的にはUFOxxxでも複数の観測点のフレーム毎方位仰角から三角測量で位置を出して、そこから統計処理で観測速度を求めるべきですね。これは情報量が大幅に増えるので全体が自動で動くようにするにはまた大変で、先を考えれば、CSVでなくXMLでということになるかと思います。XMLの処理環境の進歩が待たれます。もちろん、恒星の位置合わせが各観測者に依存しているのを自動化するという基本的な課題もあります。先は長いですね。
「考える前にやってみる方式」で実現可能な隘路を見つけて一通り軌道計算まで来ました。ようやく何が大事でどのくらい大変かが分かってきました。ちょっと落ち着いて考えたいと思っています。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Jan 24, 2005 9:58 pm 記事の件名: 差の原因を調べてみたいと思います。 |
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この流星の観測速度の差が大き過ぎるような気がしてちょっと見直しています。
当初、単なる平均の採り方の問題かと思ったのですが、どうもそれだけではなさそうです。
過程を比較して誤差の原因を調べてみたいと思いますので、
上田さんが測定されたデータの主要なものを教えて頂けないでしょうか。
両観測における 観測角速度、発光点/消滅点の緯度経度高度 赤経/赤緯など算出されていましたら
教えて頂けると原因を調べられます。
よろしくお願いします。
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Francesca 未登録ユーザー
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jan 26, 2005 8:58 am 記事の件名: 詳細データありがとうございます。 |
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詳しいデータありがとうございます。
各要素を自動分析過程と比較して誤差要因を調べ、今後の精度向上につなげたいと思います。
とりいそぎ お礼まで。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jan 26, 2005 12:04 pm 記事の件名: 誤差調査その1 |
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手始めに、私のクリップについて、上田さんの測定結果とUFOAnalyzerによる測定結果を
各フレームの赤経、赤緯で比較してみました。
どうやら、この段階ですでに相当大きな差が出ているようです。
私の方は、恒星位置合わせを再度行ってみましたが、この大きな差は埋まりませんでした。
もう少し調べてみます。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jan 26, 2005 12:47 pm 記事の件名: 謎です。 |
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うーん、以下はUFOAnalyzerの位置あわせの拡大図ですが、やはり流星の消滅点は人間の目でも赤緯 64.4度±0.1度程度に読めます。
少なくともプログラムは私の思った通りに動いているようで、星図のデータを疑うのは避けるとすると、原因が思いつきません。
ご感想、コメント歓迎します。
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上田昌良 未登録ユーザー
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日時: Wed Jan 26, 2005 9:17 pm 記事の件名: 2005 年 1 月 14 日 1:08:55 の火球の軌道、(訂正) |
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タイプミスがありましたので訂正いたします。
深夜や早朝の頭が正常な働きをしていない時間帯に処理などを
していますので、誤りやすいものです。このご指摘をいただき
ましたF氏、ありがとうございました。
(誤) Ω 239.5°
(正) Ω 293.5°
流星の位置がぶいぶん違いますね。何か私の方で重大なミスを
しているのかもしれません。調べてみます。
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