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2015年は、おうし座南北流星群が活発という予報年
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投稿者 メッセージ
masuzawa



登録日: 2005.04.09
記事: 3694
所在地: SHIOJIRI

記事日時: Sat Nov 21, 2015 9:17 am    記事の件名: Re: 2015年11月12日19時22分55秒sTa火球 引用付きで返信

Shimoda wrote:
shidaさん、masuzawaさん、できれば画像のアップをお願いします。

雲の中、遠方の火球でした。



M20151112_192256_Nagano1_m1P.jpg
 説明:
-4.7等, sTa判定
 ファイルサイズ:  15.42 KB
 閲覧数:  7752 回

M20151112_192256_Nagano1_m1P.jpg


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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Sun Nov 22, 2015 3:27 pm    記事の件名: 2015年11月20日23時22分54秒北群 引用付きで返信

藤原康徳です

11月20日23時22分54秒の北群に属すると思われる火球です。司馬さんが触れられていますが、経路の末端で分裂しています。また、経路の途中では、
尾を引いています。全天カメラのほうでも明るくは写っていますが、分解能が圧倒的にたりません。



20151120_232254_Osaka4_15mm.wmv
 説明:
画面の時刻では22時になっていますが、これは23時の間違いです。
α7s 15mm F2.8 対角魚眼 天頂方向

ダウンロード
 ファイル名:  20151120_232254_Osaka4_15mm.wmv
 ファイルサイズ:  2.66 MB
 ダウンロード回数:  245 回


20151120_232254_Osaka4_fisheye.wmv
 説明:
画面の時刻表示は遅れています。

ダウンロード
 ファイル名:  20151120_232254_Osaka4_fisheye.wmv
 ファイルサイズ:  2.13 MB
 ダウンロード回数:  228 回

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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Mon Nov 23, 2015 9:08 am    記事の件名: おうし群火球 引用付きで返信

宮崎の前田です。
この連休に観測を整理していて、やっと火球を見つけました。

11月14/15 04:18:57 出現で、?5等判定ですが、明るいところは視野から
出ているので、もう少し明るかったものと思われます。
大分県上空あたりでしょうか。

藤原さんの比較動画面白いですね。
α7sの動画はどんなモードですか? 



M20151115_041857_MZ1_ZP.jpg
 説明:
準全天カメラより
 ファイルサイズ:  16.58 KB
 閲覧数:  7650 回

M20151115_041857_MZ1_ZP.jpg


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INOUE



登録日: 2006.02.09
記事: 4321
所在地: 東京都八王子市

記事日時: Fri Nov 27, 2015 6:39 pm    記事の件名: 2015年11月26日20時31分38秒神奈川西方のnTa 引用付きで返信

雲を通して、末端部のみでした。


M20151126_203138_JPKN1_WP.jpg
 説明:
Alpha7s+MINOLTA50mmF1.7
20151126_203138 J5_nTa Mag=-2.7 Dur=0.284 Cam=KN1_W Alt=33.5
 ファイルサイズ:  22.61 KB
 閲覧数:  7541 回

M20151126_203138_JPKN1_WP.jpg



M20151126_203138_JPKN1_W.mp4
 説明:
動画です。

ダウンロード
 ファイル名:  M20151126_203138_JPKN1_W.mp4
 ファイルサイズ:  272.94 KB
 ダウンロード回数:  208 回

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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sun Nov 29, 2015 9:03 am    記事の件名: 20151128_183745 引用付きで返信

北関東で明るいnTa があり、4Kで全経路撮れましたので、掲載します。
単点では-2.4等で、おうし群の火球としてはさほど大きいものではありませんでしたが、継続時間が3秒ほどあり、出現時刻が早かったので、目撃された方も多かったかもと思います。
爆発部分の経路が2本になっていますが、下は2重窓のガラスによるゴーストです。

オリジナルの非圧縮4K .avi 動画は、これ1つで2.37GB あります。4Kの動画の圧縮も使われ始めていますが、まだPCでの圧縮はやや大変です。



M20151128_183745_TK8_U1Ps.jpg
 説明:
縦横1/4の縮小画像です
 ファイルサイズ:  44.25 KB
 閲覧数:  7462 回

M20151128_183745_TK8_U1Ps.jpg



M20151128_183745_TK8_U1Pc.jpg
 説明:
ピクセル等倍の流星部分です
 ファイルサイズ:  62.97 KB
 閲覧数:  7462 回

M20151128_183745_TK8_U1Pc.jpg



M20151128_183745_TK8_U1P.jpg
 説明:
4Kサイズのjpgです

ダウンロード
 ファイル名:  M20151128_183745_TK8_U1P.jpg
 ファイルサイズ:  753.22 KB
 ダウンロード回数:  188 回


M20151128_183745_TK8_U1s.mp4
 説明:
2KのH264に圧縮した動画です。

ダウンロード
 ファイル名:  M20151128_183745_TK8_U1s.mp4
 ファイルサイズ:  380.51 KB
 ダウンロード回数:  252 回

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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3084
所在地: 大阪府

記事日時: Mon Dec 21, 2015 9:42 am    記事の件名: 2015年のおうし群は活発だった 引用付きで返信

2015年おうし座南・北流星群のTV観測による同時流星数

報告:上田昌良

2015年はおうし群が活発な出現(特に火球)をするという予報がありました(長谷川)。
それでトピックを立ち上げて注目をしていました。皆さん同時流星計算用CVSの10月・11月の報告をされたと思いますので
自動TV観測のデータより同時流星数を調べてみました。

下記の表に同時流星数をまとめました。
表中の語句の説明:STA:おうし座南流星群、NTA:おうし座北流星群、SPO:散在流星、火球:絶対光度が-3.0等より明るい流星

直近の2013年と2014年の同時流星を使って2015年と比較を行いました。直近のデータを使うことはほぼ同じ観測者と観測機材によるもので
比較しやすい。天気による撮影流星数の影響は散在流星の同時流星数が10月・11月の合計で 2015年で合計2150個、2014年で2298個、
2013年で2825個と極端に相違していないことから、その影響は少ないと考えました。そして比較の基準にそれらの散在流星数を使いました。


結論:2015年STA+NTAの火球は、SPOとの比が0.04で2013年と2014年の同比0.01より約4倍大きかったので、活発な出現という結果が出ました。
   このように数値で活動度合いを示すことは追認が可能となり適した方法であると考ます。

これは十三塾で発表したものを一部加筆修正したものです。そのときに司馬さんも同様の発表をされまして2015年は同じく活発だったとの
とこでした。さらに注目すべき結果がでていましたが、これはご本人さんが論文にされるかもしれませんので、ここでは書きません。



2015 おうし南北群群の同時流星数.jpg
 説明:
10月・11月のおうし南北群まとめ
 ファイルサイズ:  118.68 KB
 閲覧数:  7157 回

2015 おうし南北群群の同時流星数.jpg


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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Wed Dec 30, 2015 3:09 pm    記事の件名: 南群だけの・・・ 引用付きで返信

上田さんに示唆して頂きましたが、この冬休みに文章化しようと頑張っています。
結構丁寧なデータ処理が必要になって来て、休み中のデータ出揃いが怪しい感じです。
報告すべき核心は、Asher?泉(1998)理論に基づく予報は、おうし座流星群の南群だけに見事にあてはまるが、北群は全く影響していないことが2007-2015年のデータから示されることです。
軌道周期に基づいてswarmが形成されるという理論提示にもかかわらず、軌道周期がほとんど違わない南北で、このような違いがあることは、天体力学の理論に重要な課題を提供する観測結果と思われます。
データ処理は、9年間の10月10日頃から12月10日頃までのデータを取り出し、10日間隔に分けた6×9のマトリクス上での(散在流星に対する)出現数変化、光度分布、軌道周期分布をそれぞれ示そうと思っています。
光度は出現数が増える予報に対して、明るいものが増えるという明確な傾向があります。軌道周期はこれからです。
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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Sun Jan 31, 2016 1:50 pm    記事の件名: 難しい末期活動 引用付きで返信

まとめようとして横道にそれています。末期活動の問題は上田さんも指摘されていますが、「群の認識」問題として悩ましいですね。
2007-2015年の南群の末期活動(11月21日?12月10日)時期にSTAとして判定されたものをいくつかの観点で作図しました。
まさにTaurids Complexです。頭の中も混乱です。とりあえずはこの混乱に深入りしないのが賢明か。



.gif
 説明:
横軸は全て太陽?径、縦軸はそれぞれ輻射点赤経(α)、赤緯(δ)、対地速度(Vg)、離心率(e)、近日点距離(q)、近日点?径(λ)
 ファイルサイズ:  33.66 KB
 閲覧数:  6824 回

.gif


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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Jan 31, 2016 9:23 pm    記事の件名: 面白いグラフですね 引用付きで返信

司馬さんへ
宮崎の前田です。
興味深く拝見しました。最初のα vs。SLですが、幅の上側がスパッと
切れていますが、これは、群判定の問題ですか。それとも、ほんとにこのように
急激に無くなるのですか。δの方の境界がぼんやりしているのに対して、
少々不自然な感じがします。STAのみのプロットとのことですが、散在も含めた
プロットでは、どうなっているのでしょうか。


何か2つの流れがあるように見えますが、STAの分枝(この言葉、久しぶりに使います、80年代ぐらいまではよく使っていましたね)なのか、
STAと散在(ANT?)なのか、むむむ、、、ですね。
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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Mon Feb 01, 2016 8:11 pm    記事の件名: Re: 面白いグラフですね 引用付きで返信

前田さんへ

まさに悩みの核心部分ですね。
群判定はデフォルト設定で進めました。すぱっと切れているのは群判定境界がそこにあった、ということでしょう。改めておうし群の定義から見直す必要がありそうです。
χOri群を公認した方が良いのかもしれないという印象です。
ヒマがあれば全面的に調べ直したいところですが、少々お預けとします。
どなたか進めて頂けるなら歓迎です。
軌道要素で見ると、図示した3つが比較的明快に2つに分かれるようです。

前田 wrote:
司馬さんへ
宮崎の前田です。
興味深く拝見しました。最初のα vs。SLですが、幅の上側がスパッと
切れていますが、これは、群判定の問題ですか。それとも、ほんとにこのように
急激に無くなるのですか。δの方の境界がぼんやりしているのに対して、
少々不自然な感じがします。STAのみのプロットとのことですが、散在も含めた
プロットでは、どうなっているのでしょうか。


何か2つの流れがあるように見えますが、STAの分枝(この言葉、久しぶりに使います、80年代ぐらいまではよく使っていましたね)なのか、
STAと散在(ANT?)なのか、むむむ、、、ですね。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Mon Feb 01, 2016 10:39 pm    記事の件名: 状況わかりました。 引用付きで返信

司馬さんへ
前田です。了解です。
とりあえず、おうし南群と北群の違いの解析がんばってください。
こちらの方も興味あります。この二つは、活動時期など別物っぽいですよね。
スペクトルに違いが出ないか、別のボードの方に載せましたが、数が少なく
明瞭な差は出ませんでしたが、同じとは言えない感じでした。
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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Fri Jul 08, 2016 9:57 pm    記事の件名: 引用付きで返信

何とか頑張って投稿し、8月頃公開見込みとなりました。
アッシャーさんや、Kacさんの助力もあってなんとか仕上がったという感じです。
要旨は次のような感じです。
___
 日本の自動流星TV観測網(SonotaCo Network)の2007?2015年の観測から、おうし座流星群について、次のことが分かった。
(i)(Asher&Izumi 1998) で示された、平均近点角|ΔM|<30°の一定範囲ときにおうし座流星群の出現が多くなるSwarmの存在を確認できた。
ただしΔM=マイナス74°である2011年にもswarmに属すると思われる流星のわずかな出現があった。
(ii)おうし座流星群のswarmは南群のみに存在し、北群には確認できない。
(iii)おうし座流星群のswarmは特に明るい流星物質を多く含んでいる。
(iv)おうし座流星群の南群に属するswarmの公転周期は木星の公転周期と2:7の関係である3.39年にほぼ一致し、Asher Izumi 1998によるresonanceの考えを支持する。
しかし、北群の公転周期もほぼ同じ3.39年に近いが、swarmは認められない。
(v)おうし座流星群のswarm成分の近日点?径は、158°であり活動期間で変化しない。
(vi)おうし座流星群の北群の軌道は、季節の進行に対してほぼ一様な変化を示し、小型ビデオカメラの観測ではcomplexとしての内部構造を認めない。
(vii)おうし座流星群の南群に含まれるように見えるswarm成分は、極大時期の軌道が通年観測されるSTAとは相違する。
しかし、活動期間の末期に通年成分にごく接近する。
(viii)STAの通年成分は複数の似た軌道の軌道のstreamの集合体である。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Mon Jul 18, 2016 8:00 pm    記事の件名: 大論文ですね。 引用付きで返信

司馬さんへ
前田です。

結論を見るとおうし群を総括するすばらしい論文のようで、楽しみです。

viiiと関連するかも知れませんが、おうし群とANTとの関係はどのように
考えられたのですか。IMOでは、おうし群の期間はANTはお休みになっているようですが。
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上田昌良



登録日: 2005.02.07
記事: 3084
所在地: 大阪府

記事日時: Tue Jul 19, 2016 10:04 am    記事の件名: Re:大論文ですね。 引用付きで返信

前田さんへ、
司馬さんの論文がWGN誌に掲載されました。

WGN, the Journal of the IMO 44:3 (2016)
Taurid swarm exists only in southern branch (STA)
Yasuo Shiba

すばらしい力作の論文です。
この論文は、IMOの講読会員しか見ることができないのが残念です。

上田昌良
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司馬康生



登録日: 2005.11.26
記事: 2161
所在地: 明石市

記事日時: Tue Jul 19, 2016 9:09 pm    記事の件名: ありがとうございます。 引用付きで返信

何とか公開まで届き、一安心しつつもミスをしていないか不安でもあります。
ここまでできたのは、この場に貴重なデータをアップして頂いた皆様、SonotaCoさんのサポートに依存するものです。
ありがとうございます。
使ったデータに関わる観測点は18カ所、使用カメラは48台、南北おうし座流星群に属する流星は6500個超の集計結果です。
お一人お一人にお礼申し上げる所かもしれませんが、この場でのお礼でご了承下さい。
SonotaCoNetの高いデータポテンシャルをうまく引き出せたなら幸いです。

*今年の流星会議では、この研究について発表予定です。
 8月6?7日:富山にて

さて、?>前田さん
ANTとおうし群の関連ですが、今回は調査をスルーしました。
集計を進めながら、一段落すればANTを年間を通じて調べてみようかと思っていたのですが、終わってみると今は一休みしたい気分です(ちょっとしんどかった)。
ANTが流星群のような流星群でないような不安定な位置づけになっている現状はもう少しすっきりさせたいですね。
一休みしてやる気になれば調べるかもしれません。
もちろん、他の方が取り組んで頂けるなら歓迎です。
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