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2014年9月5日19:12:40JSTの火球の測定データを提供してください
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流星談話室 (Meteors)
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投稿者
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上田昌良
登録日: 2005.02.07
記事: 3089
所在地: 大阪府
日時: Wed Sep 10, 2014 8:06 am
記事の件名: 2014年9月5日19:12:40JSTの火球の測定データを提供してください
別のトピック「2014年9月5日夜の火球」には2個の火球が混在していますので、その混同を避けるためと人目をひくように新しいトピックを表示しました。
司馬さんと当方でこの火球の速度減速・隕石落下予報を計算したいと思いますので、
撮影者のみなさん(室石さん、横道さん、米口さん他)次のデータファイルを提供してください。お願いします。
1.測定データ
UFOAnalyzerV2で処理しますと、その動画の入っているホルダーにM*****A.XMLファイルができています。
例: M20140726_232030_Osaka03_6EA.XML
2.静止画
同じくその動画の入っているホルダーにM***********P.jpgという静止画があります。
例: M20140726_232030_Osaka03_6EP.jpg
この1.測定データと2.静止画の2種類のファイルをメールに添付して次ぎのところまで送ってください。
送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp 上田昌良
メールアドレスの (at)は @に変えてご使用ください。
2014年9月30日までに送付いただければうれしいです。この火球は隕石捜索隊の出動という緊急性がないと考えていますのでゆっくり計算処理をします。
また、提供していただきましたデータや静止画は我々の研究発表をするときなどに使わせていただくことがありますのでご了承ください。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07
記事: 3089
所在地: 大阪府
日時: Wed Sep 17, 2014 4:42 pm
記事の件名: 2014年9月5日19:12:37JST出現の火球の軌道計算結果
この火球の軌道計算の結果、発光点は石川県小松市の沖で高さ85.8 kmでした。消滅点は富山県と岐阜県の堺、有峰湖付近で高さ32.9 kmでした。この火球は21.0 km/sで地球大気に突入し、消滅点付近では9.2 km/sまで減速していました。継続時間が8.1秒、実経路が122 kmもあったという雄大な火球でした。
この火球のデータを次の諸氏より提供していただきました。御礼申し上げます。
室石(M14043、石川県)、横道(M14044、岡山県)、米口(M14045、石川県)
2014 09 05 191237 実経路.jpg
説明:
火球の実経路は、3地点ともにほぼ一致していました。
ファイルサイズ:
161.55 KB
閲覧数:
4329 回
2014-09-05_19h12m37s_VHM_.jpg
説明:
高さに対する各フレームごとの速度と絶対光度
ファイルサイズ:
274.1 KB
閲覧数:
4329 回
orbit 2014 9 5 191237.xls
説明:
軌道計算の結果の詳細
ダウンロード
ファイル名:
orbit 2014 9 5 191237.xls
ファイルサイズ:
25 KB
ダウンロード回数:
222 回
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司馬康生
登録日: 2005.11.26
記事: 2167
所在地: 明石市
日時: Fri Sep 19, 2014 10:19 pm
記事の件名: 小さな隕石が落下したようです
現在の計算の途中経過を報告します。
流星速度は、こちらの計算では18km/s弱となりました。上田さんの結果とずれていますが、飛行距離のO-Cの図で上に膨らんでいる部分、加速したかのような部分の影響も加算しているのでしょう。指数関数近似はこのような経路仰角の低い火球でうまくマッチしないのは、甲斐南部火球と同様です。地球の丸み成分が指数関数式では表現できていないからでしょうか。あるいは別の解釈が良いのでしょうか。
一方、シミュレーションは、上記初速度を使って観測とかなり良く一致させることができました。図1では青のプロットと赤の線がほぼ重なりました。甲斐南部火球と比べると、やや壊れやすい物質だったようで、摩耗率を上げた計算結果です。この例で落下質量見込みは約50gです。
落下域計算は明日にでも進めたいと思います。
.gif
説明:
計算結果の一部。
ファイルサイズ:
22.77 KB
閲覧数:
4252 回
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司馬康生
登録日: 2005.11.26
記事: 2167
所在地: 明石市
日時: Sat Sep 20, 2014 10:09 pm
記事の件名: 落下域は燕岳付近です
落下域を計算しました。
石質隕石を想定し、初期質量430gを基本としての計算です。計算上推定する初数値を前後させてプロットしました。風は9月5日21時(JST)の輪島を使っていますが、北に離れた点だけは09時(JST)の記録を使っています。
ダークフライト中の分裂は無いものと仮定しています。
落下質量は25-65gの間です。
落下域は、燕岳付近ですから、名前は「燕岳火球」としましょうか。
撮影された皆様、計算データを提供いただきました上田さん、ありがとうございました。
.gif
説明:
落下域
ファイルサイズ:
8.1 KB
閲覧数:
4204 回
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司馬康生
登録日: 2005.11.26
記事: 2167
所在地: 明石市
日時: Mon Jan 12, 2015 8:25 pm
記事の件名: 再計算の結果です。
これも再計算してみました。
結果はあまり変わりませんでした。
最大で100g程度の落下が、長野県?岐阜県境の山中に落下しているだろうと思われいます。
上空の風の採用選択で、結果がかなり変わります。
基本は、輪島の21時(JST)のデータですが、上に飛んだ試算結果2例は、同じ輪島の09時の記録を使ったものです。
.gif
説明:
落下試算(上の結果も含めて)
ファイルサイズ:
11.24 KB
閲覧数:
3608 回
.jpg
説明:
地図に落とした予想落下範囲です。
ファイルサイズ:
447.69 KB
閲覧数:
3608 回
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