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4K動画、流星スペクトル関連
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投稿者 メッセージ
藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Wed Dec 02, 2015 1:56 pm    記事の件名: 赤外カットフィルター 引用付きで返信

藤原康徳です

前田さんの撮影されたスペクトルを見ていますとMgとNa周辺のラインが非常によく見えていますが、当然と言えば当然なのですが、赤側に明瞭なラインが
見えているものが少ないですね。英語の掲示板のほうでの海外の方のモノクロ撮影では、赤外域にも感度があるので、酸素の777nmのラインが強く写って
いますね。高高度流星の150kmでもこの酸素のラインが最初に写っています。スペクトル狙いなら赤外カットフィルターを外すべきなのでしょうね。

α7sで動画をずっと見ていると恒星の色が変化します(特に明るい赤い星)。これは恒星像ががベイヤー配列上のRGB画素間を動いていっているからかなと
思っています。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Fri Dec 04, 2015 12:30 am    記事の件名: 赤のスペクトル 引用付きで返信

藤原さんへ
前田です。感想どうも。
おっしゃるとおりで、現在は赤より青に注目して撮影しています。
理由は、青帯には金属輝線が多く、興味のある鉄の輝線がたくさんあるからです。
グレーティングもUVグレードの青に感度の高い物を使っています。(もちろん
普通のレンズでは、UVは写りません)
赤帯はワテックのビデオでスペクトルを撮っていた頃はよく写っていました。
その頃はVIS用のグレーティングを使っていました。700nm以上は大気のラインが
多く、明るく写るのですが、流星間で差があまりなく、速度の違いが顕著に出るだけ
のように見えたので、あまり興味が無くなりました。
ビデオの分解能のも飛躍的に上がったので、このふたごに向けて一台はVIS用の
グレーティングに変えました。書かれているとおり、カラーカメラなので、赤外カット
フィルターがついていて、それほど波長の長い方に感度は伸びませんが、撮れたら
アップしますね。

動画での星の色の変化は気が付きませんでした。デジカメでの偽色の話の時に
ベイヤー配列の話題がでるので、そうなのかも知れませんね。詳しくは分かりません。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Thu Dec 24, 2015 12:55 am    記事の件名: GEMスペクトル 引用付きで返信

宮崎の前田です。
今年のふたごは極大期に天気が悪かったのですが、極大前に晴れが続いたので、一応撮れています。
-1等、継続時間0.9秒の典型的な群流星のものです。



M20151212_024417_JPMZ1_HEPc3.jpg
 説明:
SONY α7sCanon FD24 +600本グレーティング
いつもの機材です。
トリミングしてあります。
 ファイルサイズ:  24.39 KB
 閲覧数:  9672 回

M20151212_024417_JPMZ1_HEPc3.jpg




最終編集者 前田 [ Tue Jan 12, 2016 11:44 pm ], 編集回数 1 回
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Mon Dec 28, 2015 5:41 pm    記事の件名: Re:ふたご群スペクトル 引用付きで返信

前田さん

藤原康徳です

「典型的な群流星のもの」ということですが、ふたご群ではNaのラインが見えないものもあるということのようですが、いかがでしたでしょうか?
上田さんから報告のありました先月神戸で行われた研究会でも話題になっていたのではないかと思います。

私のほうも、12/13日に少しだけ大阪の自宅で観測を行いましたが、むしろNaのラインが見えないもののほうがほとんどで(5個)、明確だったのは1個だけでした。

13/14、14/15、15/16日は室生観測所に行ってましたが天気に恵まれませんでした。スペクトル観測は用意はしてたのですが、観測の優先順位と悪天候とで
出番がなかったです。

16/17、17/18、18/19、19/20日は、大阪の自宅で観測をしていましたが、ふたご群はとらえることができませんでした。18/19日に12月いっかくじゅう座流星群の
火球(SonotaCoネットで同時流星になっており軌道が出ている)のスペクトルを2個とらえることができました。00時55分24秒(-3等) 01時58分40秒(-2等)
-3等のほうは、これまでで一番明るい「はでな」(サチッテいる?)ものでした。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Mon Dec 28, 2015 9:42 pm    記事の件名: Gem スペクトル 引用付きで返信

前田です。
藤原さん、今晩は。
「典型的な群流星のもの」とは、これまでの印象で書いたので、見直して見ました。

今月に入ってしょぼいものも含めると80個ぐらいスペクトルが撮れていますが、ふたごは天気が悪くあまり取れていなくて、20個ぐらいです。
このうち約13個はMgのみで残りの7つは、Mg も Naも見えています。
暗いスペクトルは、Mgの1本だけが見えているものが多いです。
そのあたりを除くと、Naがあるのが一般的で良いと思います。

グレーティングの感度の補正も必要ですが、Mgの方が
見かけの明るさは明るい流星がほとんどです。Naは ほとんど無い物も
あり、色々です。平均すると、Naは、Mgの半分ぐらいといったところでしょうか。

MONのスペクトルは珍しいですね。こちらではしょぼいのが1つで、Mgが1本しか
見えてないタイプでした。

神戸の研究会はスペクトルの話もあったんですか。収録などあれば読んでみたいですね。
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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3084
所在地: 大阪府

記事日時: Mon Dec 28, 2015 10:32 pm    記事の件名: Re:Gem スペクトル 引用付きで返信

名前が出ましたので、
神戸での研究会の集録は電子版で出るそうです。ただし、配布(閲覧)は参加者のみとのこと。
Na量の欠乏はGEMが太陽にかなり近づく軌道ですので、太陽熱で蒸発する。
ということはみずがめδ群なども同様?
春日さんの論文は古いものでは次のものがあります。
A 2004 Geminid meteor spectrum in the visible?ultraviolet region Extreme Na depletion ?
http://www.aanda.org/articles/aa/pdf/2005/29/aahc081.pdf
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Dec 29, 2015 9:29 am    記事の件名: コメントどうも 引用付きで返信

上田さん、コメントありがとうございます。
集録の件、残念です。衛星が絡んだりすると、時々広く公開されないことがありますね。

「Na量の欠乏はGEMが太陽にかなり近づく軌道ですので、太陽熱で蒸発する。
ということはみずがめδ群なども同様? 」 は、 神戸の集会での話ですか。
確か、Boroviˇckaらの論文にも似たようなことが書いてあったようなおぼろげな記憶があります。

みずがめδ群のスペクトルは狙っているのですが、暗い流星が多くて、まともなものが
ある程度の数は撮れていません。火球の必要は無いので、20個ぐらいは並べて見てみたいです。

春日さんの論文にもGEMはばらつきが多いかもと書かれていますね。確か、私の先の文章もこのあたりの受け売りです。
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Thu Dec 31, 2015 3:37 pm    記事の件名: ナトリウムの尾 引用付きで返信

藤原康徳です

ナトリウムの話がでているところなので、ついでに。昨夜(12月30/31日)の観測でナトリウムの尾をひく流星のスペクトルを捉えました。
尾というよりは、もっと短痕ぽい感じで、経路途中での小爆発にともなって発生したという感じです。やっぱり毎日のように動かして数をとると
いろいろとひっかって来ますね。
昨夜は、夕方は快晴でしたが、夜半後に結構雲が出たようでスペクトルは2個だけでした。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Jan 03, 2016 4:51 pm    記事の件名: Na の 短痕 引用付きで返信

前田です。
皆様、おめでとうございます。
今年もよろしく。

藤原さんへ
Na の 短痕状のもの時々写りますね。私も、英語ののボードの方に
アップしました。爆発したところだけに残るタイプでしょうか。

ところで、藤原さんはスペクトル画像は、アップされないのですか。
菅原さんのようにご自分のサイトでも良いので、ぜひ公開して欲しいです。

追記
すみません、ブログの方にアップされていましたね。お詫びします。赤外フィルターを外した画像など興味深いです。これからも、よろしくお願いします。


最終編集者 前田 [ Mon Jan 11, 2016 7:54 pm ], 編集回数 1 回
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Jan 09, 2016 11:11 am    記事の件名: QUA スペクトル 引用付きで返信

宮崎の前田です。
四分儀は、天気も月もあまりよくなかったのですが自動観測らしく、しぶとくスペクトルは撮れています。
明るい流星はありませんが、載せておきます。四分儀は3大流星群(Q,P,G)の中では、スペクトルが撮れにくい群だと思います。

青緑に見えているのがMg, 少しオレンジっぽいのがNaです。カラーだと色でだいたい同定できるので、便利です。
見かけですが、MgがNaより明らかに強く光っています。感度の比は、このボードの最初の方に載せていますが、Naの方が25%ぐらい低感度です。



M20160104_035815_JPMZ1_HEPweb.jpg
 説明:
SONY α7sCanon FD24 +600本グレーティング
トリミングして、コントラストをあげています。

他もすべて同じ

光度 -1.5等
NaとMgで、ライトカーブが異なっています。
通常Na の方が先に明るくなり、Naの方が揮発性が高いからといわれています。
この流星だけO 557nmの禁制線が見えています。
 ファイルサイズ:  51.8 KB
 閲覧数:  9438 回

M20160104_035815_JPMZ1_HEPweb.jpg



M20160104_043313_JPMZ1_HEPweb.jpg
 説明:
光度 -1.0等
これも、MgとNaの光度変化が違います。
 ファイルサイズ:  48.43 KB
 閲覧数:  9438 回

M20160104_043313_JPMZ1_HEPweb.jpg



M20160104_061510_JPMZ1_HEPweb.jpg
 説明:
光度 -0.9等

これは、MgとNaの光度変化がほぼ類似。
薄明が始まっています。
追記:よく見ると、これも終端で、感度の差を考慮しても明らかにNaが先に消えていますね。
 ファイルサイズ:  47.81 KB
 閲覧数:  9438 回

M20160104_061510_JPMZ1_HEPweb.jpg


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Jan 10, 2016 10:39 am    記事の件名: COM スペクトル → DLMのまちがいでした。 引用付きで返信

宮崎の前田です。

 2015年に撮れたスペクトルを年末からまとめているのですが、終わりません。350個ぐらいになりそうです。

 本題です。COM(かみのけ座流星群)といってもここにあげたのは、12月のものなので、12月のこじし群といった方がなじみがあるのですが、認められていません。1月のCOMよりは、割と明るい流星も飛ぶ印象です。
 今年は月が明るかったのですが、天気はよかったのでスペクトルは集まりました。群判定は1点観測からなので、方向によっては誤判定の可能性もあります。
スペクトルは、多くても1日に数個しか得られないので、散在の誤判定は少ないと思いますが、2つの輻射点を串刺しにした場合が判定が難しいです。COMは、たしか、母彗星がまだ見つかっていない群です。

 スペクトルは、MgとNaがほぼ同じぐらいの明るさ。速度は65km/sと速いので、酸素の557 nmの輝線もほとんどの流星でみられます。四分儀群に比べると各輝線のライトカーブは
安定している印象があります。

追記 2016/2/1
 群判定を間違っていたので、タイトルを変更。これらの画像をまとめたものを2016/2/1に再掲。



M20151217_033228_JPMZ1_HEPweb.jpg
 説明:
SONY α7s + Canon FD24 mm+600 本グレーティング
トリミングして、コントラストをあげています。

他もすべて同じ

光度 -1.0等

 目のいい人はMg(青緑)がピンぼけのように感じると思うが、これは、Mgは0.54と1.09 nm離れた3本のラインの集まりで、
1.09 nm離れたラインが分離しかけているので、広がって見えています。下の明るいスペクトルは心眼で見ると2本に分かれて見えます。
 実は、Naの方も0.59 nm離れた有名な2重線で、3次のスペク
 ファイルサイズ:  70.37 KB
 閲覧数:  9398 回

M20151217_033228_JPMZ1_HEPweb.jpg



M20151224_030353_JPMZ1_HEPweb.jpg
 説明:
光度 -2.7等
 ファイルサイズ:  62.99 KB
 閲覧数:  9398 回

M20151224_030353_JPMZ1_HEPweb.jpg



M20151229_044859_JPMZ1_HEPweb.jpg
 説明:
光度 -1.0等
 ファイルサイズ:  66.32 KB
 閲覧数:  9398 回

M20151229_044859_JPMZ1_HEPweb.jpg




最終編集者 前田 [ Mon Feb 01, 2016 11:11 pm ], 編集回数 2 回
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5055
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Mon Jan 11, 2016 8:35 pm    記事の件名: 群による違いがよく分かりますね。 引用付きで返信

前田さん、着々とカラースペクトルの撮影が進んでいますね。毎回楽しみに見ています。
今回は、しぶんぎ群とかみのけ群の違いがよく分かりますね。速度での違いで酸素の禁制線もよく分かりますね。色があるのでMgとNaは、すぐにわかりますね。350個も撮影できてすごいですね。今後も、結果を楽しみにしています。英文の方でスペクトル解析のアニメがありましたが時間差での変化がわかるのがとてもいいですね、まるでスペクトルの動画のようです。あれは、前田さんのデータでMartinさんが作成したんですか。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Jan 12, 2016 2:22 am    記事の件名: スペクトル 引用付きで返信

ts007さんへ
前田です。コメントありがとうございます。

カラーのスペクトルなんてあまり意味が無いと、最初は思っていたのですが、
色で判断できるというのはかなり便利です。 1本しかスペクトル線が無いとき
の同定がとても楽になりました。

英語のボードのgif動画は、Martinさんに動画を送って、作成してもらいました。
実は、グラフだけではなく、画像で流星を固定した動画もあります。鈴木智さんの
ガイド撮影のような雰囲気が味わえます。多分その内、どこかに掲載されると
思います。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Jan 12, 2016 11:21 pm    記事の件名: 鉄流星体 引用付きで返信

宮崎の前田です。
今回はIron meteoroids (鉄流星体) と訳すのでしょうか)のスペクトルを集めてみました。明るいものが1月に撮れたので、それは、英語の火球スペクトルボードの方にのせてあります。

このタイプは、文献では知っていて、SDビデオでスペクトルを撮っていたときから
怪しいものは撮れていたのですが、分解能が足りず、Mgタイプとの区別ができませんでした。
4Kでのスペクトルで、分解能が上がりこのタイプと確認がとれました。(多分)

このスペクトルの特徴は暗くて、特徴的なラインが無いことです。ぱっと見、糸くずか、画面が少し曇っているように見えます。
0次を見ただけでは特に変わったところはありません。文献では、526.9, 532.8, 537.1,540.4, 543.1, 544.9 nm あたりが光っているとのことです。
これだけ見ると同定はできませんが、Mgが同時に光っているタイプの流星があり、それは、518.2 nmにあるので、それを基準に調べることができます。

結構まれなタイプで全スペクトルの3%しかありません。群判定はほとんど散在流星です。まだ数が少ないのでよくわかりませんが、11月、12月は他の月より多かった感じです。



2015Fe形4種b_.jpg
 説明:
 ファイルサイズ:  49.65 KB
 閲覧数:  9305 回

2015Fe形4種b_.jpg




最終編集者 前田 [ Thu Jan 14, 2016 12:42 am ], 編集回数 1 回
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Thu Jan 14, 2016 12:38 am    記事の件名: HYD スペクトル 引用付きで返信

宮崎の前田です。

12月18日ごろに極大になるHYDのスペクトルを集めてみました。ビデオ観測では存在感のあるおなじみの群です。

特徴はNaがMgに対してかなり弱く、1/3以下に見えます。Na/Mgが20%以下で
Na-poorタイプ、10%以下でNa-freeタイプと言われています。ばらつきはありますが、
HYDはNa-poorタイプが多いようです。2015年は7個撮影できたうちの6個がこのタイプでした。
残りの1つはNa/Mgが50%ぐらいのノーマルタイプでした。
実は散在も含めてもNa-poorタイプは、それほど多くはありません。現在とれたスペクトルの10%程度です。

HYDは速度が58km/sと、四分儀より速く、COMより遅いです。O557nmの短痕の輝線もある程度明るいと必ず見えるようです。



2015HYDspectra50.jpg
 説明:
明るさは、上から、-0.6,-1.0,-0.8,-0.8等です。

このくらいの明るさがある程度分析できるスペクトルの最低の明るさです。
各画像は、コントラストをあげています。
 ファイルサイズ:  93.81 KB
 閲覧数:  9270 回

2015HYDspectra50.jpg


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