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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3184 所在地: 大阪府
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日時: Wed Jan 08, 2025 5:45 am 記事の件名: 2024年 Leoに-20magの火球 誤判定 |
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現在、LEOの状況をみています。その中で明らかに誤判定と思われる報告がありました。2024-11-20, 3:31:31JST, -20mag, LEO, (IS2-S)
このような誤判定は、私の撮影の測定処理時でもまれに起こっています。
統計処理をされている方はすでにお気づきとおもいますが、連絡をしておきます。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12982 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Jan 08, 2025 6:44 am 記事の件名: Re: 2024年 Leoに-20magの火球 誤判定 |
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上田昌良 wrote: | 現在、LEOの状況をみています。その中で明らかに誤判定と思われる報告がありました。2024-11-20, 3:31:31JST, -20mag, LEO, (IS2-S)
このような誤判定は、私の撮影の測定処理時でもまれに起こっています。
統計処理をされている方はすでにお気づきとおもいますが、連絡をしておきます。 |
等級の話ですね。様子を見てみました。
以下のようにこの流星は4点同時観測になっていて、3点では-3等から-4等程度なのに対して -20等と測定されているサイトがあるので、全体の平均が-7.9等まで引っ張られているようです。
プロファイルの問題が個別の測定範囲の問題があったのだろうと思います。
たしかに等級については、チェック論理がどこにも入っていないので、取り扱いは要注意と思います。
対処するとすると多点同時なら絶対等級の計算後に等級のsdを計算して、異常と思われる測定を自動除外し、絶対等級を再計算するような処理を入れることになると思います。
UA4の"Check"機能で等級が-5等より明るいものは目視チェックを促す方がより良いかもしれません。
説明: |
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H.Yamakawa
登録日: 2005.11.01 記事: 3696 所在地: 石川県かほく市 IS2 (TK4は停止)
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12982 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Sat Jan 11, 2025 12:02 pm 記事の件名: Re: 2024年 Leoに-20magの火球 誤判定 |
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H.Yamakawa wrote: |
晴れて星がきちんと写っている夜に作った基本となるプロファイルがそのまま使われたことになる。(自分の読んだマニュアルの理解では・・・ |
記憶も定かでなく、やや不安だったので、Tokyo8でrefs=2の例を探して確認してみました。
最新のUA4では 等級調整は比較星が1つでもあれば実行されるようになっており、refs=2でもこちらの例ではほぼ正しく等級調整されていました。
下図では画面上で2つの正しいリンクがあるため、その2つのカタログ等級と画面内明度から最小二乗法でmagH(明度255に対応する等級)が0.085に自動調整されてこれからほぼ正しい等級が算出されています。
当初比較星数が4,5個以下の時には何も調整しないという論理だったのですが、少しでも等級判定誤りを減らすため、現状では比較星が1つ以上あれば調整するように変更をしたと思います。
で、今回の原因の可能性として思いつくのは次の2つです。
1. 自動調整されたが、2つのリンクが恒星以外とリンクしていて正しい明度が測れていない
2. 自動調整されず、プロファイルの値がそのまま使用されたが、それが大きくずれている
これらがなぜ発生したかは、クリップを調査しないと想像できません。その原因を調べれば対処可能かもしれません。
しかしながら、このような誤ったデータの発生を完全に防ぐことは難しいと思います。現状で、それらを自動的に排除する論理は入っていません。
曇りの日のデータを使うは使わないかは用途によって異なると思います
refs数はMCSVにもUO2出力にもに入っているので、それが少ない時はそのデータを不採用にするという処理を必要に応じて実施すべきと思います。
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