T.Nakamori
登録日: 2023.12.16 記事: 134 所在地: 北海道 札幌市
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日時: Sun Sep 27, 2026 5:30 pm 記事の件名: スーパーインポーズ抜け(Frame抜け)の現象について |
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「流星談話室」の「2026年8月13日午前3時28分 にクラスターらしい現象」の中で、藤原さんに以下のようにご指摘いただきました。
「動画を見ました。この二つの動画がもしまったく編集されておられない1クリップそのものだとしたら、
動画ファイルが正常に作成されなかった(ファイルが壊れている)のでないかと思います。」
「二つ写っているうちの一つ目の流星が写っている動画の部分をみると、この部分の画面左下のスーパーインポーズ(日時等)が表示されていません。
(私の経験上)こういうケースは録画が何らかの原因で失敗している場合でAnalyzerで分析できないことがほとんどです。
さらにこのケースでは、今回の流星画像のようにそのインポーズなしに引き続いて(インポーズが再開され)時間が遡って同じ流星を(見た目では2回)記録するというケースも結構あります。」
それで気になって、8/12?13にDetectした688 Clipについて(流星数は836)、テロップが写っていなかったフレーム数をカウントしてみました。以下に結果を整理し、抜けの計測結果を添付させていただきます。なお、添付表の属性は以下です。
・total_frames:そのクリップ全体のフレーム数(cv2.VideoCaptureで読み込めた総フレーム数)
・missing_frames:そのうち、指定した範囲(テロップ帯)に文字が検出できなかったフレームの数
・missing_pct:missing_frames ÷ total_frames × 100(欠落率、%)
・num_runs:テロップ抜けが「連続して続いた区間」の数。例えば1〜10フレーム目が抜けて、50〜60フレーム目がまた抜けていたら、num_runs=2
・longest_run:その区間の中で、一番長く連続して抜けていた区間の長さ(フレーム数)
・status:OK=正常に読み込めた、ERROR(...)=読み込み失敗や解像度不一致など、何らかの理由でチェックできなかった
● 基本統計(688ファイル中)
テロップ抜けあり: 199件 (28.9%)、平均欠落率32.8%(欠落率 = そのクリップの missing_frames ÷ total_frames × 100)
● 時間帯による偏りについて
深夜帯(0時台後半〜3時台)で欠落率が上昇する傾向が見られたが、区間ごとのブレも大きい。
● クリップの長さ(total_frames)との関係
100フレーム未満: 25.1%が該当
100〜200: 28.4%
200〜300: 47.3%
400以上: 83.3%(6件中5件)
長いクリップほど欠落率が高い傾向がありました。
● 欠落の「形」
該当199件のうち169件(84.9%)が「連続した1区間のみ」の欠落でした。しかも欠落率が高いファイルほど num_runs=1 かつ longest_run ≒ missing_frames、つまり「途中である瞬間からテロップが消えて、そのままクリップの終わりまで戻ってこない」という単純なパターンが大半です。「消えて→戻って→また消える」という複雑な形は少数派でした。
● スーパーインポーズのフレーム番号(%F)と実際のフレーム数の不一致
さらに気になったのが、スーパーインポーズに書き込まれているフレーム番号(%F)の値です。各クリップの最後に見えているテロップのフレーム番号を読み取り、実際の総フレーム数と比較したところ、フレーム番号のほうが実際のフレーム数を上回っているケースがいくつか見つかりました。これはテロップの表示だけが一時的に消えているのではなく、映像フレーム自体が欠落している可能性を示しています。
● 現状の運用判断
実はカメラの問題も抱えています。最近、2台目のα7S?を導入しましたが、HD2で【インターレース+29.97fps】で受けると速度が1/2として記録されます。IPで受けると【インターレース+29.97】でも【プログレッシブ+59.94】でも等倍速で記録されます(スーパーには60?59.9と表示)。以上のことから、同じ機種でもHDMI経由で伝送されてくる信号が異なっている、と推定しています。1台目は29.97i、2台目は59.94P。また、ソフトの方も信号に対する対応が変わっていて、HD2では設定通りに信号が送られてくる、という前提で記録される一方、IPは設定如何に関わらず、実際に送られてくる信号を判断して、それに基づいて記録している、と認識しています。これらをどうやって運用していけば良いのか、悩んでいます。
(今は一旦それを置いておいて)IPのFrame抜けについてですが、どちらのカメラを使っても、IP側の設定をインターレース・プログレッシブにしても、29.97fps・59.94fpsにしても、IPを使う限り例外なくテロップ抜けが一定の割合で発生しています。HD2ではこのような症状は(今のところ)確認できていません。
● PER群のデータについて
アナライザーで解析する際には必ず、すべての流星の動画を見て、流星かどうかを判断しており、流星が流れている最中のFrame抜けはほぼなかったものと考えています(藤原さんにご指摘いただいた時間差で流れる流星以外は)。
以上、長文で失礼いたしました。IPで発生しているFrame抜けについて、考えられる原因と対処方法を教えていただければ幸いです。よろしくお願いいたします。 |
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