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上田昌良
登録日: 2005.02.07 記事: 3088 所在地: 大阪府
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日時: Sat Mar 25, 2006 12:59 pm 記事の件名: 隕石落下の特異日に火球パトロールを |
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4月6日と7日は、過去に
1959年4月7日プリブラム隕石
2002年4月6日イノシュバンシュタイン隕石
と撮影された火球から隕石が見つけられました。
これらの火球は、ほぼ同じ軌道で地球に突入してきて、
隕石となったものです。輻射点は次の位置です。
イノシュバン シュタイン隕石
αG 192.33°
δG +19.54 °
VG 17.51km/s
プリブラム 隕石
αG 192.338°
δG+ 17.467°
VG17.431km/s
この日に大火球が写りましたら、SonotaCo Netに公表してください。
場合によっては、SonotaCo隕石捜索隊を発足させるかも?
これらの火球・隕石は次の論文に載っています。
・ 2002 ACM Meeting "THE ATMOSPHERIC TRAJECTORY AND HELIOCENTRIC
ORBIT OF THE NEUSCHWANSTEIN METEORITE FALL ON APRIL 6,
2002 P.Spurny ,,
・NATURE, Vol 423, 8 May 2003 PP.151-153
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Mon Apr 03, 2006 8:42 am 記事の件名: 火球群 |
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UFORadiantで火球群の様子を調べてみました。
IAU,MSS-WGをあわせて D' < 0.1 で調べると20個以上でるのすが、集中がよくあません。
SonotaCo Networkの観測データに絞ると D'判定では以下の3つが類似と判定されましたが、これも集中しておらず、Ra-decだと全然ヒットしません。こんな感じだと単独分析では検出が難しいかもしれません。
図の20060321_010546 は Ishikawa_1 と Tokyo1_S6 の同時流星で1等程度
20060321_231457 はこれも Ishikawa_1と Tokyo1_S9との同時流星で 1等程度でした。
UFORadiantだと即日というわけにはいかないですが、また出現に気がついたら報告します。
このような処理をUFORadinatでやるには新群の手動入力が必要で、結構ノウハウがあります。一度何かの折にデモをやったほうが良いかもしれませんね。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Mon Apr 10, 2006 10:47 pm 記事の件名: 遅くなりましたが、3月31/01から4月9/10までで |
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やっと隕石群が終わったようです。今年は、あまり観測されていません。私は、1個でしたが、SonotaCo氏と増澤氏の間でこの群と思われるものが2個ありましたので報告します。輻射点が5度近く離れているのですが、どうでしょうか。軌道は似ています。
SonotaCoさん。この2つも前の図に入れていただけるとよく分かると思うのですが。お願いできますか。まだ、UFORの使い方がマスターできないので。よろしくお願いします。
ところで、今までの軌道リストやカタログを見ていて気づいたことなのですが、この時期には、隕石群と同じ輻射点で速度も似たものとして、αうしかい群−Bと仮称αかみのけ群があります。どうやら同一群の可能性もありそうです。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Apr 11, 2006 8:28 am 記事の件名: Re: 遅くなりましたが、3月31/01から4月9/10までで |
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ts007 wrote: | SonotaCoさん。この2つも前の図に入れていただけるとよく分かると思うのですが。お願いできますか。 |
やってみました。
4月4日の流星はかなり近いですね。
3/31の方は火球群に対して D'=0.13 となって自動選択されませんでした。(D' はやはり速度の差に敏感です)
火球群から D' が小さい順に並べたものを2番目の図に示します。
IMO準拠の群では sCo, aBo が D' 0.1程度でマッチします。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Apr 11, 2006 10:08 pm 記事の件名: やはりそうですか。 |
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早々、解析ありがとうございました。4月4日の流星は、まず、間違えないようです。あまり等級は、あかるくありませんが、同一群ですね。この時期には、似たような軌道が多いですが、これらは、複合群の可能性もありそうですね。速度の誤差は低速でも結構軌道に影響が出ますね。でも、これは、速度誤差もあるでしょうが輻射点の広がりの大きさと速度からして、この程度の広がりは当然と考えます。元の彗星軌道との比較で複合群かどうか検討したいところです。どなたか検証していただけるでしょうか。
軌道リストをみていて、同じ時間なのに同じ軌道が1〜3つもあるのは、可能な計算結果がでているので全てを取り入れているからですよね。この辺のより精度の良い軌道を選択する機能もあるのでしょうか。軌道でこの軌道を削除しますかでは、データベースの方の軌道は削除されてしまわないですよね。心配なので削除は選択していないのですが。別のスレッドに書いた方がよいかもしれませんが。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Tue Apr 11, 2006 10:56 pm 記事の件名: Re: やはりそうですか。 |
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ts007 wrote: | 軌道リストをみていて、同じ時間なのに同じ軌道が1〜3つもあるのは、可能な計算結果がでているので全てを取り入れているからですよね。この辺のより精度の良い軌道を選択する機能もあるのでしょうか。 |
ええと、選択する機能はUFORadiantには今の所ありません。
UFOOrbitにはあって、通常同時刻のものは1つしかU*.csvi出力されないのですが、今は各種ケースで実際の数値を見て選択手法考えるために、UFOOrbitでAll ON を指定してからSave U.csvをしている関係で全部出ています(最近のUFOOribtの改版で選ばれるいるものを出力するつまり全部か一部かどちらでも選べるように変更しました)これは今のUFOOrbit の選択ロジックが、他の類似軌道と比較することによって必ずしも適切でない場合がわかるかもしれないと思ってのことです。
データはなくしてしまうとそれまでなので、将来的には、UFORadiantに全部渡した上で何か良い選択ロジックで絞込んだ方がよいかどうか迷っています。あくまで過渡的な実験中と理解して下さると嬉しいです。現状のバージョンで平均値を使う場合にはUFOOrbit側で絞り込んだもの(All ONを押さずに出力したもの)をインポートする必要があります。
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ts007
登録日: 2004.08.09 記事: 5069 所在地: 埼玉県川越市
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日時: Tue Apr 11, 2006 11:12 pm 記事の件名: 現状では、問題ないと思います。 |
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分かりました。現状では、データとして残っている方が選択できる要素があるわけですから改訂を希望はしていません。ただ、今後選択するときに、元データが消えずに別ファイル名で保存されるでしょうから、元データは残ると考えよいのですね。
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SonotaCo Site Admin
登録日: 2004.08.07 記事: 12669 所在地: 139.67E 35.65N
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日時: Wed Apr 12, 2006 9:11 am 記事の件名: あ、そうです |
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すこし、説明が足りませんでした。
UFORadiantでは明示的に削除しない限りデータは消えません。
同時刻の複数の計算結果から自動的に1つを選ぶ機能はまだありませんが、
手動で選ぶ機能はあります。
手動でuseフラグをオフにすれば、それは使われなくなりますが、データは残り、また元に戻せます。
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