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藤井大地
登録日: 2014.12.26 記事: 168 所在地: 平塚
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日時: Sun Dec 05, 2021 6:22 am 記事の件名: 2021年12月5日4時57分37秒の長経路流星 |
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富士と平塚から撮影できました。経路が400km以上に及ぶ流星で、アースグレージング流星が疑われましたが、突入角3.2度の浅い角度で突入した流星でした。
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さぎたりうす
登録日: 2004.08.09 記事: 4406 所在地: 大阪府大阪市東淀川区
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日時: Sun Dec 05, 2021 11:19 am 記事の件名: Re: 2021年12月5日4時57分37秒の長経路流星 |
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大阪からです。
視野の下ぎりぎりの雲の中を駆け抜けていきました。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sun Dec 05, 2021 12:45 pm 記事の件名: Re: 2021年12月5日4時57分37秒の長経路流星 |
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こちらでも写っていました。 経路長が437kmもあるのにアースグレージング流星ではないこと、残念です。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Sun Dec 05, 2021 3:52 pm 記事の件名: こちらでは、スペクトルも撮影できました。 |
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こちらでは、スペクトルも撮影できました。ただ、かすかで分散方向が悪い上、屋根に隠れています。あまり明るくなく解析できるか試してみます。
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WatecNeptune100+CBCレンズ 6mm 600本グレーティング(透過型ブレーズド格子) |
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jk1959
登録日: 2021.01.31 記事: 8
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日時: Sun Dec 05, 2021 6:46 pm 記事の件名: 長野県富士見町からの画像です。 |
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私は長野県・富士見町から捉えました。
丁度、機材を片付けようとしていたところ、ゆっくりとした流星が綺麗でした。
しかし、西には茅野市の街灯りがありましたので写りはイマイチです。
流れ出しは写っていないようです。
緯度= 35.98487353(北緯35度59分5秒544)
経度= 138.23437661(東経138度14分3秒755)
標高= 1087.1 m
追記
流星はゆっくりでしたが、昨年見たアースグレージング流星よりは早く見えました。
アースグレージング流星ではなくて残念です。
しかし、437kmとは物凄い距離ですね!
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Sun Dec 05, 2021 7:23 pm 記事の件名: 5カ所の撮影から軌道を算出しました |
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だんだんと観測地点が増えてきました。5カ所のデータから計算をしてみました。
次の図のように実経路が精度良く求まりました。
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藤原康徳
登録日: 2004.08.10 記事: 2724 所在地: 大阪市淀川区
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日時: Mon Dec 06, 2021 3:36 pm 記事の件名: Nara03 スペクトル |
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遅まきながら、奈良県宇陀市(室生観測所)でのスペクトル画像です。
α7s 35mm F1.4 300本/mm FHD60p
M2型の高速SSDなのですが、もう5年以上(当初は自宅の4K観測に使っていた)使ってきたせいか、コマ落ちが目立ってきました。
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α7s 35mm F1.4 300本/mm FHD60p |
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5072 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Mon Dec 06, 2021 9:09 pm 記事の件名: スペクトル解析結果と母天体候補です。 |
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藤原さんのきれいなスペクトルが上がりましたのでこちらを解析してみました。私のも動画から見て測定していませんがノーマルタイプです。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Tue Dec 07, 2021 6:41 am 記事の件名: この流星のデータを提供して下さい |
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この長経路流星の地球大気中の速度の詳細を調べたいと思います。
撮影されました
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藤井さん、さぎたりうすさん、ts007さん、藤原さん
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UFOAnalyzerV2の処理で作成される M*****A.XMLファイル
の提供をお願いします。
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送付先:ueda(at)meteor.chicappa.jp 上田昌良
アドレスの(at)は、@ に変更してください。
迷惑メール対策にこうしています。こんなことをしても効果がない
という意見もありますが、
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jk1959さん、投稿されました静止画をこちらで位置測定させていた
だき結果を軌道計算に使わせていただきます。ご了承ください。
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青島靖
登録日: 2021.12.11 記事: 16777215
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日時: Sat Dec 11, 2021 4:03 pm 記事の件名: |
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新規登録させて頂きました、石川県在住の青島と申します。よろしくお願いします(SonotaCo様、御教示ありがとうございました)。
本流星の全経路です。痕は見られなかった様です。
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EF8-15mmF4 (at 8mmF4), CanonEOS6D, 12800 ISO, Exp.15sec (Dec/5/2021 4:57:37-52 JST), 撮影地:和歌山県新宮市 |
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12671 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Dec 11, 2021 5:53 pm 記事の件名: |
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青島靖 wrote: | 本流星の全経路です。痕は見られなかった様です。 |
素晴らしい写真ですね。このような超長経路流星は発生も珍しいと思いますが、その全景を1枚の写真で記録しているので、美しく、本当に珍しいと思います。
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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3090 所在地: 大阪府
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日時: Tue Dec 21, 2021 6:28 am 記事の件名: アースグレージング流星の報告 |
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アースグレージング流星の報告
2021年12月5日4:57:37(JST)出現
報告:上田昌良
概要
2021年12月5日4:57:37(JST)に出現した流星は、当初、長経路の普通の流星と思われていた(当フォーラムを参照)。私は、この長経路流星の大気中における速度の変化などを調べる目的で流星データ等の提供を依頼したところ、8名の撮影者からの提供があった。合計で撮影地9カ所、カメラ14台になる豪華さだった(表1)。今回、広角レンズによる静止画が3カ所加わり、この長経路流星の全経路が把握できた。
本来の目的である速度は地球大気による著しい減速は見られなかったが、目的外のことが判明した。それは、この長経路流星は、突入角が2.7°、初速(V∞)が49.6km/s ±4.7km/sで地球大気に突入した全経路513.6kmで明るさがマイナス2.0等(絶対光度)のアースグレージング流星だったことである。
撮影
表1にこの長経路流星の撮影者一覧を示した。この中で動画撮影された流星映像は,撮影者自身がUFOAnalyzerV2で位置測定処理をした。この流星の位置測定ファイル(M*****A.XML)を提供してもらい、それで軌道計算を行った。静止画の処理は後で述べる。今回は、カメラ14台での撮影画像からのデータが揃う豪華なものだった。
実経路
今回の長経路流星は全長が513.6kmで、継続時間が10.5秒、図1のように太平洋から日本を通り抜け日本海まで達するとてつもない長経路だった。この長経路流星の発光点は、三重県のはるか南の太平洋上空109.9kmの高さで、消滅点は福井県沖の日本海上空100.5kmだった。最も地表に接近したのが、滋賀県米原市上空でそのときの高さが98.9kmだった(図3)。全経路長と地表からの高さの変化からこの長経路流星は、地球大気を通り抜けていったアースグレージング流星だと判断した。
なお、この長経路流星の突入角の計算は、発光点付近が写っているデータを使って計算をした。その組合せは、M21066-M21075とM21065-M21063の2通りで、突入角を計算したところ共に2.7°と同じ結果が出た。この計算には、発光点付近の流星位置を使って計算をせねばならない。もし、消滅点付近だけの流星位置を使って計算をすると、突入角がマイナスの値になるので、アースグレージング流星の場合には特に注意を要する。
速度
この長経路で突入角が小さい流星の大気圏内で発光中の速度の状況に興味があり調べてみた。計算結果は図2に示した。その図には発光点から消滅点までの間のフレームごとの観測速度が表示してある。また、ここでは速度のばらつきが大きいものは省いた。この原因の1つに流星の位置測定ができていないフレームがあり、それが速度に大きなばらつきを生じさせている。その他にもいろいろな原因が考えられる。さて、この長経路流星の初速(V∞)は49.6km/s ±4.7km/sで、終速が48.4km/s ±2.5km/sだった。このようにほとんど変化がなかった。初速は、発光点付近の速度の平均、同様に終速も消滅点付近の速度を平均しで算出した。
図2には光度曲線も示した。この長経路流星の光度は、発光を始めてしばらくは増光しているが、マイナス2等になってからは明るさに変化がない発光が続いた。
軌道計算結果
この長経路流星は写った経路が長く(表1参照)、精度の良い輻射点位置が決定でき、対地軌道や日心軌道も精度良く求まった。この長経路流星の輻射点は、南天にあり、どの流星群にも属さない散在流星だった。軌道計算結果の詳細は表2に載せた。
静止画の測定
今回、この長経路流星は3カ所で広角レンズによる静止画が得られた。その内、M21065は魚眼レンズによる撮影で、この長経路流星の全経路が写し込まれた。この経路長は121.6°もある長いものだった。
広角レンズは広い範囲が写せるメリットがあるが、周辺部へ行くほど像が歪むデメリットもある。このため位置測定にはレンズの歪曲収差補正をせねばならない。M21066の静止画(800×800)は私が位置測定したが、流星の発光点側と消滅点側に分けて、それぞれ比較星をとって位置計算をした。その結果を図4に示した。正しく位置測定できているのかを確かめるため、今回、図5のように流星像と恒星が重なって写っているのを利用した。つまり、その恒星の星表位置が正しい流星位置となる。M21066には5個の恒星が流星像と重なっていたので、図4中にその位置を☆印で表示した。このように歪曲収差補正がうまくいっており、比較星の残差が7.0′の好結果を得た。M21067の静止画(5184×3456)は分割する必要がなく、歪曲収差補正後、比較星の残差が3.9′となり良好な位置測定ができた。
最後に魚眼レンズで撮影のM21065(3648×3648)は、超長経路であり私は流星経路を3分割し、それぞれの比較星と取って位置を求めた。この結果は図6に示した。このときの比較星の残差は0.1°だった。先に述べた流星像と恒星が重なっている所が2カ所あったので、図6中に☆印で表示した。結果は出たものの、こんなに長い流星の位置測定したことがなく、この流星位置の測定を司馬康生氏に依頼した。司馬氏は、残差が4′の精度で位置測定を終えた。その位置は図6に載せてあり、軌道計算にはこの流星位置を使った。司馬氏は、いろんな広角レンズの画像を測定し、歪曲収差補正の係数のようなものを決定している。
謝辞
今回の長経路流星のデータ等を提供していただいた岡本貞夫氏、関口孝志氏、青島靖氏、JK1959氏、長田和弘氏、藤原康徳氏、鈴木悟氏に感謝を申しあげる。また、長経路流星の位置測定をしていただいた司馬康生氏に御礼を申しあげる。
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