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SonotaCo · 最終編集者 SonotaCo [ Sat Nov 12, 2005 4:49 pm ], 編集回数 3 回

連続スペクトルなので、おそらくイリジウムフレアの類だと思うのですが、Orbitronが軌道要素を読み込めなくなっていて、ちょっと正体が判りません。
イリジウムフレアにしては少し時間が短いような気もしますが、静止流星にしてはスペクトルが滑らか過ぎるように思います。

SonotaCo · 日時: Fri Nov 11, 2005 1:38 pm 記事の件名: ETS-7

Orbitronを最新版に更新して、TLEを集めて調べてみました。イリジウムではなさそうです。

当該時刻、付近に見える可能性のある人工衛星は、なんと
1997年に打ち上げられた日本のETS-7 通称おりひめ-ひこぼしが誤差1度以下でマッチしました。
ETS-7 ってこんなにフレアを起こすことがあるのでしょうか。
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ETS-7 は設計寿命を超えた数々の実験の後、2002年6月に故障が見つかり、2002年10月30日に停波され、現在は無制御状態で、数年から10数年後に地球に落下するものと想定されているそうです。
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今回の観測データを書いておくと、
観測地 139.660E 35.654N
方位(北原点) 102°
仰角 58度
フレア時刻 2005/11/11 ０４：４５：０２（ＪＳＴ) 〜約1秒間 -3等
です。

SonotaCo · 日時: Sat Nov 12, 2005 8:01 pm 記事の件名: ETS-7

人工衛星の専門サイト「すりあいBBS」で教えて頂けました。
過去にもアメリカでETS-7のフラッシュが観測されたことがあるそうです。
その時はなんと-10等程度の「驚きべき発光」だったそうです。
http://www.satobs.org/seesat/Aug-2005/0220.html

どうやら、この発光は ETS-7 「おりひめ-ひこぼし」に間違いないようです。
この発光は短時間ですので、SlowObjectMask等がオンの普通の自動観測で、検出可能です。
どの位の頻度で発生するものか興味深いです。
もし、この異常な発光を観測されましたら、是非、ご報告下さい。

SonotaCo · 日時: Sat Nov 19, 2005 7:19 pm 記事の件名: ETS?

JAXAの方に見て頂いた所、やはりETS?で間違いないとのことでした。
光度については、JAXAでは普段電波による観測なので、データがないそうです。
米国での例もあるとおり、今後とも突発的な発光の可能性があると思います。
だんだん地球に近づくと思いますので、興味深い Question

です。

JAXAといえば、20日早朝、ついに「はやぶさ」が小惑星イトカワにタッチダウンです。
ミネルバの放り投げは、ちょっと「え〜〜！　」という感じでしたが、こんどこそ本番です。さて、どうなるでしょうか。歴史的瞬間だと思います。