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望遠レンズでの流星撮影

 
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投稿者 メッセージ
前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Tue Sep 19, 2017 11:39 pm    記事の件名: 望遠レンズでの流星撮影 引用付きで返信

宮崎の前田です。
昨晩は、台風一過で透明度が最高だったので、200mmレンズを着けて、仰角低めで
流星を狙ってみました。視野の狭い割りに3時間で6個撮影できました。(仰角34度)
目的は、もう一つあって、流星を拡大して大きく写るのかという課題でした。ワテックのSDカメラの時は何回か試していたのですが、像のにじみのほうが大きくてよく分かりませんでした。
今回はHDで撮影したのですが、ぱっと見は、特に線が太くなることはなく変わりませんでした。
ちゃんと解析してみたら違いが分かるかも知れませんが。

このくらい写るならと、今日はグレーティングを着けてみていますが、天気が今ひとつです。

確か藤原さんが以前に200mmレンズで観測されていましたが、あれはIIだったでしょうか。



M20170919_010141_JPMZ1_HDPs50p.jpg
 説明:
Canon 6D + 200mm F2.5 、ISO25600、 HD 30p 画像は50%に縮小してあります。

星は、8.5等ぐらいまでマスクされており、
流星は2.3等と判定されたANTです。

追記 視野中心は、くじら座で(14,-24)あたりです。
 ファイルサイズ:  67.25 KB
 閲覧数:  2284 回

M20170919_010141_JPMZ1_HDPs50p.jpg




最終編集者 前田 [ Sun Sep 24, 2017 10:08 am ], 編集回数 1 回
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Sat Sep 23, 2017 4:18 pm    記事の件名: Re:望遠レンズでの流星撮影 引用付きで返信

藤原康徳@大阪市です。

前田さん、興味深い報告ありがとうございます。200mmということで200mm F1.8かなと最初ちっらと思ったのですが、6DなのでFDマウントは付かないですね。

>確か藤原さんが以前に200mmレンズで観測されていましたが、あれはIIだったでしょうか。

はい、2000年代はI.I.にFD200mm F1.8のレンズをつけて観測をたまに行っていました。2002年11月のしし座流星群の1回帰トレイル(と思われる)微光流星の大出現を
上田さんとともに(上田さんはニコンの200mm F2.0)観測できたのは大成果でした。記録を調べてみようと思っているのですが、視野7度で恒星の最微星は10等台程度???
だったように思います。目的は、ずばり微光流星でした。前田さんもI.I.+200mmで結構観測されておられたのでは?

α7sでは、2015年12月のふたご群のときに200mmを久しぶりに引っ張り出して室生で観測しました。が、天気が悪くて20個弱ぐらいしか流星は撮影できませんでした。
最微星は、9.5等程度だったと思いますが、これもきっちりした記録が手元にありません。印象としては、I.I.のほうが高感度という感じでした。あとはSDとFHDでの解像力の
差(もちろんI.I.自体の解像力もあります)というところですが(視野がi.i.より倍近く広くなる点もあります)、200mmとFHD60pでは、流星の形を写すのには力不足です。
α7sとか6DではIRがカットされてるので像のにじみに対してはワテックより有利に働くと思います。Sさんの流星追尾 システムに載せてみたいですね。

このふたご群のときにオーロラの高速撮影システムも(信楽で)動いていたのですが、320pで撮影された流星が6個あった(内2個は室生の200mmと同時)のですが、
解像度が高くなくて特にこれはすごいという感じではありませんでした(消滅点でフラグメントを起こしているのは分かる画像はありましたが)。

最近のオーロラの高速撮像システムも魅力的で副産物で流星も写るはずですが、そこまで手がまわりません(今でも手を出しすぎてどれも中途半端です)。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2754
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sun Sep 24, 2017 1:03 am    記事の件名: 引用付きで返信

藤原さんへ
前田です。

このレンズはEF200mm1.8Lを絞って使っています。FDマウントではないので、6Dでの使い勝手はよいです。IIとは相性が悪く、IIではそれほど多くは撮影していません。10時間ぐらいか?

ししのときに200mm使われていたのは、なんとなく覚えていましたが、ふたごのときにα7sと組み合わせていたのですね。天気が悪くて20個はかなり撮れていると思います。

結局200mmではスペクトルはとれず、2倍テレコンを着けてみるか、もう少しスペクトルを粘ってみるかと考え中です。解像度が高いので、200mmでもシーングの影響が大きく、ピント合わせの時に星がゆらゆらしているので、流星に幅があって写っても、そちらの影響もありそうで、難しそうです。高速シャッターは、1/3200sまでありますが、α7sのようなすごい高感度でもないので、流星を止めて撮すのは、初めから狙ってなくて、光跡が星より太く写ることを期待してやっています。
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藤原康徳



登録日: 2004.08.10
記事: 2684
所在地: 大阪市淀川区

記事日時: Sun Sep 24, 2017 4:40 pm    記事の件名: Re:望遠レンズでの流星撮影 引用付きで返信

藤原康徳@大阪市です

前田さんの200mm F1.8はEFだったのですね。私のほうは、2002年当時はKさんからの借り物で、その後、Tさんより○○万円で譲っていただいたものを使っています。それなりには使いましたが具体的な成果は先に書きましたしし座流星群のみです。

α7sでも使ってみたいのですが観測所に行く機会がぐっと減ってしまって(今年は0回!)なかなか実現しません(観測所に置きっぱなしです)。ふたご群で使ったときにもUFOCaptureHD2の設定がまったく追いこめることができませんでした。詳しいデータが出てこない(どうも壊れたHDDに入っていたようです)のですが、静止画像はありましたので載せてみました。

流星の幅を測るということでしたら200mmでは力不足ではないでしょうか。ご存じだと思いますが、過去に古くは写真の時代にHawkinsがパロマの48インチのシュミットカメラを使ったもの、比較的最近ではHawkesらのグループが.I.I.ビデオで観測をしています。後者は、40cm F4.5のニュートン式望遠鏡にICCDで観測していたようです。

ごくごく最近では、流星の幅を測るのが直接の目的ではありませんが、木曽のシュミットカメラのTomo-e Gozenでの流星観測や国立天文台のAさんが行われているTNOの観測からこの幅を測るということができるかもしれません。

Aさんの観測の概要は最新のPASJに出ています。と書きながら私も読んでいないのですが、観測システムミード28cmのカメラ+ASI1600MMに写った流星で2台の観測システム間の時刻同期を確認しているという話を以前に聞きました。副産物として流星のデータも得られている感じです。



M20151213_224720_jpNR3_P.jpg
 説明:
画面表示は50mmとでていますが、FD200mm F1.8のレンズで撮影したものです。

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 ファイル名:  M20151213_224720_jpNR3_P.jpg
 ファイルサイズ:  176.34 KB
 ダウンロード回数:  174 回

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