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2020年11月しし座流星群(LEO)
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SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12653
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Nov 20, 2020 7:18 am    記事の件名: Re: 20201118_011729 J5_Leo火球 引用付きで返信

INOUEさんの記録が素晴らしいので、Tokyo8のは前半の静止画だけ


M20201118_011729_TK8_PZPs.jpg
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ts007



登録日: 2004.08.09
記事: 5055
所在地: 埼玉県川越市

記事日時: Sun Nov 22, 2020 8:31 pm    記事の件名: 11月21/22日の軌道計算結果 引用付きで返信

昨日のNMS同報で20/21日にやや多めのしし群の活動があったようですので天気の良かった21/22日の計算結果です。現時点で、41個の同時流星がありかなり集中しています。


B20201122_045813TMAP.gif
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B20201122_045813TMAP.gif



B20201122_045813OMAP.gif
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3426
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Mon Nov 23, 2020 8:27 pm    記事の件名: しし座流星群の活動 引用付きで返信

21日早朝に古いダストトレイルに当たる可能性があるという佐藤幹哉さんの計算結果に対して、活動があったのかどうかが話題になっています。
私は実は12日前後に集中した活動があったのかどうかを調べるために集計をしていました。

SonotaCoネットのデータから活動を議論することはなかなか難しいところがあります。
観測機材の多様性、各観測点の気象条件など、客観的な活動を議論するにはハードルが高いと思います。
今回思い切って、各夜のすべての同時流星に対するしし群の同時流星の割合をグラフ化してみました。
データの確度を示すために総流星の数を丸の面積示してあります。丸が大きければ同時観測となった総流星が多く、広い範囲で天候に恵まれたことを示しています。
なお、まだすべてのデータが報告されているわけではありませんから、これは中間報告になります。今後修正していくつもりです。

その結果、まず11月12日頃(Ls=230)の活動については、2018年よりは大きな活動を示していますが、2019年と比べるとそれほど顕著な活動でないことがわかります。2020年の中では前後に比べて活動が増したよう見えます。
次に11月21日頃(Ls=239)のアウトバーストの可能性ですが、これは顕著な増加になっていません。前後に比べて22日早朝の天候が良かったことが盛んな活動に思えた原因ではないでしょうか。

いずれにしてもしし座流星群は折り返し点を過ぎてまた確実に太陽に向かっているという印象ですね。



Leo.jpg
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しし座流星群の活動
SonotaCoネットの同時流星数より。円の大きさは総流星数を面積で示したもの。
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Shimoda



登録日: 2006.12.12
記事: 3426
所在地: 長野県朝日村

記事日時: Mon Dec 28, 2020 4:03 pm    記事の件名: Re: しし座流星群の活動 引用付きで返信

12月6日のオンライン流星サークル(OMC)の際に上記の集計結果を発表しました。
その質疑の中で、同時観測になった全流星に対するしし群の割合を示すのではなく、主要流星群を差し引いたものを使用した方がよいのではないかと提案がありました。(海老塚さんからだったと思います)

今回、全流星からおうし群(NTA,STA)としし群(LEO)を差し引いたものをバックグラウンド(BG)として、しし群の割合の変化を集計しました。
データの確度を示すためにBGの総流星数を丸の面積で示してあります。丸が大きければ同時観測となった総流星が多く、広い範囲で天候に恵まれたことを示しています。

集計結果は次の通りです。
・しし群とおうし群の変動を排除することができたことで、しし群の活動実態がよりシャープにあらわされるようになった。
・しし群のピーク時(Ls=235)の活動はこの5年間で大きな変化はなく、BGに対して70%前後の活動である。
・2020年11月12日付近(Ls=230)にはやはり何らかの活動が認められ、2016?2018年に比べて2019,2020年は出現数が増加しているように見える。
・11月21日早朝(Ls=238.5)古いダストトレイルに当たる可能性(佐藤幹哉)※)に関しては、天候不順で十分な観測量がないため何とも言えないが、顕著な増加は認められなかった。
※) 1234年放出 11/21 00:28JST +0.00035au fM:0.0018 放出速度+9.27m/s(NMS同報11/21佐藤幹哉)

合わせて同様の方法でこの期間のおうし群の活動も集計してみました。
その結果、BGに対して30%前後の活動が月末に向かって収束していきます。
ただし、年ごとのバラツキは明らかにしし群に比べて大きいことがわかります。



Leo4.gif
 説明:
しし座流星群の活動
SonotaCoネットの同時流星数より。円の大きさはBGの総流星数を面積で示したもの。
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Leo4.gif



Tau2.gif
 説明:
おうし座流星群(NTA,STA)の活動
SonotaCoネットの同時流星数より。円の大きさはBGの総流星数を面積で示したもの。
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Tau2.gif


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