ITO
登録日: 2004.08.09 記事: 1306 所在地: 東京都杉並区浜田山
|
日時: Sun Nov 18, 2018 9:41 pm 記事の件名: 2018. 11. 14 - 15 静岡県南方の太平洋上空でスプライト 2イベント |
|
|
2018. 11. 14 - 15 静岡県南方の太平洋上空でスプライト 2イベント
2018. 11. 14 は弱い冬型(西高東低)気圧配置。高気圧から吹き出す風が関東地方の南方海上で雲を作り、低い頻度ながら広い範囲で雷が発生しました。
そんな中、静岡県南方の太平洋上でスプライト2イベントが観測されました。比較的珍しい場所での発生です。
観測時刻: 01:20:56 02:08:19
発生場所(推定): 静岡県南方の太平洋上空
この夜は 4K カメラも使って観測していたのですが、スプライトが思わぬ場所(?)で発生したため空振りに…白黒 CCD カメラ(WAT-902H2U)で撮る事が出来ました。
01:20:56 に観測されたスプライトの映像(SD)を掲載します。
2018 - 2019年のスプライトシーズンでは白黒 CCD カメラ3台、 4K カメラ2台で臨もうと思っています。
白黒 CCD カメラ 3台 1台のPCに3台接続
カメラ/レンズ: Wat-902H2 Ultimate + CBC 12mm F0.80 3台
キャプチャー機材:
1. IO Date GV-USB2 USB 接続
2. BUFFALO PC-SDVD-U2G USB 接続
3. Canopus ADVC-55 IEEE1934 接続(PCI-ex にカードを増設)
4K60P カメラ 2台 PC1台に4Kカメラ1台を接続。
カメラ/レンズ :
Panasonic DMC-GH5 改造品 + Nokton F0.95 シリーズ 1台
Panasonic DC-GH5s 改造品 + Nokton F0.95 シリーズ 1台
キャプチャー機材:
Blackmagic Design DeckLink 4K Pro + Teranex Mini Converter HDMI to SDI 12G(コンバーター) 2セット
機材的には大きな変更はありません(PC 1台の変更のみ)が、これまでと異なる点としては:
「3台の白黒 CCD カメラを定点観測的にスプライトが発生しやすい方向へ向けて設置し、全てのカメラでキャプチャー時に音声信号をヘッドフォン端子から出力するようにする。音声信号は分岐して4Kカメラ用PC2台へ分配する。
4Kカメラ側では音声信号をライン入力端子から受け、外部トリガーとしてキャプチャーを開始する」
この方法(2台の4Kカメラは3台の白黒 CCD カメラからの外部トリガーでキャプチャーを開始する)では当然ながら無駄なキャプチャーが増えるでしょうが、スプライトの撮りこぼしは減るので?と期待しています。
はたしてどうなるか?興味津々です。
もうすぐスプライトシーズンの開幕!たのしみですね。
ITO
PS. 質問なのですが、白黒 CCD カメラ(Wat-902H2 Ultimate)をもう1台増設したいと考えています。
上に書いた3つのキャプチャー機材以外でお勧めはありますか? USB, IEEE 1934 接続などありましたら教えて下さい。
説明: |
November 15, 2018 01:20:56 静岡県の南方海上で上空で観測されたスプライト
Wat-902H2 Ultimate + CBC 12mm F0.80
動画(avi)からスプライトが写っているフレーム(3枚)を取り出し、比較明合成で一枚に合成しました。 |
|
ファイルサイズ: |
252.55 KB |
閲覧数: |
2047 回 |
|
説明: |
スプライトの発生場所(推定)
UFO Analyzer v2.xx からの位置情報をゼンリン電子地図帳でプロットしました。 |
|
ファイルサイズ: |
43.73 KB |
閲覧数: |
2047 回 |
|
|
|