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投稿者 |
メッセージ |
藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2724 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Fri Oct 20, 2017 3:13 pm 記事の件名: 鉄流星 |
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藤原康徳@大阪市です。
今週は水曜日の夜に大阪に帰ってきましたが、天気が悪くて観測ができませんのでスペクトル観測のデータの整理をぼちぼちと行っています。
9月24/25日の観測で鉄流星(Iron meteoroids)らしき流星を2つ撮影できました。鉄流星については、今年の流星会議で前田さんが「鉄流星の
特徴と紹介」のタイトルで研究発表されています。そこで引用されているBorovickaの定義(?)では、「通常強い強度を持つMgなNaの輝線が
みられず、Feのスペクトルバンドが主要な部分を占める特異的な形状を持つ」流星というものです。
今回、この鉄流星らしき?ものが9月24日1夜で2個撮影できました。私のところでは、α7s+24mmでの観測もあるのですが、残念ながら、
同時流星になっていたのは植原さんのところだけで軌道計算はできませんでした。現在整理中の2016年のペルセウス座流星群時に行った室生
での観測でも鉄流星が1個あったのですが、これも他に同時流星はありませんでした。研究発表で前田さんが指摘されておられるとおり短経路で
暗いうえに、これまでの同時流星からの軌道では低速ということなので赤外部の発光も弱いということで同時観測になる可能性は低いです。
さらに多くのデータの取得を目指したいと思っています。
説明: |
α7s 35mm F1.4 グレーティング(VIS 300本/mm)
UFOCaptureHD2 FHD撮影のピークホールド画像から切り抜き(編集で拡大したのでかなりぼけ気味です) |
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ファイルサイズ: |
98.6 KB |
閲覧数: |
2117 回 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2759 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Oct 22, 2017 9:43 pm 記事の件名: 流星会議発表 |
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藤原さんへ
前田です。
どちらも、典型的な鉄流星のようにみえます。
色がついてないのが、残念ですが、飽和しているわけではないですよね。
今年の発表の内容をここにアップしようと思っていて忘れていたことを
思い出しました。
Fe流星の特徴は、発表時間内に抑えるために、はじめは5枚ぐらい合ったのを
3枚に圧縮したので、少々正確性を欠いているので、そのあたりは突っ込まないで
ください。
流星会議に向けて、がんばってまとめたので、反動でその後Fe関連は、何も進んでいません。
気分転換にGEMをまとめかけていたのですが、スペクトルの解析で止まっています。
説明: |
要旨
8月上旬の時点で書いているので、発表のファイルと少し違うところがありますが、ファイルの方が新しい解析結果です。 |
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ダウンロード |
ファイル名: |
2017流星会議_鉄流星の特長と紹介_要旨.pdf |
ファイルサイズ: |
905.21 KB |
ダウンロード回数: |
267 回 |
説明: |
発表パワポファイル その1
容量制限に引っかかったので、2つに分けました。 |
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ダウンロード |
ファイル名: |
2017流星会議_鉄流星0827c1.pdf |
ファイルサイズ: |
1.86 MB |
ダウンロード回数: |
185 回 |
説明: |
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ダウンロード |
ファイル名: |
2017流星会議_鉄流星0827c2.pdf |
ファイルサイズ: |
1.08 MB |
ダウンロード回数: |
145 回 |
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