上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3084 所在地: 大阪府
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日時: Tue Feb 27, 2018 5:39 pm 記事の件名: 2018年1月、かに座δ南、北流星群の活動 |
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報告: 上田 昌良 (Masayoshi Ueda)
K氏より2018年1月にかに座δ南流星群(SCC, #97)とかに座δ北流星群(NCC, #96)の活動を捉えたとの連絡をいただいた。それでSonotaCo Networkのデータから同時流星の軌道計算を行って、SCC群とNCC群を調べた。
計算結果からは、SCC群の同時流星が11個、NCC群が15個あった。同時流星の輻射点分布を図に示したので、参照されたい。SCC群とNCC群は黄道を挟んで南北に位置している。軌道計算結果の数値は表に示した。両群共によく似ている。決定的に違っているのが、SCC群は昇交点位置で出現しているのに対して、NCC群は降交点位置で出現していることだ。
両群共に小流星群で出現数自体は少ないが、今後、出現状況がどのように推移するのか調べてみたい。
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