前のトピックを表示 :: 次のトピックを表示 |
投稿者 |
メッセージ |
ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
|
日時: Tue Nov 12, 2019 10:34 pm 記事の件名: 2019年11月12日22時00分23秒のー5等のおうし北群に近い低速群?の火球のスペクトル |
|
|
11月12日22時00分23秒の火球のスペクトルがカラーと白黒で撮影できました。どちらも飽和しています。11日から、もう一台a7sでスペクトルを追加しました。そのカメラですが雲でにじんでいます。もともとのa7sの方でも撮影できていました。薄雲がありますがこちらの方がFeがよく見えています。軌道計算の結果からどうもおうし群北群にしては速度が遅いような気がします。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
28.2 KB |
閲覧数: |
7758 回 |
|
説明: |
カラーのスペクトル。上のカメラと視野がダブっています。カラー用です。右端は本体です。 |
|
ファイルサイズ: |
24.42 KB |
閲覧数: |
7756 回 |
|
説明: |
もう一台のカラーカメラでのスペクトル。機材は、機材と同じです。 |
|
ファイルサイズ: |
24.2 KB |
閲覧数: |
7643 回 |
|
最終編集者 ts007 [ Thu Nov 14, 2019 9:21 pm ], 編集回数 8 回 |
|
トップに戻る |
|
|
Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3445 所在地: 長野県朝日村
|
日時: Wed Nov 13, 2019 7:29 am 記事の件名: Re: 2019年11月12日22時00分23秒の火球のスペクトル |
|
|
雲の中撮影されていましたが、気づかず一度削除してしまい、ごみ箱から回収しました。
自動計測は不能です。
説明: |
火球は中央。右上は月。
Wat902+2.6mmF1.0 |
|
ファイルサイズ: |
22.89 KB |
閲覧数: |
7615 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20191112_220025_NN4_s0.wmv |
ファイルサイズ: |
6.5 MB |
ダウンロード回数: |
272 回 |
最終編集者 Shimoda [ Wed Nov 13, 2019 1:38 pm ], 編集回数 1 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Wed Nov 13, 2019 7:58 am 記事の件名: |
|
|
Tokyo8 U9 α6300 + 16mmF1.4 による 4K30p静止画動画です
並行光跡は窓ガラスによるゴーストです
説明: |
|
ファイルサイズ: |
149.69 KB |
閲覧数: |
7693 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20191112_220024_TK8_u9Pc.jpg |
ファイルサイズ: |
218.27 KB |
ダウンロード回数: |
274 回 |
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20191112_220024_TK8_u9.mp4 |
ファイルサイズ: |
30.49 MB |
ダウンロード回数: |
288 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
INOUE
登録日: 2006.02.09 記事: 4331 所在地: 東京都八王子市
|
日時: Wed Nov 13, 2019 10:16 am 記事の件名: Re: 2019年11月12日22時00分23秒の火球のスペクトル |
|
|
TKBからの映像です。色の変化がきれいです。
説明: |
カメラ:α7s レンズ:sony50mmF1.4
20191112_220024 spo Mag=-0.6 Dur=0.35 Cam=TKB_1 Alt=18.9
光芒が大きく解析は後半の一部のみ。 |
|
ファイルサイズ: |
20.51 KB |
閲覧数: |
7673 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20191112_220024_JPTKB_1.mp4 |
ファイルサイズ: |
1.28 MB |
ダウンロード回数: |
320 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
藤井大地
登録日: 2014.12.26 記事: 168 所在地: 平塚
|
日時: Wed Nov 13, 2019 5:25 pm 記事の件名: 富士と平塚から見た様子 |
|
|
雲の中でしたが、富士と平塚からも撮影できました。
こちらでは散在流星の判定でした。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
140.35 KB |
閲覧数: |
7586 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
135.74 KB |
閲覧数: |
7586 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20191112_22_000_Shizuoka05.csv |
ファイルサイズ: |
1.24 KB |
ダウンロード回数: |
223 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
|
日時: Thu Nov 14, 2019 6:18 am 記事の件名: |
|
|
同時観測からの軌道計算の結果から、14日の0時に藤井さんが撮影出来ている火球(ツイートで画像と軌道計算上がっています)も軌道が似ていて気づきました。どうでしょうか。どうも、速度も軌道も似たの火球のようです。もしかして、おうし群の複合群の一つではないのでしょうか。14日の0時の火球は、次へhttp://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=4437
最終編集者 ts007 [ Thu Nov 14, 2019 1:46 pm ], 編集回数 2 回 |
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Thu Nov 14, 2019 7:55 am 記事の件名: |
|
|
ts007 wrote: | 同時観測からの軌道計算の結果から、どうも、速度も軌道も似た地球近傍を通り過ぎて行く小惑星2019VNの火球のようです。もしかして、おうし群の複合群の母体の一つではないのでしょうか。14日の0時に藤井さんが撮影出来ている火球(ツイートで画像と軌道計算上がっています)も軌道が似ていて気づきました。どうでしょうか。 |
とりあえず、UO2 Q1 での4点地点 6カメラのデータからの計算結果を上げておきます。
低速で、末端高度 25km程 となっています。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
65.28 KB |
閲覧数: |
7504 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
34.87 KB |
閲覧数: |
7504 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
27.4 KB |
閲覧数: |
7504 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
|
日時: Thu Nov 14, 2019 8:37 am 記事の件名: |
|
|
八ヶ岳上空を通過して 諏訪湖方面に飛んでおり、
隕石落下位置計算をする価値がありそうに思いますが゛
すみません、多忙にて私の方は無理そうです。
どなたか、可能ならお願いします。
風データを拾っておきました。
概ね西風で、軽いと山側にながされそうです
説明: |
|
ファイルサイズ: |
39.92 KB |
閲覧数: |
7491 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3445 所在地: 長野県朝日村
|
日時: Fri Nov 15, 2019 7:18 am 記事の件名: Re: 2019年11月12日22時00分23秒 |
|
|
岡野さんの魚眼で写っていました。
説明: |
キャノン6D シグマ8mmF3.5開放 ISO1600:岡野幸次氏撮影 |
|
ファイルサイズ: |
88.99 KB |
閲覧数: |
7362 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
三本松HS 三好
登録日: 2007.05.16 記事: 1290 所在地: 東かがわ市
|
日時: Sat Nov 16, 2019 7:32 pm 記事の件名: Re: 2019年11月12日22時00分23秒のー5等のおうし北群に近い低速群?の火球のスペクトル |
|
|
遅くなりましたが、香川からの静止画、この流星のみのCSVです。
比較星が3個と少ないのですが、-2.7等、nta判定
説明: |
|
ファイルサイズ: |
21.01 KB |
閲覧数: |
7262 回 |
|
説明: |
|
ダウンロード |
ファイル名: |
M20191112_22_000_kagawa1_.csv |
ファイルサイズ: |
588 Bytes |
ダウンロード回数: |
241 回 |
|
|
トップに戻る |
|
|
上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
|
日時: Tue Dec 17, 2019 7:35 am 記事の件名: 消滅点が低高度な火球の軌道(最終) |
|
|
消滅点が低高度な火球の軌道(最終)
2019年11月12日22:00:23(JST)出現
報告:上田昌良
1. 概要
この火球は、消滅点が低いとSonotaCoさんから指摘があり、私の方で流星データの収集をしました。結局、ちょっと作業がもたつきました。もし隕石落下を考えたときには一刻も素早い作業が望まれます。
さて、この火球は長野県上空に現れ、発光点が87.8kmで、消滅点が25.4kmでした。そして、地球大気による著しい減速もみられ、初速が20.7km/sだったのが、終速が3.5km/sまで減速していました。これらのことからこの火球に伴う隕石落下を疑うべきで、その落下地点の予報計算を司馬さんにゆだねました。この火球の絶対光度がナイナス4.9等で実経路長が68.7kmでした。もう少し明るく長かった方がうれしかった。
この火球はおうし座北流星群(NTA)の輻射点に近かったのですが、その輻射点からも離れていて、地心速度(VG)も違っていますから明らかに散在です。
詳しくは次の図表を参照下さい。
_
2.流星データ
この火球は次の諸氏よりデータ等を提供して頂きました。本当にありがとうございました。
関口孝志(埼玉県、M19051、M19052)、SonotaCo(東京都、M19053)、
井上弘行(東京都、M19054)、三本松高校(香川県、M19055)、
上村敏夫(新潟県、M19056)、山川 博(石川県、M19057)、
室石英明(石川県、M19058)
なお、M19053とM19055以外の撮影地では雲を通して火球が写っており、そのため特に火球の明るさの決定に支障が出ていると考えておくべきだろう。M19051とM19052はスペクトルの撮影ですが、火球本体も写っており位置測定もできた。ただし、M19052(Waカメラ)の火球位置はほんの少し位置のズレがみられた。
M19053は分裂片も測定できていたので、それらを削除しました。M19054は「分析が不完全」と撮影者からのコメントがあり、撮影経路の一部しか測定できていませんでした。測定のフレーム間隔は1/151秒となっていました。全経路の測定ができず残念でした。M19055は自動測定の結果は精度が悪そうでしたので、動画を提供していただいたこともあり、私の方で手動位置測定を行いました。
M19056、M19057、M19058は雲越しに火球が写っていましたが、Profileがしかっり作ってあったのでしょう安心して計算ができました。
説明: |
大気による著しい減速がみられました。光度曲線はなだらかです。 |
|
ファイルサイズ: |
204.02 KB |
閲覧数: |
6900 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
89.89 KB |
閲覧数: |
6900 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
69.03 KB |
閲覧数: |
6900 回 |
|
説明: |
|
ファイルサイズ: |
35.58 KB |
閲覧数: |
6900 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3445 所在地: 長野県朝日村
|
日時: Tue Dec 17, 2019 9:17 am 記事の件名: Re: 消滅点が低高度な火球の軌道(最終) |
|
|
上田さんご苦労様でした。
消滅点高度が25.4kmなので隕石期待なのですが、消滅点の長野県茅野市から東に流されると八ヶ岳山麓になります。
どの程度流されるかによりますが、捜索は困難でしょうね。司馬さんよろしくお願いします。
ところで、今回の火球の光度は-4.9等とされています。
いつも思うのですが、低速火球の場合光度が思ったよりも暗い場合が多いようです。
私のところで雲を通して撮影されていますが、雲を照らしている感じは半月クラス?と思えるほどです。
隕石の推定重量にも影響してくると思いますが、この辺どのようにお考えでしょうか。
もう一つ。
11月14日0時05分55秒にも同じような軌道を持つ低速火球が撮影されています。
http://sonotaco.jp/forum/viewtopic.php?t=4437
こちらの消滅高度も30km以下であり、消滅点は甲府の北方で、隕石が落下した場合には捜索可能と考えられるものです。
こちらの解析状況はいかがでしょうか?(上田さん頼みで申し訳ありません)
|
|
トップに戻る |
|
|
上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
|
日時: Tue Dec 17, 2019 11:46 am 記事の件名: Re: Re: 消滅点が低高度な火球の軌道(最終) |
|
|
下田さん、報告書を読んでいただきましてありがとうございます。
質問の光度決定の不正確さが与える隕石の質量決定ですが、
明るさから決める質量は測光質量です。これはもすごく決定誤差があります。一般的には隕石の質量を推定するのはこの測光質量を使っていません。
今回のような大気による指数間数的な減速を使います(そうですよね司馬さん、)。
_
今回の火球のように突入角が64度もありますと落下位置はかなり狭い範囲の予報位置になります。もちろん、ある程度の重い隕石の場合ですが、、風に流されないような大物を期待です。
_
指摘がありましたように、今回の光度は暗すぎますね、比較星として、満月、半月、金星などのサンプルを各自が写しておく努力が必要ですね。
私の方では、ワテックの動画は輝度総和が測れるのですが、ハイビジョンから4Kの動画は測るソフトがありませんし、その動画を再生もできません(UFOAnalyzerを使ってもダメです)、というお寒い環境です。
何とかせねばいけません、、
_
11月14日0時05分55秒のSonotaCoさん、井上さん、藤井さん等がうつされた火球ですね、減速を求めたいリストには入っています。今から依頼しても迷惑でないでしょうか、
|
|
トップに戻る |
|
|
司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
|
日時: Tue Dec 17, 2019 9:14 pm 記事の件名: 光度誤差の影響 |
|
|
上田さんから昨日データを頂いています。
映像、試料等を提供いただいた皆様、ありがとうございます。
さて、下田さんご指摘の光度誤差ですが、隕石落下の検討では光度は参考程度としています。
まずは、消滅点の光度が不自然で無いかどうかはほぼ見ています。
一方、最大光度あたりは測定誤差が大きいと見込んで、ほとんど無視しています。
破砕した多数の小破片の発光の影響も大きいと推定しますので。
ただし、急増光や減光があったとき、速度変化と符合しているか気になって見ます。
その意味で、光度記載が無い場合、とりあえず計算は進められますが不安が残る結果となりがちです。
光度の結果についてはこのような使い方をしています。
ところで、予想はしていましたが、この火球は速度変化が一癖有り、どう処理しようかと迷っています。
光度変化から予想したとおりですね。
最終的には隕石落下予報が目的ですので、経路末端で観測と計算が良く一致できるよう諸数値を推定することになるでしょう。
もう一晩方針を考えるだけかもしれません。
|
|
トップに戻る |
|
|
司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2167 所在地: 明石市
|
日時: Sat Dec 21, 2019 11:35 am 記事の件名: 速度検討中 |
|
|
速度の検討中です。
まず、指数関数近似の中でシミュレーション計算の初速値を決めるのですが、
途中から加速するように見える点で困りました。重力加速にしては大きすぎるのです。
しかし、SonotaCo氏の映像から答えは推定できます。
この火球の発光初期はmelting meteorの特徴が有り、流星像が極端に前後に引き延ばされています。
その結果、測定された中心(重心?)位置は、経路の先端からかなり後ろになっていたことと推定しました。
その後、光度が上がると共にmelting meteorの特徴が消え、測定位置が前方に移動することで、加速したかのように見える区間に入ります。
ただ、明るくなると測定位置の怪しさも生じがちですがさすが高解像度です。かなりきれいな位置測定ができている感じです。
1.8秒あたりの位置で減速に転じていますが、この位置で破砕がありサイズが急減したことと推定します。
確かにその後、後方に破片が遅れて飛行しています。
隕石落下に強く関わるその最後の部分の地上高度のO-Cが小さくなるように調整中です。
図(左)は、溶壊流星の特徴を考慮し観測時間を少々シフトしています。
もう少し調整しますが、現状で落下質量は100gくらいと見込んでいます。
なお、右の図から溶壊流星状態での光跡の伸びは700mくらいか、と想像しますが、実測はしていません。
説明: |
|
ファイルサイズ: |
29.35 KB |
閲覧数: |
6719 回 |
|
|
|
トップに戻る |
|
|
|