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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2255 所在地: 明石市
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日時: Sat Jan 12, 2019 9:19 pm 記事の件名: 隕石落下予報(初報) |
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上田さんから頂いたデータを元に落下予報計算を始めました。
大きな増光があるので、破砕による質量変化が大きいと見込まれるため、難しい(当てにくい)計算になると思われます。
ただ、現状では割合マシな数値に見えます。
飛行距離から推定した速度の指数関数近似は、
19.71ー0.00054exp(1.4t)
でした。
まだ、条件を変えて計算しますが、現状では最終質量は10gを越えることはなさそうです。
ほぼ、回収不能のサイズにまで摩耗したと考えます。
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司馬康生
登録日: 2005.11.26 記事: 2255 所在地: 明石市
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日時: Sat Jan 12, 2019 11:17 pm 記事の件名: 落下位置予報 |
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計算条件を前後させ、落下点がどう変わるかを計算しました。
風は、潮岬、福岡、松江の前後21時と09時JSTを使っています。
落下質量範囲は0.2から21グラムの間でした。
位置は、徳島県上勝町、勝浦町、那賀町境の蟹ヶ峠付近の山の中に落下となりました。
数日前、徳島新聞からの取材で、落下見込みについて「計算してみないと分かりませんが直感的にはせいぜい五百円玉くらいでしょうか」と口走ってしまったところ、「五百円玉」だけが先行した感じになりました。報道の立場ではそういう具体的イメージできる情報が欲しいのは理解できますが、勇み足だったかと反省。
結果は、それより小さいですが、桁違いとまでは言えないかなという範囲で、少し安心に近い反省です。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12822 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sun Jan 13, 2019 9:08 am 記事の件名: Re: 落下位置予報 |
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計算ありがとうございます > 上田さん 司馬さん
爆発の分裂後の速度変化をモデルで説明できたのは素晴らしいことだと思います。
測定した分裂破片が小さそうだというのは残念ですが....
とりあえず、先日のklmに司馬さん予想の中心と両端のマークを入れてみました。
Google Earthがインストールされていれば
kmlをダウンロードして(もしかして 名前が.xml に変化していたら、それを .kml に戻して) クリックすれば結果をグリグリ見ることができると思います。
大竜寺山にはロープウェイがあるんですね
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Google Earthでこんな感じで見える筈です。 |
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正面からみると 風でやや北東に流されたのがわかります。 |
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経路と落下予想地点を入れたkmlです(ダンウロードで .xml になったら .kmlに添え字を戻してください) |
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U2_20190102_.kml |
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3157 所在地: 大阪府
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日時: Wed Jan 16, 2019 7:10 am 記事の件名: 爆発大火球の計算結果報告 |
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2019年1月3日4:49:32(JST)出現の爆発大火球の計算結果報告
報告:上田昌良
この火球の軌道計算等には次の諸氏の火球データ等を使いました。
藤井大地(神奈川県、動画、M19002)、広島県の方(広島県、静止画、M19003)
田村 稔(愛媛県、静止画、M19004)、奈須栄一(大分県、静止画、M19005)
高知小津高校(高知県、動画、M19006)、岡山理科大学、伊代野(岡山県、静止画、M19007)
岡野幸次(静岡県、静止画、M19008)、上田昌良(大阪府、動画、M19001)
計算結果の概要は次の図のとおりです。
この火球の消滅点の高さが28.7kmでした。もう少し低い所まで光って欲しかったという思いです。そして、
この火球の爆発時の明るさは満月以上の輝きでした。この場合の等級決定方法を考え直す必要を感じました。
この火球の測光質量は300kgでした。これだけの量が大気中で溶けたことになります。この質量は大きな誤差が
ありそうですが、かなり大きな質量の火球だったことは間違いありません。半分溶けて、残りは地上に落下して
欲しかったですが、
今回は概略の報告ですが、機会がありましたら詳細の報告を別途したいと思います。
なお、これら以外にも2カ所でこの火球を動画撮影されています。その1カ所はK大学の4K動画で、驚くべき
映像です。
今回の火球の処理にあたりまして、前記の撮影者の皆様にお礼を申し上げます。また、データ収集にご協力
いただきました三好輝徳様、竹尾昌様、下田力様に感謝いたします。さらに火球の位置測定にご協力して
いただきました司馬康生様にも感謝を申しあげます。
※この火球はWebニュースや各新聞など全国区で流れました。私の画像+コメントも使われました。多くの方々に
火球に興味を持ってもらえばうれしいです。
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KUT
登録日: 2017.02.08 記事: 12 所在地: 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185
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日時: Wed Jan 16, 2019 9:11 pm 記事の件名: 高知工科大学にて |
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初めまして。
私は高知県香美市土佐山田町に位置する高知工科大学にて流星観測を行っております。
話題になりました、2019年1月3日4時49分頃(JST)の大火球についてですが、
本学に設置しておりました4Kカメラでも、火球の後半部分が観測できておりました。
大変ご報告が遅くなりましたが、何かお役に立てばと思います。
場所詳細情報
経度:133.718度 緯度:33.621度
カメラの向き
方位角:45度 仰角38度
建物5Fの高さより撮影
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画像は動画の一場面をスクショしたものです.
→追記 サイズ変更いたしました |
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最終編集者 KUT [ Thu Jan 17, 2019 6:16 pm ], 編集回数 3 回 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2822 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Wed Jan 16, 2019 10:56 pm 記事の件名: 動画みたいです。 |
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KUTさんへ
初めまして、宮崎の前田です。
私もこの流星撮ったのですが、後半の分裂するところ、4Kでどのように
撮れているのか興味有ります。高圧縮して構いませんので、動画で投稿
することは可能でしょうか。
よろしくお願いします。
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KUT
登録日: 2017.02.08 記事: 12 所在地: 高知県香美市土佐山田町宮ノ口185
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日時: Thu Jan 17, 2019 5:58 pm 記事の件名: 動画について |
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前田様
ご連絡ありがとうございます。
こちらこそ初めましてになります。
圧縮した動画を添付させていただきます。
よろしくお願いいたします。
以上になります。
説明: |
室内での撮影につき、映像データのみになります。ご了承ください。 |
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M20190103_044932___2.mp4 |
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1.88 MB |
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351 回 |
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前田
登録日: 2004.09.01 記事: 2822 所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)
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日時: Sun Jan 20, 2019 11:00 pm 記事の件名: ありがとうございます |
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KUTさんへ
前田です。ありがとうございます。
かなり大きく撮れていてすごいですね。こんなにばらばらになっていたんですか。
色の変化も面白いです。
解析結果が出たら、また、アップしてください。
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