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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Fri Sep 05, 2014 4:35 pm 記事の件名: 2014年8月、はくちょう座κ流星群火球の測定データを依頼 |
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今回、はくちょう座κ流星群(KCG)が活発な出現で、各地でKCG群の流星がたくさん捉えられています。
KCG群の特徴としまして爆発するものが多くあります。そこで、その爆発点の高さを求めてみたく思いますので、火球クラスの同時流星を写された皆さんにその測定データ等を提供していただきたいのです。次の2種類のファイルを提供してください。
1.測定データ
UFOAnalyzerV2で処理しますと、その動画の入っているホルダーにM*****A.XMLファイルができています。
例: M20140726_232030_Osaka03_6EA.XML
2.静止画
同じくその動画の入っているホルダーにM***********P.jpgという静止画があります。
例: M20140726_232030_Osaka03_6EP.jpg
この1.測定データと2.静止画の2種類のファイルをメールに添付して次ぎのところまで送ってください。
送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp 上田昌良
メールアドレスの (at)は @に変えてご使用ください。
2014年9月30日までに送付いただければうれしいです。
提供をお願いしたいKCG群の火球は次の表にあります。出現時刻はlocaltime、撮影地はID1にありますので、恐れ入りますが該当する火球を各自でお探しください。
21個の火球です。結果は順次ここへ報告いたします。あつかましいお願いですがご協力をお願いします。
上田昌良
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Sat Sep 13, 2014 1:17 pm 記事の件名: 計算結果:KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-6, 23:45:22 |
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KCG群火球の爆発点の高さを計算できたものから順次報告します。
この火球の撮影者は、M14040 井上氏、M14039 上田でした。
爆発点の高さは81.7 kmで、絶対光度が-5.2等という結果です。
なお、火球の各フレームの測定位置を図に示しましたが、爆発点付近がうまく測ることができていません。これは 爆発点付近は火球の光芒が大きくなっているため測定する位置をソフトが決めにくかったのでしょう。
また、井上氏の撮影映像はハイビジョンです。ここで示した画像は見やすいように縮小したものです。流星動画もドンドン進化しています。ついていけるでしょうか、遅れないようについていきたいですね。
恒星の測定精度はM14040が0.014°、M14039が0.027°となっています(測定はUFOAnalyzerV2)
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orbit 2014 08 06 .xls |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Sat Sep 13, 2014 6:59 pm 記事の件名: KCG群火球の爆発点 2014-7-21, 21:50:32 JST |
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この火球は爆発がなく、最大光度の明るさが-3.4等でした。爆発がなかったという記録をしておくことで、KCG群火球で爆発しないものが何割ぐらいあるのかを知ることができる。
この火球の撮影者は次の諸氏でした。
下田力 M14037, SonotaCo M14038
軌道計算(orbit3.bas使用)の結果から、視輻射点の決定精度がαで±4.6°δで±1.9°とかなり悪かった。これは同じくUFOOrbitV2からも輻射点のエラーが±9.1(たぶん°)と大きな値だった。UFOAnalyzerV2での位置測定精度は M14037でddeg=0.060、M14038でddeg=0.094(たぶん°)とそんなに悪い値ではない。経路長、交差角など極端なことはないので、原因は不明です。
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orbit 2014 07 21 215032.xls |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Wed Sep 24, 2014 8:23 am 記事の件名: KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-17, 22:09:40 |
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KCG群火球の爆発点の高さを計算できたものから順次報告してゆきます。
この火球の撮影者でデータ等を提供していただいたのは次の諸氏です。
三本松高校(M14041)、SonotaCo(M14042)
火球の位置測定について、M14041の動画(AVI)の提供がありましたので、UFOAnalyzerV2を使って手動測定をしました。結果は次の図の黒●印です。それは自動測定の位置と較べても大差のない値でした。ただ、発光点側のかすかな発光像を測れ発光点が91.5 kmだったことがわかりました。
爆発点の高さは79.8 kmと 75.5 kmの2回がありました。ここで爆発の定義ですが、撮影画像を見て明らかにピカリと輝いている像を爆発としています。
説明: |
自動測定(白丸)と手動測定(黒丸)の火球位置測定 M14014 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Mon Sep 29, 2014 4:05 pm 記事の件名: KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-18, 23:58:55 |
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この火球は、次の諸氏よりデータを提供していただきました。
SonotaCo(東京都、M14048)、下田力(長野県、M14049)
写っている火球経路で最も明るかった所がマイナス5.1等でした。なお、2カ所とも爆発点が写野の外で写っていませんでした。
編集:下田さんからのご指摘で修正しました。
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残念ながら爆発点は写っていませんでした。撮影者は下田氏 |
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orbit 2014 8 18 235855 .xls |
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最終編集者 上田昌良 [ Mon Sep 29, 2014 9:06 pm ], 編集回数 1 回 |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Mon Sep 29, 2014 4:16 pm 記事の件名: KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-18, 1:07:06 |
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この火球のデータ提供は次の諸氏からありました。
横道順一(岡山県、M14046)、上田昌良(大阪府、M14047)
軌道計算を小生のorbit3.basで計算したのですが、正しく輻射点が求まりませんでした。入力の数値の誤りなどありません、結局、原因は不明で、爆発点の高さは求めることができませんでした。
残念、
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Shimoda
登録日: 2006.12.12 記事: 3426 所在地: 長野県朝日村
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日時: Mon Sep 29, 2014 6:57 pm 記事の件名: Re: KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-18, 23:58:55 |
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上田さん計算ご苦労様です。
矢印の先は月です。火球は赤字のところで、ちょこっとしたものですから、精度的には厳しいと思います。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Mon Oct 13, 2014 2:26 pm 記事の件名: KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-19, 23:43:53 |
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この火球の撮影者でデータ等を提供していただいたのは次の諸氏です。
三本松高校(M14051)、米口一彦(M14052)
火球の爆発は次の図のとおり4回もありました。爆発点の高さは両方の撮影画像からの計算でよく一致していました。
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2014-8-19 234353 JST出現.xls |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Wed Oct 22, 2014 6:55 am 記事の件名: KCG群火球の爆発点の高さ2014-8-20,1:27:37 |
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このKCG群の火球データは次の諸氏よりいただきました。
司馬康生(M14055)、SonotaCo(M14056)、井上弘行(M14058)、
米口一彦(M14059)、上田昌良(M14057)
計算の結果、高さ82.1 kmで爆発していました。爆発時の明るさは絶対光度で?4.2等でした。爆発点は1カ所でした。井上氏はハイビジョンでの撮影で、爆発点も含めきれいに位置測定できています。その他の所では従来どおり、爆発点の位置測定精度が悪いところもあり、また、爆発点が測定できていないかもしれない所もありました。
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5カ所の観測地からの爆発点の高さ。爆発点は1カ所。 |
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井上氏、ハイビジョンで撮影の位置測定。爆発点も含め精度良く測定ができている。 |
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