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UFORadiant V0.01 公開!!->V0.07
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投稿者 メッセージ
SonotaCo
Site Admin


登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Mon Mar 27, 2006 10:25 pm    記事の件名: うーん... 引用付きで返信

色々試しています。
D' だとどうしても速度の影響が強く出すぎる感じなので、
ra-dec-vg での自動クラスタリンクもやってみました。
これだと、移動によって多数の輻射点ができることになるんですが、感じとしてはこれまでの一般的な群に近い結果がでます。ra-dec-vgで自動で作った群を手動で繋いで移動量を出すのが良いのかもしれません。 もう少し試行錯誤してみないと、方向性が見えない状況です。



UR19591127SM.png
 説明:
R=3.0度、vg±40% で自動クラスタリングした結果です。
 ファイルサイズ:  26.5 KB
 閲覧数:  8837 回

UR19591127SM.png


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Thu Mar 30, 2006 9:40 am    記事の件名: 考えがまとまりました。 引用付きで返信

検討した問題点 と 結論は以下です。
(1)R-vg判定は輻射点移動に弱く、D'判定は速度のばらつきに弱く、旧来の輻射点リストに近いリストの自動作成は困難
-->D'に替わる新しい類似軌道判定方法を作る?
-->新しい判定方法には様々な案とその改良が考えられるため、安定した方法の確立が難しい。
-->距離計算は定着している手法を組み合わせて使用するだけに留める

(2)旧来の1つの群が速度によって複数の群に分かれることは避けられない
-->これは当然なので、旧来の群との対応を明らかにするツールを提供する
-->自動作成した群と旧来の群とのクロスリファレンスを自動作成する機能を追加する。

(3)自動作成する群に適当な短いコードをつけたい
-->全天、全速度、全期間に対応可能でわかりやすい SonotaCo Stream Code を発明する

で、作ってみました。クラスタリング条件としては、D',sol,R,Vg差の条件を併用可能しました。
条件設定により様々な結果がでます。
一例を以下に示します。
この例は、 D'<0.06 sol±15度 R<10度 Vg差<100% で最低5個をクラスタリング条件とするものです。
(条件はすべて and なので、殆どD'だけの判定です)
結果、約15000個の軌道から110個の群ができました。
それらの群と旧来の群とのクロスリファレンスも出してみました。
この例では、D'の条件が厳しいので、従来より小さい群を沢山作る結果となりました。

クロスリファレンスとは、特定のリスト内の各群に分類されている軌道が別のリストのどの群に分類されているかを数えるものです。

これらの機能を加えた V0.05を今日明日に公開したいと思っています。



UR20050103SM.png
 説明:
D'<0.06での自動クラスタング結果、全軌道の1/3弱が群流星と見なされました。
 ファイルサイズ:  27.74 KB
 閲覧数:  8815 回

UR20050103SM.png



cr0.png
 説明:
クロスリファレンスの一部
W_qbbgという新群は951軌道あり、その中の945個はS_Gemに分類されていたと読みます。
 ファイルサイズ:  13.96 KB
 閲覧数:  8815 回

cr0.png



cr1.png
 説明:
逆向きのクロスリファレンス
旧来のS_Gemという群は1227軌道あったが、その中の945個はw_qbbg, 93個はq_qbbe....に分類されたと読みます。
 ファイルサイズ:  16.11 KB
 閲覧数:  8815 回

cr1.png


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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Thu Mar 30, 2006 1:18 pm    記事の件名: UFORadiant V0.05公開 引用付きで返信

以下の機能を追加したV0.05を公開しました。 これでほぼやりたかったことは出来上がったように思います。 お楽しみください。

自動クラスタリング機能を追加した。
新規作成時のDSIDと軌道ファイルの指定は必要時にダイアログを出して毎回選択することとした。
特定のリストに含まれる群に分類されている軌道が、他のリストのどの群に分類されているかを示す Cross stream list 機能を新設した。
Oribtページの表に各軌道のStream Codeを示すsc列を追加した。
SkyMapに黄道、反太陽点表示オプション(ap)を追加し、オプションと表示との関係を一部変更した。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Sat Apr 01, 2006 10:59 am    記事の件名: 誤差について 引用付きで返信

前田です。
どんどん開発が進んで、ついていけないところもあるので、レスします。
まだUFOR0.2も使いこなせていない状況です。
UFORadiantは将来UFOAnalyzerが高精度化した時にも使えるものを目指すと
先の利用者ミーティングで話されていたように思います。
現在のUFORのクラスタリングや、クラスタリング結果を従来の群と関連づける
時に各流星の軌道の誤差との関係はどうなっているのですか。
現在のデータベースには写真、ビデオ、IIなどの様々な精度の
流星データが混ざっていると思いますが、高精度のものについては
それなりに重みを付けないともったいないと思います。

何か分かりにくくなったので、別の書き方をします。
各流星の観測値の誤差
    ↓
それらをまとめたクラスター(または群)の値の誤差
の間で、誤差の受け渡しはどうなっていますか?
現実の誤差の大きさに対して、それより細かいD判定等の
分類は意味がないので、たくさん出てきたクラスターの各要素の
誤差を表示したらよいと思います。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Sat Apr 01, 2006 5:19 pm    記事の件名: Re: 誤差について 引用付きで返信

前田 wrote:
前田です。
どんどん開発が進んで、ついていけないところもあるので、レスします。
まだUFOR0.2も使いこなせていない状況です。
UFORadiantは将来UFOAnalyzerが高精度化した時にも使えるものを目指すと
先の利用者ミーティングで話されていたように思います。
現在のUFORのクラスタリングや、クラスタリング結果を従来の群と関連づける
時に各流星の軌道の誤差との関係はどうなっているのですか。
現在のデータベースには写真、ビデオ、IIなどの様々な精度の
流星データが混ざっていると思いますが、高精度のものについては
それなりに重みを付けないともったいないと思います。

何か分かりにくくなったので、別の書き方をします。
各流星の観測値の誤差
    ↓
それらをまとめたクラスター(または群)の値の誤差
の間で、誤差の受け渡しはどうなっていますか?
現実の誤差の大きさに対して、それより細かいD判定等の
分類は意味がないので、たくさん出てきたクラスターの各要素の
誤差を表示したらよいと思います。


現状では、平均軌道を求めて、群の代表軌道とする際にのみ、誤差も平均して受け渡しています。
(代表軌道も個々の観測軌道と同じ形式で扱われています。自動クラスタリングでは代表に選ばれた軌道が誤差もろともそのまま使われます。)
計算はされているものの、この情報を使う自動処理はまだありません。

あと、精度の悪いものを使わないように指定する use フラグというものがあります。
精度の悪いもののuseフラグを手動で落として処理すれば精度の良い群を作ることができます。
将来的に各種の誤差に範囲を設定して、useフラグを自動でつけることは想定していて、データが集まったら実験したく思っています。

これとは別に平均を採る時の「重み」というのは既にあり、各軌道データに設定可能ですが、
現状ではインポートした時にすべて 1としていて、これをn個平均した軌道の重みは 平均された軌道の重みの和になっています。
これを使うことも考えられないことはないのですが、どうやったら有効なものができるか見当がつかず、物凄く複雑になりそうなので、
当面は上記useフラグで色々試して現実問題として問題点を把握した上で可能なら着手したく思っています。

あと、群には 輻射点の広がり、速度のばらつき、D'閾値という情報が格納可能です。
この計算方法はまだ定めていません。現状では手動でダイアログで設定されたものが付いてしまいます。、

全体として、元々の輻射点の広がりなどと、観測誤差との関係をどう考えるかいう点が問題なのかと思いますが、
まだあまり深くかんがえてません。

あと、UFORadiantの4月はよほどのことが無い限り改版しないつもりです。
古い版はハングしたりすることも多いので、できるだけ最新版V0.05をお使いください。
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前田



登録日: 2004.09.01
記事: 2759
所在地: Miyazai JAPAN (E131.4, N31.8)

記事日時: Fri Apr 28, 2006 1:28 am    記事の件名: エラーメッセージ 引用付きで返信

前田です。
UFORadiant005を解凍して立ち上げようとしたのですが、
Cannot allocate UTABLE
というメッセージが出て立ち上がりません。
原因分かりますか。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Apr 28, 2006 9:55 am    記事の件名: Re: エラーメッセージ 引用付きで返信

前田 wrote:
前田です。
UFORadiant005を解凍して立ち上げようとしたのですが、
Cannot allocate UTABLE
というメッセージが出て立ち上がりません。
原因分かりますか。

すみません。症状確認しました。空のデータベースの時に出るようになっていたようです。
このトピックの最初の方にあるUFOR_MDBS0.zipかUFOR_MDBALL.zipのどちらかを解等してMDBディレクトリに上書きすれば動きます。
プログラムも改版したいのですが、開発環境を新マシンに移行中で、即座にできません。数日内には修正版を出したいと思います。
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri Apr 28, 2006 12:36 pm    記事の件名: UFORadiant V0.06 引用付きで返信

MDBが空だと起動できない問題に対処した V0.06 を公開しました。
V0.06 から実行時のライブラリを最新版に変更しています。WindowsXp上では問題ないと思いますが、dllがロードできない等の問題が発生した場合にはお知らせください。
ダウンロードは以下からどうぞ
http://sonotaco.com/soft/index.html#ufor
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SonotaCo
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登録日: 2004.08.07
記事: 12669
所在地: 139.67E 35.65N

記事日時: Fri May 26, 2006 3:42 pm    記事の件名: 塩井氏の流星群カタログデータ 引用付きで返信

塩井宏幸氏が作成した流星群カタログデータを頂きましたので、
UFORadiantのインポート形式に変換したものを掲載します。
変換については同梱のreadme.txtを参照して下さい。

塩井宏幸氏は148個の流星群をカタログ化しておられ、
各群について10個程度の日付範囲の異なるデータを求められています。
ULE_SHIOI_PEAK.csv は148個の代表データです。
ULE_SHIOI_ALL.csv は日付範囲別の全データ各々を群形式データとした1398個のデータです。
(移動量が直線的でないものが多いため、各日付範囲を1つの群とし、添え字で区別することとしました)

UFORadiantに読み込む場合は、
ULE_SHIOI_ALL.csv -> (public stream source) DSID 31, 'b'
ULE_SHIOI_PEAK.csv -> (public stream source) DSID 32, 'B'
とすることを推奨します。
--------
尚、UFORadiantはマイクロソフトの再配布ライブラリの一部と同梱して V0.07 としました。V0.06が動作しない方はこちらをお試しください。



URSpeak.png
 説明:
ULE_SHIOI_PEAKの様子
 ファイルサイズ:  27.06 KB
 閲覧数:  8551 回

URSpeak.png



URSall1214.png
 説明:
ULE_SHIOI_ALL の12/14日付近の様子
 ファイルサイズ:  16.2 KB
 閲覧数:  8551 回

URSall1214.png



ULE_SHIOI.lzh
 説明:
UFORadiantインポート用データ

ダウンロード
 ファイル名:  ULE_SHIOI.lzh
 ファイルサイズ:  62.8 KB
 ダウンロード回数:  493 回

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