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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Mon Mar 30, 2015 7:41 am 記事の件名: 2015年3月29日21:48:36JSTの継続時間の長い流星 |
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件名の時刻に継続時間が10.1秒もある流星が写りました。北東向き6mm・カメラ、-0.6等、散在、
これは低空を飛行した人工衛星の可能性も考えられます。
この動画はwmvに変換しても9MBありますので、次のところに掲載しました。
http://meteor.chicappa.jp/2015/TV_2015_03_ueda.html
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3706 所在地: SHIOJIRI
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日時: Sat Apr 04, 2015 4:36 pm 記事の件名: Re: 2015年3月29日21:48:36JSTの継続時間の長い流星 |
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長野県塩尻市でも捉えています。
時刻が30秒ほど合いません。同時流星として認識されません。
人工衛星に見えますが、流星の可能性もありそうです。
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21:49:15 北東方向へ
途中で録画が終了か? |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Apr 05, 2015 8:56 am 記事の件名: Re: 2015年3月29日21:48:36JSTの継続時間の長い流星 |
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masuzawa wrote: | 時刻が30秒ほど合いません。同時流星として認識されません。
人工衛星に見えますが、流星の可能性もありそうです。 |
dt=90, Q0, Voチェックオフで計算させてみました。
4点6カメラの同時観測になっており、全長は400kmを超えているようです。
7.6km/s程度の速度なので、やはり人工衛星のリエントリーが濃厚だと思いますが、経路は上昇(evr < 0)しているようです。
まさか地上から発射された上昇中の物体だったら一大事なので、そんなことはないと思いますが、
おっしゃるようにアースクレージング火球の減速した後半部分を捉えた可能性も考えてみる価値があるかもしれないと思います。
(アドリブの計算では ある地点で完全に水平に400km進むと地球の表面の曲率で地表高度は 12.6km程上昇して見えるかも と思うので、このように数kmの上昇は十分ありえそうに思います)
かってのアースグレージング火球が、たしか3/20でした。 この時期はこのようなケースが多いのかもと思います。
対応する人工衛星やデブリのリエントリー情報があるでしょうか?
リエントリーとした場合でも 上昇しているというとこは 大気圏で弾んで一時的にまた宇宙空間に戻る可能性も検討すべきかもしれません。もっとも脱出速度を超えていないので、いずれ落下するか大気圏で蒸発/爆発するわけですが...
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Nagano1の最後は消滅しているでしょうか、それとも録画が終わって切れているのでしょうか?
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経路が途切れ途切れですが、全長は400kmを超えているようです |
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H.Yamakawa
登録日: 2005.11.01 記事: 3559 所在地: 石川県かほく市 IS2 (TK4は停止)
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日時: Sun Apr 05, 2015 3:33 pm 記事の件名: Re: 2015年3月29日21:48:36JSTの継続時間の長い流星 |
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すっかり出遅れました
まんなか担当です
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M20150329_214848_IS2_S.wmv |
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M20150329_214859_IS2_SE.wmv |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Mon Apr 06, 2015 7:00 am 記事の件名: 人工衛星の落下のようです |
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橋本就安さんからの情報では、
「人工天体の大気圏再突入現象のようです。
正体は、去る3月27日ロシアから宇宙飛行士を乗せてソユーズTMA-16A
を打ち上げられましたが、その時の打ち上げに使ったロケット(SL-4Rocket
_Body)が、日本の上空で大気圏に再突入したものでした。
Sat.No.=40543、国際標識2015-16Bです。」
私信でいただきました。
編集:訂正の連絡が橋本さんよりありました。
(誤)ソユーズTMA-16A
(正)ソユーズTMA-16M
最終編集者 上田昌良 [ Sat Apr 18, 2015 7:42 am ], 編集回数 1 回 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Tue Apr 07, 2015 3:03 am 記事の件名: この人工衛星の測定データを提供してください。 |
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Yamakawaさん、
この人工衛星のデータM********A.XMLファイルを提供していただけませんか。
いつもお願いばかりで恐縮ですが、よろしくお願いします。
各フレームごとの速度の変化を調べてみたく思っています。
送付先:上田昌良ueda(at)meteor.chicappa.jp
(at)は@に変えてお使い下さい。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Thu Apr 09, 2015 12:40 am 記事の件名: 軌道計算の中間報告 |
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2015年3月29日21:48:36 JST人工衛星の落下(大気圏再突入)
報告:上田昌良
人工衛星の落下 (大気圏再突入)が動画で多数の地点にて同時撮影されたのは、日本国内では初めてではないかと思います。この観測は可能な限り軌道計算をして結果を残しておきたいと思っています。
現在、計算等の途中ですが、中間報告をしておきます。さらに撮影されました皆さんからの測定データ(M********A.XMLファイル)の提供をお待ちしています。
今回は、次の諸氏のデータを使いました。Yamakawaさんは2台のカメラで撮影されていますが、現時点ではその内の1台のデータを使いました。
岡本貞夫(愛知県、M15024)、Yamakawa(石川県、M15025)、上田昌良(大阪府、M15023)
軌道計算の結果、写り始めの高さは95.6kmでした。今回のデータは実経路の長さが約143 kmで、その最終の高さは94.1 kmでした。
その観測速度は変化がみられず、平均の観測速度が7.6 km/s±1.5 km/sでした。
明るさは、絶対光度で最大が-2.3等でしたが、光度曲線はたいへんゆるやかでした。
以上は実経路の一部です。あまりにも長い実経路ですので、実経路100 kmぐらいに分けそれぞれの観測地の組合せから軌道計算を進めていきたいと考えています。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Fri Apr 10, 2015 10:18 pm 記事の件名: 最終の軌道計算結果 |
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2015年3月29日21:48:36 JST人工衛星の落下(大気圏再突入)の軌道計算結果
報告:上田昌良
人工衛星の落下 (大気圏再突入)が動画で多数の地点にて同時撮影されたのは、日本国内では初めてではないかと思います。今回の現象を同時観測されたのは、次の諸氏で、その皆さんからの測定データを提供していただきました。
岡本貞夫(愛知県、M15024)、Yamakawa(石川県、M15025)、増澤敏弘(長野県、M15026)、上田昌良(大阪府、M15023)
軌道計算の結果、写り始めの位置はλ:135.672°φ:+35.050°h:95.6 kmで京都市の北西の上空でした。写り終わりの位置はλ:139.250°φ+37.615°h:93.7 kmで新潟県五泉市付近の上空でした。高さはわずか1.9 km下がっただけで、ほとんど地表と平行に飛行していました。
実経路の全長は435 kmとたいへん長い距離を57秒かけてゆっくり飛行していました。速度の減速がみられなかったので、末端部を除いて平均を出すと、観測速度が7.9 km/s±2.0 km/sでした。地球の脱出速度は11.19 km/sですから、それより小さい速度であり、今回の現象は地球外から飛来したものでないことがわかる。
この現象は人工衛星の落下(大気圏再突入)が候補にあがる。この正体は、橋本就安氏により2015年3月27日ロシアから宇宙飛行士を乗せてソユーズTMA-16Aを打ち上げられましたが、その時の打ち上げに使ったロケット(SL-4Rocket_Body)が、日本の上空で大気圏に再突入したものと判明した(Sat.No.=40543、国際標識2015-16B、以降は2015-16B)。
2015-16Bの現象があった高度95 kmを回る人工衛星の速度は理論的には7.85 km/s(円軌道)ですので、2015-16Bの現象と同じ速度でした。それと2015-16Bの現象の突入角が1°程度と相まってゆっくり高度を下げていったのでしょう。
人工衛星の落下(大気圏再突入)といいますと、人工衛星が分裂した明るい光景を想像するのですが、2015-16Bの現象は静かなものでした。
最後に、TV観測された測定データを提供していただいた皆さんに感謝を申し上げます。
追加:人工衛星の実経路の結果の表を追加しました。
追加:さらに、人工衛星の実経路の結果に時刻を追加しました(2015-9-1)
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Trajectory of satellite 2015-016B |
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最終編集者 上田昌良 [ Tue Sep 01, 2015 7:48 pm ], 編集回数 3 回 |
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masuzawa
登録日: 2005.04.09 記事: 3706 所在地: SHIOJIRI
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日時: Sat Apr 11, 2015 8:42 am 記事の件名: Re: 2015年3月29日21:48:36JSTの継続時間の長い流星 |
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SonotaCo wrote: | Nagano1の最後は消滅しているでしょうか、それとも録画が終わって切れているのでしょうか? |
録画が切れていますが、最後はほぼ消滅状態と見ました。
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M20150329_214915_Nagano1_m1.wmv |
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